masaさんの映画レビュー・感想・評価

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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.7

予備知識ゼロで観て下さい!

とは言えちょっとした予備知識ぐらいは軽く超えてきます。

え、もしかして…からの、うわーマジかーやられたー!!感が爽快極まりない。

でもタイトルだけはイマイチダサいんだ
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.3

色々リアルで汚いのに綺麗な映画。
LAの日陰の部分なのに、すごく魅力的な街に映る。
まあ日本がこうなったら終わりだけど。

あまり笑える要素はなかったかな。
アルメニア人のおっさん頑張ってほしい。

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

見応えのある心理ホラー。

終盤に大きく動くところ(話の畳み方)は好みが分かれるところかも。

そこに行き着くまでの主人公=観客の心理的な揺さぶり方が素晴らしい。

もうずっと息苦しい。

善人であろ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

すごく美しい映画。

映像も音楽もストーリーもメッセージも。

大袈裟な演出に頼ることなく、しかし、ヒリヒリとした緊張感や未知との遭遇のワクワク感、最後には驚きと静かな感動が胸に迫る。

原題(arr
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

広島や長崎の資料館を一度でも訪れたことがあるかどうかで受け止め方が大きく変わる映画だと思う。
歴史は変わらないと分かっていながら、原爆が完成した時の圧倒的な絶望感。資料館で見て聞いて感じた全てがフラッ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.2

旧作好きには懐かし要素とその延長での感動要素は良かった。
ストレンジャーシングス味が強め。

逆に旧作ファンじゃない人は楽しめたのかな?
エンタメ作品としてはテンポや見せ方(画面の作り方とか)がちょっ
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

思ってた映画と全く違った。
なのに本当に良かった。掘り出し物。

比喩が適切かわからないけどリーアムニーソン期待して観たらホアキンフェニックスだったような。
ハードSF期待して観た「ガタカ」のような。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

アカデミー賞のおかげでIMAXで観られた。絶対に劇場でみるべき映画。ありがとう。

演出も脚本も演技も映像もここまでド直球なのにも関わらず、最初から最後まで惹き込むのは本当に作品に力があるんだなと感じ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

続編に向けて期待度高まる1作目。

観てる間は特殊な用語や設定をなんとなくしか理解しきれないので、ちょっともやもやしながら進んでしまうが、映像の迫力となんとも言えない不穏な雰囲気で最後まで引っ張ってい
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.3

それなりに楽しめたが期待ほどではなかった。
アイデア先行で脚本も演出ももう少し頑張って欲しかったところ。
ダークウェブの世界を可視化して見せる方法は斬新で面白かった。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.2

前半最高からの後半大失速…

モキュメンタリー、好みじゃないけど、前半は田舎のリアルな生活感やじわじわくる不穏な空気感とか本当に雰囲気があって素晴らしい。本当のノンフィクションを見ている感じ。
この感
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

素直に面白い。
アイデア一発勝負で終わらず色んな工夫を重ねて物語に引き込む作り方が素晴らしい。
それをコンパクトに100分に収めたところもポイント。

PCの画面越しだったりなんならチャットの文字面だ
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.8

レザボアドッグス初めて観た時の衝撃を思い出した。
それまで日曜洋画劇場でやるような娯楽作中心に観てきた自分に映画ってこんなんでもいいんだって言う驚きを与えてくれた。

このドキュメンタリーがタランティ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

ディストピアSFのあるあるが詰め込まれた映画。
理屈やツッコミは置いておいて、マンガ的世界観を素直に楽しむのが正解。

列車とは反対に映画としての疾走感には欠けるけど、豪華な俳優陣と趣向が凝らされた各
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.9

胸が熱くなるドキュメンタリー。

史上最強のドリームチーム。
ライオネルリッチーほんとよく頑張った。
裏方さん達の活躍も見られて感動。

トップオブトップのアーティストでも、これだけのメンバーに囲まれ
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パージ(2013年製作の映画)

2.9

設定は面白いけど映画としては普通。

パージって制度はもちろんクソだけど、でも現実のアメリカはパージで殺される以上の人が日常的に殺されてるよねって言う強烈な皮肉が全ての映画。

「例えば2021年の殺
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

面白かった〜
映画の面白さがギュッと詰まった傑作。

始まりからしてこれは面白そうだとテンションがあがる。
それを裏切らないストーリー、演出、演技。

ただではやられない強い女性達のバッチバチの激しい
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.3

曲も歌も素晴らしく、映像も美しい。

白人に差別されていながら自分達でも女性を差別している。
ヘイトの連鎖と言う意味では今の世界でもまさに現在進行中。
人間は歴史に学ばない愚かな生き物なのか。
それを
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.7

全てが信じがたい。

人間がこんな事を成し遂げられるなんて。

ドキュメンタリーの凄みをまざまざと突きつけられる傑作。

バービー(2023年製作の映画)

3.0

バービーをネタにこのテーマを撮るっていうアイデアはすごい。
でもとにかく退屈なのでアイデアに作品が追いつかなかった感じ。

もっとコメディに全力で振り切りつつも皮肉を込めるとか(笑わせようとしてるシー
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.2

ステイサムが悪者も怪物もまとめてぶちのめすだけの映画。
それを期待していたのはそうなんだけど、アクションとコメディの要素が強めなので、もう少し怖さの要素がないと単調に感じてしまう。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.2

まあ恋愛にはそんな事もあるよね、と言う感じ。

トムにとって一生に一度の最高の恋と言うわけでもなさそうだし、たくさんする恋のうちのひとつ。少しほろ苦い思い出。

なので、観る方の思い入れもその程度。軽
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96時間(2008年製作の映画)

3.6

娘溺愛、過保護な最強オヤジのブチ切れ大暴走。
ピンチらしいピンチないしピンチになっても安心して見ていられるくらい最強。
なのに面白いのは、思い切って振り切ったとことコンパクトな上映時間と、やっぱりリー
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市子(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks試写会にて

市子が背負ってきたものが重過ぎて、見終わったあと気持ちがとことん重くなった。

アフタートークで司会の方から「お楽しみいただけましたか?」と聞かれた時も「楽しい」と言う言
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

甥と伯父、妹と兄、それぞれの関係を通して、人は自分のことさえちゃんと理解できていないのに他人にことなどなおさら、それを理解出来ているかのように振る舞う不遜さとそれでも理解しようと努力することの大切さを>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

前評判いまいちでネガティブな情報多かった気がするけど全然!いい意味で裏切られた。

肩肘張らない純粋な娯楽作品、ザ・ヒーロー映画と言う感じでとても楽しめた。
カッコいいところ、笑えるところ、しんみりす
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

デヴィッドフィンチャーだから期待し過ぎてしまったかも。

映像や雰囲気は最高。
俳優陣もティルダ様は別格として、弁護士の秘書のおばさんがいい演技でお気に入り。

ただそもそもこの映画、真面目なんだか生
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.0

温かい。
100年にわたって世界中の人たちに夢と感動を届けてきた事実がもう圧倒的にすごい。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

黒人奴隷が虐げられる映画を観るたびにジャンゴに助けに来て欲しいと思ってしまう。

このネタは意外に色んな映画でやられているけど、スマホの着信音のシーンまでそれに気づかせないのは素直にすごかった。

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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

ロアルドダールってもっと皮肉が効いてる作家なイメージだけど(『あなたに似た人』は最高に面白いお気に入りの1冊)、本作は意外に素直なストーリー。

ウェスアンダーソン節炸裂も、あまりに台詞速すぎて、一生
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

アフター6ジャンクション2日本最速試写会。

3時間半ずっと鈍い緊張感を強いられながら映画の世界に引き込まれるので、買ったポップコーンにほとんど手をつけられなかった。
それほど力のある映画。
とは言え
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

設定とかストーリーの説得力?リアリティ?何ソレ?と全面的に開き直って、ただ観せたいものを作っている感じが最高。

敵のリーダーの日本人?の怪しい日本語もまいっかって思っちゃう。

好きなシーンは3人で
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屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.2

楽しめはするけど、ものすごくベタなのでわざわざ観るまでもないと言うか。
最後の方ではちょっとウルっときたけど。

もう少し短くまとめて勢いよくいった方がよかったかと。

ソーシャルメディアの功罪の罪の
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.4

バカバカしくって最高。

前半にくだらないギャグをバンバン放り込んできてたのに後半はやや抑え気味に。
後半も同じペースでぶっこんで欲しかった。

O.J.が出るシーンは全部キレキレで声出して笑った。
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.4

ドラマのファンだったのでまた入間みちおと坂間さんを観られて嬉しかった。

正直、ストーリー、スケール的には2時間ドラマでよいかもとは思ったけど、キャストが豪華なのは映画ならでは。

目新しさはないもの
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.4

ふと第一作目だけ観てないことに気づき鑑賞。

やっぱりしょーもなくって最高!

この間現実の戴冠式を観たばかりなので、あれをこうもおちょくってしまうとは勇気あるなあ。

マルコビッチ、フランス語訛りう
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