masaakibさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

3.8

荒唐無稽なフィクションなら、言いにくいことも言えますか。
「誰もが幸せになる方法なんてあるわけないじゃない。バカじゃないの。」
やはり、原作のほうがのめり込めますか。

はるねこ(2016年製作の映画)

3.8

随分と自由な構成の映画でした、がっしゃんどん。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

3.9

製作年が近いので、演出のスタイルは『攻殻機動隊』に近い。脂の乗った押井ワールドを堪能。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

20年ぶりくらいの再見で、35mmでの鑑賞は初公開時以来。さすがフィルムセンター。
どんな話かよく覚えていないので、初見のような感覚で鑑賞。
典型的な、見本のような80年代のアニメ絵で、同年の『風の谷
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.1

地雷は、どこかに埋まっているだけで、襲ってくるようなものではない、という状況をどう考えるか。フラグが立ったときは爆発せず、予期せぬところで爆発する、というのは地雷の特徴を顕示しているのかどうか。。。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

いい絵でした。
周囲から咽び泣きが聞こえてくるので、大きなスクリーンでたくさんの観客と一緒に観るほどに感動が深まるかもしれませぬ。
マイマイ新子を初公開時に見逃がした憾みがあり、ひとまず片渕監督の新作
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

3.8

絵を描く、絵画が生まれてくるということは、待つこと、忍耐力をもつこと、ということですか。

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

4.1

ヒッチコックにも肌にハリのある若かりし頃があったんだなと。
映画が撮りたくなる映画でした。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

ミルフィーユのように、同じ層の積み重ねがきれいな一品となるような作品でした。

風に濡れた女(2016年製作の映画)

3.2

『月光の囁き』や『ギプス』のようなテイストを期待してしまった、が...。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.1

意外とおもしろかった、エピソード7よりも。
ドニー・イェンには、もっと盛大に座頭市やってもらってもよかったか、な。

若者のすべて(1960年製作の映画)

4.4

とても格調高いボクシング映画、というべきですか。

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.4

ちょっと編集しすぎな気がしますが、蒼井優さんのダルそうな演技はよかったです。

JACO(2015年製作の映画)

3.8

洋楽を聴き始めた頃、ジャコ・パストリアスはまだ存命だったけど、子供だったからこんな渋い音にはリーチできるわけもなく、今になって初めてその存在を知った。
今となっては、楽曲の良さは認識できるけれど、自分
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灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

3.8

こんな映画が作られるようになったことが感慨深い。
人の感情の集団的な高まりについては、質的な差異はないのだろうけど、否定的な感情の高まりについては、人間の精神的な進化について考えさせられる。大人になる
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母の残像(2015年製作の映画)

3.5

人間に対する深い洞察と、母の死という大事件を背景に、さりげなく物語を展開させる、と見るべきか。。。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

4.5

人の心に巣食う、安らぎは、何によって得られるか。

ネクター(2014年製作の映画)

3.6

サイレント映画の手法を再解釈しているような。

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.5

『ウォールフラワー』や『パロアルト・ストーリー』のほうが性に合ってる、とは思える人にとっては、こちらのほうが社会勉強になるかも。

五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

4.5

『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』のような作品を期待した観客に、映画鑑賞の新しい地平を拓くか、トラウマになるか。
『ゴモラ』の監督作品とは思えないほど、作り込まれた映像だった。

RWBY Volume3(2015年製作の映画)

3.8

アニメーションはポリゴンちっくながら、作り手のセンスが思い描く世界観がよく伝わってくる。ストーリーもそれなりによくできていて、アメリカ映画ながら、非の打ち所がないハッピーエンドで終わっていないのがおも>>続きを読む

ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.8

噛み合わない深い思いの関係性がとても丁寧に描かれるが、衝動へと繋がる思いの根拠にはあまり深く踏みこまないようでもあり、その対比に物足りなさが感じられつつも、深入りするのは不粋なのかどうか。あるいは原作>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

IMAX 3Dで観ることを想定しているなら、画面全体が鮮明な映像だとよかった。「ホビット」の3作目は画面全体がかなり鮮明だったような。。。

眠り姫(2007年製作の映画)

3.1

被写体のずらし方はブレッソンよりも極端だった。。。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

3.8

ガンダムUCと見比べて、シャアのキャラクター造形について考える。

ティクン〜世界の修復(2015年製作の映画)

4.0

モノクロとはいえ、乾燥した気候感がない、珍しいイスラエル映画。
奇跡をめぐる功罪について、超自然的な気配をあまり感じさせずに俗っぽく描いた演出がうまい。

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.5

断片的なストーリーと、それらをゆるく繋ぐストーリー。
ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤン作品を観るのはつらい。

大樹は風を招く(2016年製作の映画)

3.5

これも、ジョニー・トー監督の一側面、と考えるべきか。。。

恋物語(2015年製作の映画)

4.8

かわいい映画だった。最後は涙がでてきた。

オリーブの山(2015年製作の映画)

4.5

刷り込まれたあるべき日常と、そこから少しずつ外れていく衝動が、抑えの効いた丁寧な演出で描かれる。

ザーヤンデルードの夜(2016年製作の映画)

3.8

元々、1990年に100分の作品として作られ、イラン当局により63分にカットされ、さらにネガも没収された作品。63分のネガが救出され、ヴェネチア映画祭で上映されたもの。検閲により、音声がない部分もあっ>>続きを読む

よみがえりの樹(2016年製作の映画)

3.8

東京フィルメックスで出会う中国映画にしては、珍しくシュールな映画でした。監督が意識していたのかどうか、そのはかとなく笑える要素の散見にセンスを感じる。