光光太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

サディスト(1963年製作の映画)

3.0

現実の連続殺人事件を基にしたサイコパス・スリラー。逃げ場の無い場所で一般人がサイコパスに脅され、支配されてしまう…タイトルクレジットでも強調されていたが、犯人を演じる役者さんの目力の迫力が凄くて観客も>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

すみません、舐めてました。今年1位級に素晴らしかった。ど真ん中直球の、信じたいと思わせてくれるロマンティック・コメディだった。今のディズニー・ピクサーからこういうのが出てくるとは思わなかった。特殊能力>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

風立ちぬから10年。その間に様々なアニメーション映画があった。俺はそっちの方を応援したいし、好きだと思う。

スタジオジブリによる宮崎駿の生前葬(喪主は宮崎駿)に参列する気持ちで臨めば最高の映画だと思
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

5.0

超絶大傑作。完璧な時間がずっと続く。森七菜のアイドル映画としても5兆点。漫画原作でアニメもあるらしいが、実写ならではの魅力溢れる素晴らしい映画になっていた。これをオッサン1人で観て最高!と言ってる事が>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.8

滅茶苦茶面白い。いや、面白いよね?1960年代前半のひたすら前向きな昭和感、大正と昭和初期の趣が残る横浜の建築、レトロで明るくノリのいい音楽。全部好き。毒っ気がないぶん、落ち込んだ時に観やすいのもいい>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

当時のジブリ若手スタッフが作り上げた、とんでもない傑作だった。90年代前半の青春と、それを振り返る少し大人になった自分。あらゆる物事が深刻になりすぎず、かといって軽く流される事はなく、等身大で考えて受>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.5

面白かった。スペクタクルでも鋭い視線でも無いが、マーニーと同じく2人の関係性が静かに心に染みてくる。拘り抜かれた美術設計による借り暮らしを観ているだけでも楽しい。志田未来、声が凛々しくて爽やかでカッコ>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

孤独なヒーローだったスパイダーマンが世界を超えて集まり社会を作った結果「スパイダーマン」の枠に当てはまらない者を排斥するようになったのは結構攻めた話だった。

更に言えば、まだカノンイベントを迎えてい
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新・片腕必殺剣(1971年製作の映画)

4.0

ひたすら耐える前半、男と男の美しい友情に見惚れる中盤、怒りを爆発させて敵陣へ乗り込む終盤と明確な三部構成のもとで中弛みせずテンポ良く進むのでとても見易い。ラストの殴り込みは過去2作を大きく越える無双っ>>続きを読む

アッシャー家の惨劇(1960年製作の映画)

3.5

ゴシックホラーの上品さから一転する終盤が見事。これガビガビの画質だからこそ恐ろしさが倍増してると思うな。

原始獣レプティリカス(1961年製作の映画)

3.3

怪獣よりもデンマーク軍のマジモン装備の数々の方がド迫力。怪獣パニックものとしては非常にオーソドックスなので「観てもわからない」映画ではない。

エルマー・ガントリー/魅せられた男(1960年製作の映画)

3.8

1920年代の話だが、2020年代でも全く同じことがリアルでもインターネットでも起こってる。なんならより悪化してる。