Yokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Yoko

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良作で壮大で重厚感たっぷりだけど、地味だ!ホドロフスキー未完版の絵コンテを見た直後ということもあるが、美術面でも衝撃はそんななかった。

これちゃんと終わらせるんですよね……??企画頓挫しないことを切
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.7

ヴィルヌーブ版DUNEを観る前に不遇の運命を辿ったホドロフスキー版を省みる。

破茶滅茶に面白いドキュメンタリー!ホーリーマウンテン製作後のノリに乗ってるホドロフスキーが夢想したDUNE。
美術や音楽
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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討論自体はYouTubeに上がっているのを既に見ていて、三島由紀夫のユーモアある話ぶりに凄さを感じていた。寂聴さんも言ってますが、凛とした眼光がもはや素敵でもある。
そんなことを改めて感じるとともに、
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

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「食べる」と「生きる」の関係の強さを凄く感じた。
腹が減るってとっても幸せなことだなぁ。

悪女の季節(1958年製作の映画)

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名コメディ!
まさに立板に水が流れるような岡田茉莉子の口上が素晴らしすぎる!
時代的にカミナリ族?のカップルがバイク事故で亡くなって、仲間たちがハレルヤを合唱するというツッコミどころ満載のシーンなど、
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牝犬(1951年製作の映画)

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志村喬の悲壮感ぶりを味わう映画。全体的に冗長なところが勿体ない。

暗黒街の対決(1960年製作の映画)

4.9

目まぐるしくスピーディで分かりやすい、脚本が完璧かつ圧倒的に面白い!
文句なし傑作です!
三船高速往復ビンタに笑え!笑

オールド(2021年製作の映画)

4.6

海岸から是が非でも脱出しようとする者に比べ、時の流れに身をまかせた者たちがとても幸せそうに見えた。
「老い」を受け入れることはなかなか認めたくないものだけども、老いることで見出すものもまたあるのだとい
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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ポスト大上となった日岡がどんなとんでもないことをやるかと思ったがところがどっこい鈴木亮平が怖すぎる……目つきの悪さとこめかみの異様な刈り上げが最高!
観客に対して一才妥協なし広島の方言の台詞回しや、あ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

いなくなってしまった人に会いたいという、あまりにも率直な気持ちの吐露が、こんなにも深い感慨を伴って胸を打ったのは初めてだった。
こういうことを言ってもいい、というより言わなくちゃいけないんだって、言い
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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旧スースクよりは楽しめたけどうーむ……。ガン監督をもってしてもやっぱりDCはDCである。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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『ジェイコブス・ラダー』のような、精神・心理描写としてのホラーというのは斬新で中々見ごたえがあった。『学校の怪談』も彷彿とした。

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

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おちゃらけた表情のモノクロエミリーブラント確かに最高じゃないですか!
麻酔矢喰らった時の3人の顔芸もお見事でした。

サスペリア(1977年製作の映画)

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文芸坐のboidsound映画祭にて。
この音アカン…想像以上に怖かったよ!冒頭の空港からもう圧巻の一言でございます。
怪しきアートフィルムが極まっておりました。
ジェシカハーパーの顔も怖いけど、アリ
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

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どっパナから音の使い方は相当キテて男どもの熱量も汚くて暑くるしいんだけど、結構飽きてきちゃったよ

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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うぉ〜こうなりゃ全員地獄行きじゃ〜!!
……と言いつつも、束の間の恋の時間はそれはそれで真実だったと、出来ればそう思いたい!!!

ライトハウス(2019年製作の映画)

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霧笛が鳴らす異音の魔界感がとにかく素晴らしかった。
閉塞感というか圧迫感が強烈で疲労困憊……。
舞台が刑務所というか監獄のようで、閉塞感はその印象からくるのかな。

ソナチネ(1993年製作の映画)

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喧噪とは無縁の、束の間の沖縄での休息。
残酷だけども無邪気な遊び。とても素敵だった。
『HANA-BI』よりもこっちの方が大好き。

コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

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裕也の台詞がたどたどしくてまんまで面白い。
そして原田芳雄は最高に渋いんですわ。

カリガリ博士(1920年製作の映画)

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美術面が奇天烈で素晴らしい!まさに悪夢の時に見るような光景や建物ばかりである。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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Wi-FiとBluetoothを探すゾンビの生前の人生悲しすぎるやろ…

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.9

セットが魅せる幻想的空間と男女のもつれの構図がたまらなく凄いのですが、「気をつけろ……」と忠告されつつも目と目が通じ合う初逢瀬の上品かつ妖しげな雰囲気でもう惹かれました。いやはや……。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

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赤や緑の色が与える印象が恐怖の演出として異常に巧く、そこが1番怖かったまである。
サラポールソンはもう産めない体だったのだろうか……?

カンウォンドの恋(1998年製作の映画)

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旅行先で相手への不満を言い合うって、その後帰るまでの時間を考えると俺にはとても出来ん!韓国北東部の雄大な自然、安全地帯がない危なっかしさそのままである。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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『Lazy』『I Zimbra』『Slippery People』が三強でした。40分続くくだりは笑った。普通なら暫くトーキングヘッズを聴き回すことになるんだろうけど俺はとりあえずモネイのarchan>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

5.0

○んでるからって偉くねぇんだよ!という前田あっちゃんの言葉で、○者に対する変な気遣いというか配慮?が僕の中では吹き飛んだ。
生きていかざるを得ない人々が前を向くための、演出的にもフェリーニが描く夢のよ
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

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上級国民による宴席の股間ゴルフが素晴らしく下品で最高なシーン。
屋外で袋ラーメンを食べたくなった。

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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金とトラブルの狭間に生きる男の人生、忙しすぎ!
成金を演出する上でシンセサイザーの音ってすごい相性が良い。

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

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なんか悪いことした時のドキドキ感がずっと続いてて。
楽しむことに臆してる暇なんてなかったんだな。

メランコリック(2018年製作の映画)

4.9

想像以上の怪作!!!半端なく面白かった。
あの現場を初めて見てしまい、向こうから察知される瞬間の緊張感。
それと各キャラクターの描写と演出が素晴らしすぎる。
個人的ベストアクトは非童貞マウントをとる時
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

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夏の田舎の人々の風景があるがままに描かれていた。
少年期特有の、分け隔てなくすぐに仲良くなれるあの謎の能力がとても羨ましかった。
痔の手術ってあんな痛いんか……

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

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「愛していたのは君だけだ」と、つるやホテルで元カノに告げる親父。
彼女にとっては死刑宣告だったこのシーンが一番印象に残ったかもしれない。
人生にやり直しなんて必要ないって言える人生経験をしてみたいもん
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街の上で(2019年製作の映画)

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中後半にかけての会話劇が面白すぎるよ。古本屋のナオンが一番怖ぇぇぇ。健気なイハちゃんに幸あれ。

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

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愚かな人がとても多い。
マリーも含めてそう感じた。
ロバをはじめ、特にサーカスの檻に囲われた虎の眼の美しさに惹かれて、尚更そう思わされる。

少女ムシェット(1967年製作の映画)

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観終わってから、笑顔を見せていたのってゴーカートくらいだったよなと耽る。
何か少しでも娯楽が彼女にあったらと思わずにはいられません。

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

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林間学校でキャンプファイヤーを見ていた時の、あのボーッとする感じ。
地球を舞台にした宇宙人の戯れ??
突然のソウルパワーで扉をこじ開けたのは笑った。