ぽちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぽち

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天使の影(1976年製作の映画)

1.0

子猫殺して食べちゃったよ!!って作品。

正直どんなホラーよりショッキングなシーンで、この制作年代と制作国を考えると、本当にやっちゃってるのではと思えてしまう。

というか、これ本当にやっちゃってるで
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

キングっぽいな~、と思っていたら息子が原作か。
いろいろツッコミどころはあるが、親父の作風を真似た設定はそれなりに面白くて、普通に観ることが出来るホラー。

物語の中心が「壊れた黒電話からの死者の声で
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.6

鳥山追悼の意味で最後の映画作品なので観た。

絵も綺麗だし動きも良い。そして、隠し味であるギャグセンスが、濃く鳥山の香りを放っていて、最近の映画作品としては、古くからのファンが納得できる良い出来の作品
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レンタネコ(2011年製作の映画)

1.4

キャラ設定に決定的な欠陥があり、またストーリーも練りが全く足りずに映画としては崩壊寸前の作品。

可愛く走り回る猫たちをボーっと眺めていると癒されるので、そこに集中して観るべきだろう。

コメディ色を
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座頭市逆手斬り(1965年製作の映画)

3.0

前作の「二段斬り」よりはまとまりがあり、キャラも良い。
でも全体的には初期の作品ほどの面白さが無いのが残念。

今作ではゲストとして当時絶頂期の藤山が出ていて、これは見所。
良いキャラだが、後半あまり
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

2.0

ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝き、評価の高い作品なのだが、まったく理解できなかった。

時代による倫理観の違いなのかお国柄なのか分からないが、各キャラの行動にリアリティが無く、またその行動の意味が汲み
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.4

2013年の前作「おみおくりの作法」があまりに名作だったので、期待値大で観たのだが、前作に並ぶことはできなかったのが残念。

ただ、それを抜きにして観れば、多くある凡作よりはレベルは高く、ウベルト監督
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.2

アイディアは面白く、当時として見ればリアルタイムで進む物語というのが斬新だったことが伺える。

また、ただ時間経過を追うのではなく、きちんと落としどころを持ったストーリーに仕立てているのは評価できると
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バニシング:未解決事件(2022年製作の映画)

2.0

事件に関係したサスペンスを見せたいのか、ロマンスを見せたいのかが中途半端で、消化不良の作品。
観た後にかなりフラストレーションがたまる。

また、事件関係の設定や人物の設定がかなりご都合主義で、リアリ
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

2.9

他に類を見ない独特の作品。

記憶に残る内容なのだが、個人的にはどうしても入り込むことが出来ずにノレなかった。
というか、男として「そこまでの老専趣味にはついて行けません…‥」ってのが正直なところ。笑
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

3.3

超能力物のためツッコミどころが山積みではあるが、1984年版に比べ落としどころが良く、観た後の満足度は高い作品。

また、主役であるチャーリーを演じたライアンが美少女度が高く、元ネタの小生意気なドリュ
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座頭市二段斬り(1965年製作の映画)

2.9

当時は良かったのかもしれないが、今見ると狙いが全て裏目に出てしまい、テンポの悪い低空飛行の一作となってしまっている。

終盤の悪役二人を盾にウロウロするシークエンスは、派手な殺陣を入れたいための無理や
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MISS OSAKA ミス・オオサカ(2019年製作の映画)

2.5

女性の心情を丁寧に描いているのだが、ストーリー自体に起伏や驚きが無く「だからどうした」って言う部類の作品となっている。

それとやはり日本の描き方にかなり違和感があり、見ていても気になってしょうがない
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

1.1

ここまでおバカに徹していると、そのレベルにシフトして観るとかなり楽しめる作品。
基本的にアサイラムと同じノリだろう。

仮面ライダーと同程度の着ぐるみ怪獣が微笑ましくて良いし、巨大ロボットもマグマ大使
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シーフォーミー(2021年製作の映画)

3.0

題名にもなっている支援アプリ「See For Me」のアイディア一発物なので、ストーリーやキャラ設定に甘さが残り、全体の完成度は今一つという作品。

ボランティアにスマホを使って周りの状況を確認しても
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

1.9

全体の雰囲気や、資料としての価値は理解できるが、今の時代に楽しめるかというと、正直かなり退屈な作品。

ヌーヴェルヴァーグの先駆けとして資料的な価値はあるし、セリフで押していくスタイルもアリだと思うが
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

カレーは誰が作っても旨い、って作品。

黒澤明、橋本忍、小國英雄の創り出した素晴らしい脚本があり、絶頂期の脂ののりきった黒澤のお手本まである状態で、つまらなく作る事の方が難しいので、今作が素晴らしいの
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.7

1983年の「人生狂騒曲」以来32年ぶりにパイソンズが勢ぞろいしたというだけで、一気にテンションが上がり見る価値がある作品。

支離滅裂で破綻した設定自体がいかにもモンティ・パイソンで、その無茶ぶりを
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座頭市関所破り(1964年製作の映画)

3.3

安定の内容ではあるが、前作「血笑旅」よりパワーダウンなのが残念。

脚本の練りが足りない。初の正月映画ということで、単純明快な「弱きを助け悪をくじく」という内容にしたのだろうが、やはり物足りない。
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吾輩は猫である!(2021年製作の映画)

1.0

悲惨にもほどがある、って作品。

猫特集の一環で放送していたので、可愛い猫で癒されようと見たのだが、もう脱力とかの次元ではなく、なぜ作ったのか疑問に思うほどのつまらなさ。

せめてかわいい猫の映像でも
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猫忍(2016年製作の映画)

3.3

想像以上の出来栄えで楽しめた作品。

脱力系のギャグがなかなか笑えてツボだった。
そして、なんと言ってもデブネコ「父上」を演じた金時の可愛さが素晴らしく、この猫を見ているだけでも癒される。

てっきり
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MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.5

警察の腐敗や金の力をうまく使い、重い内容だが最後は綺麗に落としてくれる作品で、見応えがある。

元ネタの「ザ・ヒットマン」は未見だが、解説を読む限りこちらの方がハードな仕上がりになっているようだ。
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.1

面白いアイディアではあるのだが、やはり脱出できないという所や、救助隊の行動に無理がありすぎて、ツッコミ所が多いのが難点の作品。

500mもある深いシンクホールに落ちるというアイディア一発なので、それ
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座頭市血笑旅(1964年製作の映画)

3.6

前作でコメディに舵を切り過ぎたシリーズが、今作でまたエンタメとして好ましい路線に戻ってきた感じの作品。

それに、今作でのギャグセンスはかなり高く、なおかつブラックな所もあり、さすが一作目を監督した三
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The Wonderful: Stories from the Space Station(原題)(2021年製作の映画)

2.5

宇宙飛行士をメインとした造りで、これはこれでアリなのだろうが、題名から想像していたものとは大きく違い、今一つ。

てっきりISSが出来るまでの舞台裏のストーリーとか、中での生活の裏話的な物とか、ステー
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ねこタクシー(2010年製作の映画)

3.2

御子神さんのいつでもちょっと舌が出ているぶーたれた可愛さが爆発している作品で、そこだけに集中するとかなりテンションが上がる。

そして意外にカンニング竹山の演技が良く、そこも見どころと言えるだろう。
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アウトフィット(2022年製作の映画)

3.8

掘り出し物の一本。

日本未公開ということだが、こんな作品を公開できない日本って・・・・
と思ってしまう。

練られた脚本に、マークの見事な演技。それに緊張感を高める良い演出と、観応えのある作品だ。
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.1

足がすくむような映像は見事。
高所恐怖症気味の人は最後まで観るのが辛くなるほどの迫力がある。

ただ、では映画として面白いかというと、あまりに生理的に緊張を強いられるので「怖さを楽しむ」というレベルを
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Zone 414(原題)(2021年製作の映画)

1.1

超劣化版「ブレード・ランナー」。

雰囲気を真似ようとすればするほどチープ感が増し、終始脱力感が感じられる作品。
主役にガイ・ピアースを持ってきてこの出来ではどうしようもないだろう。

最大の敗因はス
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あげまん(1990年製作の映画)

3.1

伊丹監督の代表作でヒットした作品だが、他のハイレベル作品よりワンランク落ちてしまっていて、5作目にして息切れを感じる作品。

勿論他の邦画に比べれば十分良い出来ではあるのだが、伊丹作として見ると物足り
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座頭市あばれ凧(1964年製作の映画)

2.9

後半のシリアスなストーリー展開は、基本に忠実な話運びで楽しめ作品。

でも全体にコミカルなシークエンスが多く、シリーズとして見るとちょっとやりすぎで浮いているのが残念。

これはインタビューで「さらに
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.3

企画物としてはよく頑張ったほうだが、あまりにセルルックCGによる絵が異質で、萎える作品。

ただ、普通は人気のコンテンツを無理やりコラボすると悲惨な結果となる事が多いが、今作のストーリーはかなり頑張っ
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リバイバル69 ~伝説のロックフェス~(2022年製作の映画)

3.1

期待して観たのだが、焦点がぼやけていて物足りない作品。

正直なところ、苦労してフェスを開催した経緯などどうでもよく、もっとレジェンドたちのステージパフォーマンスを見たかった。

前半がほとんどいらな
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ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実(2018年製作の映画)

3.8

今までにない見事な切り口で、ビートルズファンも納得の一本。

歴史的な事柄は今までの情報と変わりなく、普通のビートルズファンなら知っていることなのだが、当時の友人を中心にインタビューでまとめた内容は貴
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映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)

3.2

作中で多くの有名映画人が口をそろえて「アリス・ギイ?知らない」と言っていたように、知名度がまったく無く、今作はそれを世に知らしめるための作品と言っていいので、深掘りせずに軽く流しているのは良く言えば観>>続きを読む

アイアンサーガ 暴走機械兵団(2019年製作の映画)

2.5

B急にしては映像はかなり頑張っているので、それなりに見ることが出来る作品。

でも、さすがに全編セリフ無しで通すのは無理があり、まったく設定が理解できない。
見る前に大まかな世界観だけでも知っていない
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