マサノイさんの映画レビュー・感想・評価

マサノイ

マサノイ

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第十一号監房の暴動(1954年製作の映画)

3.8

登場人物のパーソナルな部分がほぼ描かれずに事が始まるので「暴力」とか「集団」とかが露骨にスクリーンに立ちのぼる感じ。
ヤバいけど頭もキレる漢akaGAMIみたいな見た目の囚人側リーダーが負傷して、代理
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燃える平原児(1960年製作の映画)

4.5

これが面白すぎてこのあと(ドンシーゲル特集上映だったので)2作品観たけどあんまり頭に入って来なかった。
「プレスリーが主演なのね」のイメージでこんなしんどくて辛くておもしろい話見せられるとは思わない。
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アルカディア(2017年製作の映画)

4.3

今作も雰囲気が良い上に超常現象というか「何か」を仄めかす表現がイチイチ間違いなくて魅入ってしまう。暗闇との綱引きシーンなんてセンスとしか言いようがない。絶対に前作観てからのほうが面白い、かつ原題(今作>>続きを読む

キャビン・イン・ザ・ウッズ(2012年製作の映画)

3.8

匂わせのみで終わっちゃうと言えば終わっちゃうけど、撮影の雰囲気が良いのと会話の噓っぽくなさ(終盤ちょっとセリフが臭いが)と「まぁ続編あるみたいですし」の心持ちで、気持ち良く最後まで観れる。

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.0

本筋とは関係ないが「イマジナリーラインを越える、ってこういうことか!」と映画観てて初めて思いました

黒い家(1999年製作の映画)

4.0

人間ではあまりお目にかかったことないような種類の表情を浮かべる大竹しのぶがずっと最高(なので犯行動機なんて言わせないでほしかった)なのは当然として、西村まさ彦動くたびにキュイイインていう工場みたいな音>>続きを読む

アポカリプト(2006年製作の映画)

5.0

言う事無し。メル・ギブソン映画が上手すぎる!アポカリプトに使われたお金が史上最も正しく使われたお金だとすら思う。

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.5

バトルとバトルの間にある、イス座ってる悪魔をほったらかしにしての作戦タイムみたいなシーン

最後の怪異の拡がり方は結構ハッとさせられた。

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

4.0

「叫びとささやき」のようなギャッとなる感じは薄いもののやはり90分のコンパクトな尺で人間の心のコアみたいなとこまで掘って描いてくれるから助かる。
引き気味の白黒の画がバシバシ決まってて特に朽ちた船の斜
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.3

エピソードとか調べないけどとんでもない撮影してますねっていうのはむちゃくちゃ伝わってくる。
それとこれとは別で、体感3時間半というか、見せ場ばかりで抑揚無いっていうか、ジュリーじゃなくて菅原文太の方が
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

4.3

アイディアが凄い密度で炸裂していくので観てるこっちまで知能指数0になれる、最高

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.3

「4人が4人ともしっかり破滅に向かっていって、それを矢継ぎ早に見せていくから、こんなに破壊力のある映像になってるんだなぁ」と最後のほうは冷静になってしまった。麻薬ヤバいぜ孤独ヤバいぜ、以上のものを感じ>>続きを読む

プロジェクト・アルマナック(2014年製作の映画)

2.0

無理してPOVで撮ってるのにPOVの旨味が全く出てなくて、何なんだよホント

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

序盤の2人のツバ煙草シーンでもうこの作品の成功は約束されたようなものだ、とうそぶいたあとも印象的な画が連発されて映ってるもの自体は最高に良いしキャストも素晴らしいのだが、物語の部分がまぁ分からない。何>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.0

脚色があまりノイズとならず最後まで没頭して観れるので助かる。普通の映画なら省略使ってカッコ良く終わらせそうなとこを遺体&資料回収シーンまで延々映してて(不時着したヘリを爆破する用意周到さ)、語弊あるけ>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

4.0

vs電車のヤバすぎるカーチェイスシーン(誇張抜きに何人か殺してそうな勢いで、恐ろしすぎる)のあとにヘロイン積んである(はずの)車を解体しまくるシーン(カット数が過剰に多い!)のみみっちさが来るから高低>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

今回も「ひーw つらいつらいw」と悶えながら観た。一瞬光明らしきものが見えたような気がするところからやっぱり叩き落とされるのでエゲつない。『別離』とかもそうだったけど最初から終わりまで、現実の世界から>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.8

映画の全て?
魅力的なキャラと関係性を首尾よく描いてサラッと惨殺していく手筈が凄すぎる。昼間の巨大ゴキブリのツヤと、真っ二つになった宇宙船の断面の美しさ。映画ってお金があった方がいいみたいです

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.8

「究極の選択」の説得力が積み上がっていくパートと、究極の選択を目の前にした家族の振る舞いパートの2段構えでそれぞれがおもしろすぎる。普通にヤバい子連れてきたんじゃないの?みたいな雰囲気のバリーコーガン>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

4.0

不愉快な物はちゃんと不愉快なままお届けしないと、という気概が感じられる。どうにも蛇足に思える山田孝之のストーリーもまるで山田孝之が収監されてるように見えるラストシーンで回収されるので良い。
最も手酷く
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勝手にしやがれ!! 脱出計画(1995年製作の映画)

3.8

前半あんまり、後半遠い画が連発されて嬉しい。毎回変な三叉路とか変な坂道とかよく見つけてくるなと感心する。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

最初の40分間、見たいけど見たくなかったものを期待以上に見せてくれて最高でした、ナイスアイデア、ありがとう、お疲れ様、と思ったが、その後もちゃんと(そりゃ勢いは落ちるけども)生理にクる描写を挟みながら>>続きを読む

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.8

この作品内屈指のイイ男であるマハーシャラ・アリ演じる継父(ダースベイダーのモノマネで冗談めかしながら血の繋がってない息子に愛情伝えるシーン最高、泣ける)が報われるような描写が特になかったりで、血の繋が>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

4.5

完全に没頭して観れたので、普通に嫌な気分になってしまった。むちゃくちゃ面白い。
殺人鬼の人となりや境遇がほとんど描かれないけど必要ないよね。キャンディチョコのヤバい食い方だけで十分に伝わる(哀しき獣で
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勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年製作の映画)

3.8

いい画に吸い寄せられるようにバカが集まってくる感じが楽しい。

懲罰大陸★USA(1971年製作の映画)

3.0

モキュメンタリーの手法を使ってドキュメンタリー作品的な問題提起を行うのって珍しい気がする。案の定面白くはなかったが…

運命は踊る(2017年製作の映画)

4.5

息子の戦死の報に打ちひしがれる父親をクドいほど丹念に描いたあとの戦場シーンのファーストカットがかなり最高で持ってかれる。その後も話のテンポは緩いものの、思いもよらない角度からの凄いシーンが幾つも。「こ>>続きを読む

麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.8

非POVのドキュメンタリータッチの撮り方って貧乏くさくてそんなに得意じゃないんだよなぁと思いつつも流石に終盤の追い詰められ方は(その撮影スタイルもあって)真に迫っていてかなり楽しめた

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.8

ラストバトルがあと5倍の尺で観たかったというのはあるけど基本楽しかった。霊媒師軍団殲滅以上に面白い状況ってあまり無いなと思う。あと白石作品はシチュエーションによる笑いはあってもボケとかギャグとかがある>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

たしかに「ヤバいババアとアホバカ巡査と末期ガン署長によるドタバタブラックコメディ!」の謳い文句だったとしたら観なかったかもしれないけど。「衝撃のクライムサスペンス!」の体で観てしまったので弛緩を感じて>>続きを読む

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

4.3

うおーこのカットかっこいい〜みたいなのは無いが、お話の進みかた的に非の打ち所がなくてかなり面白かった。ユーモアも最後まで奮ってる。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.8

「こんなところに人間の手が」「なんてこった」

面白さと眠たさが同居した前半を経て、後半は出色の怪異・特撮表現が連発されて相当楽しめた。
恐怖で寄り目になっちゃうという演技は今の時代もっとあっていいと
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.5

この人の映画観てるとこんな景色まで観せてくれるのか〜!と思うことが多い。登場人物の境遇や性格を観てるこっちに染み込ませるやり口が上手すぎる(これだけ時間をかければそりゃ出来るだろ、という話でもない気が>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

終盤のオダギリジョーの心境の変化や悔恨に至るまでの流れがあまりしっくり来なかったけど、間違いなく面白い(蟹江敬三と伊武雅刀の兄弟喧嘩のあと二つのイビキが聴こえてくるシーン良かった)

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.3

誘拐監禁物なんだけど作品を通して伝えようとしているメッセージには共感するし世の子供達に見せたいような作品だけどこれ誘拐監禁物なんだよな

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