大変身勝手ではあるが、陰惨でグロテスクな映画と想像し鑑賞してしまったのが間違いだった。
いつこの家族が家族喰いを始めるんだと期待していたら、どんどんコミカルな方向に展開していく。ははーん、金持ちの方が>>続きを読む
ルパンを全く知らずちょっと調べてみたら、今作のルパンはちょっといつもと違うらしい。しんちゃんで言うところのオトナ帝国的な立ち位置でしょうか。
音楽の使い方、絵の動かし方、台詞回し、ストーリー、色んな>>続きを読む
あらすじを聞いて、諸星大二郎の漫画にそんな感じのやつあったな、と思ったけど先生はこれを観て思い付いたんだろうか。
とにかく笑えて泣ける良質なメタ映画だった。スラッシャー映画の定番への目配せとドラマ>>続きを読む
単純に青春映画として素晴らしくて、MJとピーターのなんとなく両思いっぽいけど一歩を踏み出せない、あの感じをスゲー上手いこと描いてるのが良かった。
それでいてその距離感は、親愛なる隣人とスーパーヒーロー>>続きを読む
無駄に風刺と皮肉のこもったギャグの数々、バカしかいない人間側、CGも特殊技術も使われず画面を暴れ回るキラートマト、とってつけたようなストーリー、どれをとっても最高の映画だ！しょうもなさすぎる！
観たくもない凄惨な物語なのに、演技、演出その他諸々で、身じろぎひとつさせず2時間ぶっ通しでスクリーンから目を離させないその映画としてのパワーの強さ。こんなに鑑賞後にぐったり疲れる映画他に無い。
もう全>>続きを読む
良くも悪くも園子温節全開の映画。女優が全員エロ綺麗に撮られてるし、さすがNetflixとでも言うべき残酷描写の数々も見物である。
ただ北九州一家殺人事件自体が事実は小説よりも奇なりを地で行っているので>>続きを読む
アニメワンピースと言えば、テレビ映画問わず作画が雑という印象が強いんだけど、今作はめちゃくちゃ気合いが入っていて、ほとんど作画は気にならなかった。
悪役との対立構造も凄くわかりやすくて良い。
あとは単>>続きを読む
そうそう！こういうのが観たいんですよ！！！蠅男に残った僅かながらの人間性、そしてそれが招く悲恋と哀愁をメインに据えているようでいて、ただ単にクローネンバーグの悪趣味節が炸裂してるだけなんですよ！！！>>続きを読む
戦地という極限状態での同調圧力の恐ろしさを描いてはいるけど、その中で正気を保つために堕落せざるを得なかった、ナザーブの悲哀に満ちた狂気みたいものが良かった。やってることは最悪だけど、自分がこの状況に立>>続きを読む
デッカいホームランに後の作品ということで、プレッシャーも相当なものだったろうに、こんなブッとんだ展開と設定をちゃんと作り上げててすごい！楽しかったし泣いたし。
しかし君の名は。への目配せが過剰な感じ>>続きを読む
TABOO1の禁断の惑星の諸々の元ネタということで有名なこの作品。そのルックから、ナンセンスなアート系の作品かと思いきや、意外と筋がちゃんとあって驚いた。音楽とか設定とかデザインとか、色々見たことない>>続きを読む
なんだ随分気の抜けた悪役出してきたな、と思いきや……という展開はこれぞMCU作品という捻りだった。強過ぎて面白みに欠けそうな後半のバトルシーンは、コミカルさと彼女がパワーを出し切れる喜びの表現を織り交>>続きを読む
細田守監督作品の良いところは、魅力的な人物が、お洒落とリアルが同居しながらアニメ的なデフォルメ・整理がなされた空間で、奔放に動き回る気持ち良さにあると思っている。アニメ作品としてのクオリティの高さの担>>続きを読む
何につけてもアリエルの可愛さよ。
オールドスクールなディズニーアニメは、悪役に掘り下げがなくて容赦なく悪くて良いやね。
ディズニーアニメクラシックを実写化するにあたって大きな壁であろう、プリンセス守られ過ぎ問題を非常に分かりやすく現代的に改変したところが見事。
原作アニメのコメディ要素を大幅にオミットし、その役割をジ>>続きを読む
｢怒り｣というのは本来表明することが憚られるもので、誰もがそれを内に秘めながらどうにかやり過ごして生きています。この映画では、不条理な境遇、報われない愛、性暴力、理不尽な世間の目、とその矛先は様々なが>>続きを読む
コミックのヒーローを、コスチュームやアティチュードのデフォルメによって現代的にアップデートしたMCUとは違い、重苦しい空気を湛えた今作は、今日鑑賞するにはいささか時代錯誤であると感じた。そのせいでこの>>続きを読む
MCU完全制覇への道 完結
遂に(×3000回)！！！凄いぞこれ！
こんなとんでもないビッグプロジェクトのラストをこう終わらせるってマジで凄い！コンピレーションでありリミックスでもあるみたいな、信じ>>続きを読む
MCU完全制覇への道 20作目
アベンジャーズの間に挟まるってことは何か補完的な要素があるのかな？と思いきや、ほぼほぼ独立した話だった。最後の最後で、あー！なるほど！とはなったけど。それでもやっぱり>>続きを読む
MCU完全制覇への道 19作目
やっと本格的に登場したサノスだけど、とんでもないレベルの強さで、アベンジャーズに勝ち筋無いのでは？と思わずにはいられない。勝てるの……？
ワカンダの部族間が一体にな>>続きを読む
MCU完全制覇への道 18作目
イデオロギー抜きに観ようと思ってたけど、何だかんだでメッセージ性の強い映画だったな。最後の演説とかモロだった。
かつて黒人奴隷を救った地下鉄道が、ワカンダの豊かさを>>続きを読む
MCU完全制覇への道 17作目
シリーズで言うと一番好きな(GotGはちょっと別枠)マイティソーの最終作。アスガルドが滅ぶ話なのに、コメディ作品として仕立てられてるため悲壮感は薄くて、ソーの快活さと>>続きを読む
MCU完全制覇への道 16作目
俺が知っているスパイダーマンといえば、厳格な叔父とそれに刃向かうピーター、そしてその叔父の死とピーターの成長……。
そんなかったるい重苦しい要素が無くなりました！！！>>続きを読む
Twitterであらすじ読んで、おもしろいのては？、と思って鑑賞。現実にあった事件から着想を得て、とか言うからちょっと含蓄のある映画かと思うじゃないか。
実際は地獄でなぜ悪いの出来損ないみたいな映画。>>続きを読む
MCU完全制覇への道 15作目
あの愉快なガーディアンが帰って来た！
1作目以上に愉快痛快になっている上に、本当に色々な要素が盛り込まれていてめちゃくちゃ素晴らしい作品だった。全キャラが愛しいんだか>>続きを読む
MCU完全制覇への道 14作目
とんでもない映像が観られる作品。最後の市街戦での、逆回しの世界でその逆回しをギミックにして戦うアイデアは本当にフレッシュ。
ただ、ギャグがおもしろくなかったり、アクシ>>続きを読む
MCU完全制覇への道 13作目
アベンジャーズ が勢揃いでガチャガチャ戦うのがめちゃくちゃ楽しい。それぞれのキャラがそれぞれのキャラとしての属性や性格を発揮しながら動き回る空港シーンは、MCU作品内>>続きを読む
MCU完全制覇への道 12作目
最高に愉快で最高にチャーミングな快作。コミカルな仲間たちのやり取りや、重苦しい部分を極力排除した話運びは他のMCU作品とも違う魅力がある。
そんな三枚目な性質だけでな>>続きを読む
MCU完全制覇への道 11作目
アベンジャーズが勢揃いしてコンビネーションを発揮して戦うのはおもしろいんだけどなぁ。結局マッチポンプみたいな話じゃん、という思いが拭えなかったな。いや、楽しかったんだ>>続きを読む
MCU完全制覇への道 十作目
やっぱり楽しいよなぁ。単純に単体の作品として完成度が高い。
ナイスセンスな音楽と分かりやすいストーリー、そしてスペースオペラとしての完成度の高さ。スターウォーズとも違>>続きを読む
MCU完全制覇への道 九作目
これは傑作だ！キャプテンアメリカかっこよすぎる！ブラックウィドウもファルコンも！！！
アクションがとにかくイカしてて、そんなことする？！みたいなのの連続。展開も早いんだ>>続きを読む
MCU完全制覇への道 八作目
個人的に一番好きなシリーズであるマイティソーの第二弾。
神々の世界というキッチュなものを古代ローマ風というか、歴史物みたいな描き方で説得力を持たせていた一作目。
それで>>続きを読む
MCU完全制覇への道 七作目
みんな大好きアイアンマンシリーズの完結作。
物量増やせ！ってのとはちゃめちゃやっとけ！的なドンチャン騒ぎ映画でありながら、スタークの苦悩とそれを乗り越えるプロセスの描き>>続きを読む
MCU完全制覇への道 六作目
遂にフェイズ1完結！
公開当時はアイアンマンしか知らないで観てて、いくらなんでもアイアンマン優遇し過ぎでは？と思ったんだけど、ハルクも中々おいしいとこ持っていってるなと>>続きを読む
MCU完全制覇への道 五作目
とてつもないパワーを手に入れたものの戦意高揚のための傀儡になってしまったロジャースが、その愛国心と正義感を武器にキャプテンアメリカになるまでのお話。
あのクソダサコスチ>>続きを読む
