まさしさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

まさし

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エイリアン(1979年製作の映画)

3.4

意外とエイリアンが映らないんだなぁ。
ストーリーとかはホラーの定型そのものなんだけど、それがSFに落とし込まれた斬新さと、なによりも色々な造形の凄さ。有機性と異物感が同居したあの感じは未だに唯一無二で
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キャビン(2011年製作の映画)

3.6

メタ作品としてとても楽しかった。あー、あの展開はこういう仕組みで成り立ってんのね、みたいな。デトロイトのマーカスが出てるのも良い。

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.3

宇宙人ポールのグレッグモットーラ監督作。童貞がその性欲にまかせてアホで下品ではちゃめちゃな一夜を過ごすコメディ。
超下品だし馬鹿で最高に笑えるんだけど、意中の子と2人で歩く親友の背中を、誇らしげだけど
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.5

スキャナー同士の地味な戦いのシーンを、特殊メイクで壮絶に見せるその技術が凄い。頭を空にして観てても理解できるストーリーも良い。ツッコミどころは多いけど。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.7

久しぶりに見直した。
黒澤明作品の中でも癖が強くなく、誰が観てもおもしろい映画になってる。お母さんがそっとフレームインするところは、見てはいけないものが映った時のゾッとする感じがして、どうして人を映す
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

ひたすら楽しいロードムービー。随所に散りばめられたパロディや小ネタの数々に笑いながら最後はちょっと泣ける、素晴らしい映画だ!

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.3

先生を流産させる会のあの気持ち悪い感じが今作でも出てて良かった。グロ描写をやりきってたり小道具にちゃんとエイジングがされてたりと、熱意のある出来の良い実写化であることは間違いない。

先生を〜の時もそ
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アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

1.9

クソ映画と分かってて観たんだけど、なげーわストーリーも行き当たりばったりだわで疲れた。
佐藤浩市だけ良かった。

ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.2

母の喪失により屈折してしまった悲しい男の倒錯した愛の物語であって、日本版の広告とか宣伝文句から連想されるサイコスリラー作品ではない。
アンディはクレアをちゃんと愛していたと思う。女性への異常な独占欲、
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世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

3.2

へレディタリー内で引用されているとのことで3作目の悪魔の首飾り目当てで鑑賞。
酒に溺れたアラン・ドロンの目から見た世界の悪夢感が良かった。

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

素晴らしい導入。ほんとにあの導入だけで良い映画だ!ってなる。
ラプンツェルはもちろんのこと、悪党、パスカルと、憎めない可愛いキャラ達がバタバタする楽しさで、意外と重くなりそうな話をディズニー作品として
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

堪らなく多幸感に溢れた名作でした。人間は夢や想像力でただ生きるだけの人生を楽しめるんだ、っていう言葉の素晴らしさよ。
元両親が許され過ぎ問題はあるものの、割とジェームズは現実を分かってる感じも描かれて
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

圧巻のラストよ。ただのライブシーンであんなに泣くことになるとは。
あの20分間までの積み重ねのための映画。
フレディがあくまでパフォーマーとして終わるってのが感動的。

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.4

静謐さを讃えながら登場人物の感情の機微を丁寧に描いた、それこそ調律のような原作の良さを、映像とそして何より音で表現した素晴らしい映画。他のエンタメ映画より確実に退屈で地味で、何なら冗長に感じられるけど>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

ありました!ションベンちびる級のホラー映画!
未だにいろんなシーンを思い出しては怖くなってます。また観に行こう……。

BLEACH(2018年製作の映画)

2.3

キャラのルック、殺陣シーン、ホロウのCGは凡百のコミックス実写化作品より確実に良いんだけど、ファミリー映画にしようと盛り込んだ全ての要素が何もかもをダメにしてるんだよなー。
1800円払って観てたら怒
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

3.3

悪趣味スプラッタなんだけど、最後の方でひとつ捻りが加わることで、けっこう酷いことしてたのに何となく可愛い奴らだったな……ってなる不思議な映画。
カントリー歌いながら腕をこんがり焼いてたあのシーンは悪夢
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

立川の爆音上映にて鑑賞。
無音から急にデカイ音がなるからビビる。生理的にそれビビらないの無理だから!みたいなシーン多し。
細々としたツッコミどころはいっぱいあるし、娘はミニスーザンボイルみたいな見た目
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.6

何だこのアホで最高な映画は!
個人的にプレデターをちゃんと見たことなくて特別な思い入れも何もないことが幸いしたんだな、と。

トレバンテ・ローズめちゃくちゃ良い。大好きな俳優です。

フィンランド式残酷ショッピング・ツアー(2012年製作の映画)

1.3

主人公のマザコンのクソガキがウザ過ぎて早く殺されないかなと思ってたけど、結局大して痛い目にもあわないのでストレスでしかない。RECに憧れてうんこひり出しちゃったって感じ。

そもそもPOVにする意味あ
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.3

もう幼い頃の刷り込みがハンパなさすぎて全部が愛おしいんだけど、大人になった今見返してもぐうの音も出ないレベルの名作だった。めちゃくちゃ良いわー。

血まみれスケバンチェーンソー(2016年製作の映画)

2.9

褒め言葉でなく馬鹿映画だし、ストーリーも訳わかんないし、めちゃくちゃ長く感じるレベルでつまんないんだけど、内田理央のとんでもない熱演やギャグの馬鹿馬鹿しさで何とか観ていられる。

実写版血まみれスケバ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.6

至高のコメディホラー。
食人をただのギミックとして留めるのでなく、調理シーンを入れることでその説得力を付けるというのがとても良い。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

どんなに退役軍人を悪い変態なやつとして描いたとしても、主人公達が強盗だからただのアリバイのための設定って感じしかしないよなー。

ただめちゃくちゃハラハラするし、笑っちゃうくらいのおじさんの執念には感
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ゴア・ゴア・ガールズ(1971年製作の映画)

3.4

限られた技術の中でここまで熱意をもってゴア描写をやられると楽しくなってくる。

嫌味な凄腕探偵とおとぼけ美人記者のコンビが素晴らしい。

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.8

怪物になってしまったお兄ちゃんと、その復讐に手を貸す弟、あまりに救いの無さすぎる2人の人生に泣けてくる。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

100エーカーの森の仲間達の、ぬいぐるみが動いているのに不気味に写らず、かつ馬鹿っぽくも見えないという絶妙な造形のバランスが凄い。
エンディングのあの浜辺のシーンいらなかったと思うなあ。

着信アリ(2004年製作の映画)

2.7

制作側の大人達が、急激に普及していった携帯電話になんか不気味なものを感じていたであろう事が伺える。
三池崇史の演出がホラーというよりも特撮寄りな感じなので、あんまり怖くない。

1人目の犠牲者の、もげ
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劇場版 虫皇帝(2009年製作の映画)

3.2

体液ブシャー!とか頭グシャ!とか、目を覆いたくなるシーンばっかり!
倫理観はともかく、虫同士の命懸けの闘いは中々に迫真のものである。特にサソリに毒針を刺されて毒が回り、瀕死になりながらも最後まで闘う姿
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

4.3

これは傑作。
無駄の無い展開とテンポの良さで目が離せない。そして何よりアイアンジャイアントの愛らしさ。希望をほのめかすにとどめるラストシーンも品が良い。傑作。

タマシイ…シナナイ……

リング(1998年製作の映画)

3.6

さすが元祖Jホラー。要所要所でしっかり怖がらせつつも筋はしっかりあって、そのストーリーの部分がちゃんとおもしろい。呪いのビデオの映像の気持ち悪さも秀逸。

呪怨 黒い少女(2009年製作の映画)

2.9

白い老女と続けて観て、三宅隆太のホラー演出は上手いんだなと思った。こっちはなんかそんなでもないんだよな。

呪怨 白い老女(2009年製作の映画)

3.0

姿見のバスケ老婆をこんなに引っ張らなくてもいいのでは?と思った。毎回ビビってたけど。
ムロツヨシの演技のせいであんまり怖くなかったな。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.3

メタ演出のことをすっかり忘れてた。
直接的な暴力描写はないにも関わらずめちゃくちゃ怖い。ゴルフボールが転がっただけで絶望する。色々と演出が凄い。