死にかけの父性はサイボーグ化した女性と結託して生き残り続ける。痛烈でぞっとする。
魔術と舞踏、秘密結社とともに受け継がれていく思想、冷戦中のベルリンにて、ハイジャック事件にもハイライトを当てながら、閉鎖空間での狂気という人間の本質が描かれる。グロテスクな映像それ自体や、ダンサーの少>>続きを読む
最後のライブまでの歴史の追体験という意味で素晴らしい映画、人物描写とか感情の動きの描写は弱いんじゃないかなと思いました。傑作でもなく、駄作でもない。映画というエンターテイメントとして考えると、高いレベ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コミュニケーション不全、プロトコルが違う物同士って基本的にコミュニケーションできてないよね?というのがテーマな気がする。我々人間同士は「コミュニケーション」できていないのに愛が成立する。であれば、言葉>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
女性の性の目覚めという個々の当事者にとっては深刻な問題をコミカルに扱ったギャグ映画、イニシエーションを通過して大人になっているとギャグにしか見えないのだが、個々の実存的には深刻であることをメタ的に扱っ>>続きを読む
心にグサリと楔を打たれるような感じ。
咀嚼しきれてないけれど、修復しようのないすれ違い、言葉を切り出すことの怖さと間合い、全て
そして美しい、恐ろしいほど。
人生は美しい。
うがった見方をしたまま見てしまい、結構予想通りに展開しつつも、メッセージがはっきりしていて非常に良かった。父と娘の物語が対になっているところが良い。
良い映画
父と子の物語かな、どちらかというと。
しっぽりとみれる感じ。
日日是好日
このレビューはネタバレを含みます
なかなかの良作。設定とか。最後は尻窄みかな...と思ったり。「旅の重さは」と同日に見たので、吉田拓郎の曲が完全に被って運命を感じました。
旅に出た少女の心の動きが私詩的に描かれている。分かり合えないことや、自分とは切り離せない血の繋がりのようなものを理解しながら、少女が成長する。
イントゥザワイルドが大自然やら社会やら、もう少し抽象的な>>続きを読む