アメリカに生まれ、黒人として生きていたらこの作品はもっと感じ入ることができたのだろうな。いつまで経っても理解してあげる側の白人とその相対的な黒人の社会的な立ち位置。けれども同時に黒人家族の幸せを描きな>>続きを読む
東日本大震災をはじめ、地震という自然現象にこれほどクローズアップしてアニメーション映画の物語を紡いでいるというのは良くも思い切った感がある。今回は意図的かRADWIMPSから離れたところで進む展開に挑>>続きを読む
レースという枠組みの中だけだとしても無数の物語は存在するが、本作、レースゲーム好きの素人が本物に挑戦するという実話。
実際にグランツーリスモを経験しているとなおのこと揺さぶられるが確かにあれはゲームと>>続きを読む
夢の中で起こっているような事柄がパステル色の砂漠で織りなす世界観。
テンポ、色、エピソードのそれぞれが直観的。
意味は分かりません でも好き。
全て切り取ってポスターかポストカードにしたい そんな映画>>続きを読む
正直に申しますと面白さを感じることはできませんでした。暴力とあの処置が全てなのかもしれませんが、それぞれの表現がどのように画期的なのかなどはあまり知見もなく、何かしらのメタファーを捉えられたかというと>>続きを読む
AIと人類の未来
相変わらずの人類に嫌気がさしながら、AIの未来に想像を巡らす。
人間を人間たらしめているとのは一体何なのだろうかという命題には、過去『銃夢』という漫画を見た時から突きつけられては>>続きを読む
彼女の人生に
どうか幸がありますように
冒頭、彼女の涙がどれだけの感情が溢れたものかを知るために、この映画を観る価値がある
一度出演作を観てからというもの、杉咲花さんという俳優が素敵でしょうがない>>続きを読む
前作に引き続き、その映像表現が深まる。ストーリーが幾重にも連なる。今回は悲劇であり、これから、のようだ。
決して諦めない。
ナチスに目をつけられた孤独な男はフィンランド最強の男だった。
シンプルな構成のもと、北欧の荒涼としながらも美しい風景の中、奪われたものを取り返す男のぎりぎりの強さ、死にかけながら>>続きを読む
旅をしながら生きていく。それは少し勇敢で正直なだけかも知れない。ひとりで旅をしながら、見知らぬ土地を歩いていた頃、ひどく孤独を味わったこともあった。けれども、様々な景色や出会いに幸福を味わうことも多か>>続きを読む
ありふれた日常を送っていた二人の女性の当時ありふれた暴力をきっかけに『不遇の連鎖で追い詰められる結果』の逃避行。世間知らずのテルマが逃亡という環境に順応していく様と強いが影があるルイーズはどこかで助け>>続きを読む
身内の愚かな幹部のプライドに振り回され、こちら怒りに塗れるも、それを振り切るように疾走するクリスチャン・ベールがかっこい。偏屈で、こだわりがあるためにバカには嫌われるが、妻と息子に愛される好人物を演じ>>続きを読む
夏休みと男友達と冒険はなんでこうも思い出すと輝いてんでしょうか。自分の思い出も切り貼りしているうちにこんな冒険をした思い出が蘇ってくるよう。
竹原ピストル的父がこの物語をさらに深く。
劣等感の塊のような存在に見える相手と交流する時、自分は優位な立場であるということを意識しない人はいるのだろうか。またその優位を信じて疑わないということに微塵も矛盾を感じることはないのではないか。持って>>続きを読む
ならずものたちのファンタジー。
ホルガという女戦士の逞しさに惚れる。どこかでバイクやら車をぶっ飛ばしていたが、この世界線でも無類の強者。ダメな仲間と何とか乗り越えていく冒険。どちらかといえばミニマムフ>>続きを読む
やっとこの作品にたどり着いた。
満を持しての筋肉、ジェイソン・モモア的サイコパスがファミリーを襲う。そしてジョン・シナ叔父と甥っ子の逃走、シャーリーズ・セロン美魔女と強き妻の小競り合い、どこにでも現>>続きを読む
ヴィン・ディーゼル
ドウェイン・ジョンソン
ジェイソン・ステイサム
ジョン・シナ!!
元から超えているが、さらに一線を超えた気がする。車が飛んでることに何も感じなくなってきた。
登場人物たちの掛け合い。シナリオの緩急。アクションのギミック。熱いアクションにテンポよく進む展開。
最高ポイントは挙げたらキリがないが、ニューヨークのカーアクションはBluesbrothersの馬鹿>>続きを読む
ジェイソン・ステイサムの使い倒しとドウェイン・ジョンソンのいいとこどり。
ポール・ウォーカーの遺作であるという点に敬意を払いたい。
前作で富豪になった彼らが呼びかけにすぐさま集まる様にファミリーの掟を感じさせ、その掟が今作のテーマか。
このような作品では、テンポとアクションの爽快さが求められるが、きちんと期待に応えてくれるのがす>>続きを読む
カーチェイスだけじゃなかった。そのカーチェイスさえ、想像だにしなかった。馬鹿騒ぎを見させられる予感をとても気持ちよく裏切ってくれる作品。さあ、最新作まで。
人の善意と悪意。
常に共存しており、なぜこうも近しい人への善意のために、少し遠い他者に悪意を行使出来るのか。
静謐な雰囲気に突如として、色を打ち込む日本の歌謡曲風アニメテーマソング。様々なコントラス>>続きを読む
殺人を犯し、刑期を終え、社会に出た。まっすぐだから、罪を犯し、社会に疎まれる。ただ、そんな主人公に少しずつ人が関わって。でも、色んなものにしがみつこうともがく程、上手くいかない。うまく行ったようで、落>>続きを読む
熱線を放射する際のゴジラが最高。
木造家屋を踏み壊す際の材木のディテールがすごい。
ゴジラの活躍?に愛を感じる作品。
神々との絡みでいよいよ世界観が壮大になった反面、当事者達は相変わらず子供なのでミニマムなやりとりが続く本作。前作ほどの子供からヒーローになるワクワク感がないだけに、その反動の活躍を期待したが突き抜けず>>続きを読む
『ヒーロー願望がある最高潮な少年時代にヒーローになったら』という物語は当然ワクワクさせてくれる。
さらに孤独というスパイスがアクセントになって、よりコメディに楽しませてくれる。
『肉の地平線』
いつのまにか倫理の垣根を超えた二人はカニバリズムなんて言葉がバカらしくなるくらい美味しくいただく。だからこそ、食肉って何だろう。命を食らうという行為を洗い出す、刺激する。
価値観を>>続きを読む
キャロル・ダンバースという名前とその佇まいが最高のヒーロー『キャプテン・マーベル』
ブリー・ラーソンが美しい。
凛とするだけで良いのに、孤独に耐える姿やあんな姿まで。
今回は、等身大高校生カマラと>>続きを読む
褪せた風景、自分の居場所を探す旅、唯一の仲間、寄る不幸。
荒い映像の中で、人生を求めるウェンディの刹那。
『くだらない』を裏切らない。
ずーっとくだらない。ヒーロー映画のパロディも別に嬉しいかは分からないが盛りだくさん。最後まで観なくても全然問題ない。
今度は母の失踪。
前作と同じ世界線だが特に繋がりはない。同じ要素はSNS等のPC画面を通した捜索。展開がはやく、機転の効く娘に感心しながら鑑賞。すると段階的に明らかになる事実によって、少しずつ状況が>>続きを読む