mashuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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新聞記者(2019年製作の映画)

4.9

身震いがした。
東京新聞望月記者はじめこの映画に関わる方々の熱量の集まり。主題歌がトシロー、細美武士、さすが。
政府の圧力、情報操作、この国に生きる者として見逃せない。「記者たち」に通じる世界の裏側、
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主戦場(2018年製作の映画)

5.0

歴史修正主義の方々は想像力、共感力など人として大切な人権感覚の欠如が如実。それが我が国の総理でもあり、現政権のトップ。杉田もそこの議員なわけで、すでに権力者側。
耳を疑う発言が多く、トリハダモノ。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

キャスト皆様にあっぱれ!
家族という枠にとらわれる者との壁。でも実際あんな家庭はあるわけで、その家庭にどう寄り添えるのか、、と考えてしまった。社会のあらゆる問題がつまったあの家庭で、常識という目に見え
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

4.6

真実を伝え続けた唯一の新聞社の話し。国が「ウソ」を垂れ流し、大手メディアもウソを報道。いまの日本やん。
アメリカは結果、残ったのは根拠なく戦争をした事実とたくさんの犠牲者。こうなってはいけない。
真実
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盆唄(2018年製作の映画)

3.9

福島県双葉町の伝統盆歌を中心にハワイ移民などの歴史に触れている。故郷を追われ、住民たちは日本全国への避難を余儀なくされ、それでも伝統をなくしたくない人々の思いに終始胸が痛くなる。
太鼓ってよい。
そし
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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.6

久々に観んかったらよかったと思った。映画がどーのこーのより、あんなに簡単に次から次へと人が山ほど殺されるのしんどいわ。一ミリも正義ないし、一ミリも救いがない。
そんなナチスの真似したらよい、とか言った
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アイたちの学校(2019年製作の映画)

4.8

朝鮮学校をめぐる日本の差別。日本の加害の歴史に目を向けなければ語れない、同じ時代に生きる同じ人間としての権利を奪われ続けている在日朝鮮の方々の問題。悔しい。日本のせいで連行され、日本のせいで帰国できな>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.9

穏やかであって、穏やかではなくて。
薄情に見えて、めちゃくちゃ深い情があって。
人に酷く扱われて、人に凄く優しくされて。
そして、最後は自分の信じた道で大切な人と。

そして、出会う女性べっぴん揃い。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

実話。こんな人がフィギュアにいたのか。根源は母親やな。愛情がちがった。
だから愛情の注ぎ方って間違いやすいし、気をつけないと、、、
再現が忠実で役者なのか実際なのかわからなくなった!

華氏 119(2018年製作の映画)

4.5

全然他人事に思えない。悔しくて怖くて腹立って仕方ない。水質汚染のフリントの話しは絶望的だったが、同じようなことが日本の各所で起こっていると思っている。
声を上げなければ!
また観よう。必ず!

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.5

すっげー流行ってるから観ておこう的感覚で見たのが間違いやったかなー。お母さんには笑ったけど、周りの期待値でかすぎた感。あ、これが巷で流行ってる映画やったんや〜へぇー。。。
映画のこともっと勉強せなあか
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バハールの涙(2018年製作の映画)

4.2

「真実の影響力はそれほどない。ワンクリックのみでさほど変わらない。人々の関心は過酷な現実より、希望な未来。」
ババールの経験した惨状とそれを伝える記者の、悲痛な映画。
ちゃんと覚えていたい。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

ガガのことはよく知らんけど、情緒深くてそこに乗っかった歌声は突き刺さるー。駐車場で歌ったのがナンバーワン鳥肌。良かった!

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

4.6

人間味溢れていて最高。
人と人との距離感が近かった時代の映画。そして在日の方々の差別問題。感情をぶつけ合って構築される人間関係はこの時代にはなかなかないけど、人間臭くて好きやなー
笑って泣けた映画でし
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大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─(2008年製作の映画)

3.9

正しい優しいであれ。沖縄は正しい優しいであれ。
こんなに感情にストレートに生きてる人を見ると痛々しい。でもアーティストとしてそのままでいてほしい。伝え続けてほしい。
もののけ姫の話も素直な感情がすごい
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願いと揺らぎ(2017年製作の映画)

3.5

震災前からの取材、その土地の人々と信頼関係性が伺える。震災後の人々の暮らしの中の辛さや希望、願いと揺らぎが見えた。
でもあのお祭りは監督の言葉ではなく映像で観せて欲しかった。そして映画が長い。気持ちが
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.0

予備知識なく見たから好きな人は好きなんやろなーっと思って観ました。以上

教誨師(2018年製作の映画)

4.3

すごい映画。
みんな死刑囚に見えてくるし、実際にあった事件を彷彿させられ、迫られるし、考えさせられる。
大杉漣さんラスト作品。

「A」(1998年製作の映画)

3.8

オウムの内情。どう感じたらいいのかな。オウムの人も普通の人。信じるものが違ったって、そんな風に思うだけでええのか、、ドキュメンタリーやなー

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

激しい戦闘、爆撃、今も世界から暴力が無くなっていない中でも、必ずある日常。

野火(2014年製作の映画)

4.0

全体的に目を背けたくなるシーンばかりだったが、それが現実だったということか、、

沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.7

沖縄戦の裏。戦争の現実。
一人ひとりの貴重な証言と、よく調べられた公文書などから事実だということの裏打ちがされている。
翁長知事の冥福を祈りながら、沖縄戦や日本で起きた戦争について触れていきたいと思っ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

エリオの親父の器のでかさ。
羨ましい夏の過ごし方。
性描写多し。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

旅行にも行くし、酒も飲むし、音楽にはしゃぐし、きれいな女の子にはテンションあがるし、、
そんな日常がほとんどの落ちこぼれ三人組が、突然のアクシデントに勇敢に立ち向かいたくさんの命を救った。
あ、まとま
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かぞくへ(2016年製作の映画)

4.7

人間味が溢れていてすごくよかった。
役者が良かった。
映画としてとか、撮り方がどうとかあるかもしれないが
色んな人が感じるであろう弱味の部分が要所に描かれていたと思う。
そこに感情が寄り添えたし、キャ
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.3

この役をやり切るまでに相当な苦労が幾度とあったであろう。すごい。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.5

終始重い。人の命が軽すぎる。そして、撮り方のクセ

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

乗り越えられないと言葉にできたこと、そして最後の二人の背中。エンディングの街並みの余韻。
主人公の痛々しさやもどかしさや感情の動きに終始締め付けられた。めちゃくちゃ良かった。