massieさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.3

「主人公の男が80歳で生まれて0歳で死ぬ」と言う設定以外、筋書き的にはめちゃくちゃ地味なんです。それをじっくりとフィンチャーの世界観に仕上げていくとなんかめっちゃ骨太で面白い映画になる凄さ。
幼馴染と
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

おじいちゃんになっても、20代の青い感覚をずっと忘れてないウディ・アレン最高。セレーナ・ゴメスをあどけない感じの役柄で使ったのも最高。
エル・ファニングを超絶美人扱いのヒロインにしてるところだけ、僕と
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

傭兵として、死に場所を探してるような生き方をしている強い男の優しさを、押し付けがましくなく、感じられる素敵な作品。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

軽薄なストーリー、展開はご都合主義の連続。
バーナムの中途半端な善人感(ほんのり漂う拝金主義と内なる差別意識)があの壮大なテーマソングとマッチしなくて終始気持ちが悪かった。
どちらかというと差別を助長
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

映像がひたすらすごい。
ワンカット風映像がすごいのはもちろん、戦地が細部まで生々しくて、川に浮かぶ水死体を乗り越えていくシーンなんかはちょっとグロすぎてウッとした。
ただ、カメラワークが巧みすぎて、様
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

ビートルズのすばらしさを再認識するための映画。
ストーリーのイマっぽさが、ビートルズの雰囲気とはちょっと合わないかな。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

キャスト全員が輝いている良質なコメディでした。特に小池栄子がめちゃくちゃキュートないい役。
まあ、あんまり大笑いできるような大ネタはないし、守りに入ってるな〜って感じもしましたが、前作がアレだったので
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TENET テネット(2020年製作の映画)

-

スクリーンの前に150分座っていたということの記録(爆睡)。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

裁判映画は割とハズレがないですよね。
裁判だけだと退屈なのが目に見えてるから、いかにそこを面白く描くか、また裁判のネタになる現場の部分をどれだけ見せるか、とか、本作もかなり工夫されてます。
悪を裁判長
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.8

行政改革で辞職を再三求められ、嫌がらせの転勤を食いまくるも、公務員の地位に意地でもすがりつくイタリア人の主人公。

イタリアの公務員の地位がおいしすぎることへの皮肉がたっぷりなんだけど、結構お金をかけ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.6

単調な長回しのシーンが随所にあるんだけど、不思議と見られてしまう。
おもしろかった。日本式に言うと地縛霊が成仏するまでの話ってだけなんだけど。

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.2

フレンチコメディ「ヒャッハー!」シリーズの監督の作品。
最先端の運転アシスト機能搭載の新車で家族旅行に繰り出すも、コンピュータがぶっ壊れて160kmhで高速道路を大暴走する羽目に。「ヒャッハー!」シリ
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.3

筋金入りのヒップホップ好きとして、ヒップホップ映画としては特にチクチクと批判するところはないんだけど(いとうせいこう監修の字幕もいい感じ)、主演俳優に魅力が全くないんですよね…。ハーコー感ってやつがゼ>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.6

ずっと観たいな〜観たいな〜と思ってて、やっと観られた。
しかし、冒頭のLike a Virginのくだりで一回観たことを思い出した。これは忘れようもない。

けど、そのあとはすっかり忘れてたので楽しん
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エスター(2009年製作の映画)

4.3

ずっと気になってはいたけれど、ホラー的なのは苦手でずっと観ていなかった作品。

「エスターは何者なのか?」

フリがしっかり効いていて、予備知識が無ければ最後まで気持ちよく騙されてしまう優秀なサスペン
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.3

初めて観たんだけど、
SF映画と称するにはちょっとアレで、
コメディ映画として見ても別に面白くなかった。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

邦題がウーマンなのでややこしいんですが、原題は「〜WOMEN」なので、これは1人の思春期の少年の周りにいた女たちの話。それぞれの女たちを個々に描いているようではあるが、少年の眼を通して見える女性像を見>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.9

車にほとんど乗らずにずっと殴り合ってるので、あれ…ワイスピってこういう映画だっけ…とはなりますが、アクション映画としては一級品。ハゲ2人の、車よりも家族への愛が見られるストーリー。
ステイサムの妹役の
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.7

現実と比較すると、きちんとリサーチした上で作ってるんだなあと好感が持てました。敢えて群像劇にして主人公を固定していないのもよかった。
この先の現実もこの通りになるんだろうか。

なお、ソダーバーグ感は
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

原作が脳裏にチラついて、つい比較しちゃうんだけど、ジャック・ニコルソンだけは比較しようのない存在感。食卓で手を弄ぶ様なんて最高でしたね。

そして、マーク・ウォールバーグがイケメンスタンスじゃない映画
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.7

小学生の時に、物語を書いてこいという宿題があったんだけど、その週に金曜ロードショーか何かでこの作品が流された結果、みんながジュマンジオマージュな物語を書いてきたという思い出がある。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.7

ある家族のスクラップアンドビルドの物語。
役所広司の登場だけ謎にぶっ飛んでるけど、それ以外は名役者を揃えて緻密に家族の光景、特に食卓を中心に写していてとても面白かった。食べるという行為は自らの欲を満た
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.3

映画ファンとしてなんとなく見続けてきたスターウォーズ。
ファンサービスが過ぎる無難な終わり。
VSファーストオーダーの戦いの過酷さよりも、レジスタンスのお友達感を中心に描いてるので、なんかほのぼのして
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.2

「蒼井優がちょっと髪型変わるだけで全く分からなくなる」ってことないですか?ありますよね?私はエンドロールで「あ、これ、やっぱ蒼井優だったのか」と思うことがよくあります。

本作ではその蒼井優が馴染みの
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