MASTiXさんの映画レビュー・感想・評価

MASTiX

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生涯アウェイ
twitter : @mastix51

映画(225)
ドラマ(0)

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.1

近い未来という時代設定のお陰で宇宙表現の枠をグッと広げその中にある親子のドラマに集中できたし父親にたどり着くに向け徐々にシンプルになっていくのは宇宙船の比喩のようでブラピの演技もありかなり好み、地球か>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.2

風呂屋の夜の顔が実は処刑場という設定は特に好みではないのだが、ウブな性格の主人公、とびきりのキュートな彼女、とても優しい両親、雑だがナチュラルにいい奴松本などみんなポジティブで、そのキャスティングと演>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

4.0

ルピタニョンゴがここぞとばかりに暴れまくり無双を続けあまりの迫力に裏にあるトリックにも気付かずのせられ続けたので作品として単純に楽しめた、ただ落ち着いて思い返せば前作のようなクレバーなアイデアでは無い>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

ゆっくりもっさり進む話の脈絡も薄いペースを退屈だと言われてしまえばそれまでだが自分はタラとのチューニングが完全にマッチし楽しい蓄積を続けカタルシスも見事にハマったので幸せな映画体験をまたもいただけたし>>続きを読む

机のなかみ(2006年製作の映画)

3.2

あべこうじがしょうもない中盤までから一気にひっくり返り景色の変わる展開はその後に繋がるユーモアの源流、最後の涙の連鎖は初期衝動に溢れてる

天気の子(2019年製作の映画)

3.8

君の名は。を観たタイミングで同監督の過去作を一通り観た時に感じたキモさダサさが今作ではポップに昇華されていて心地良さすらあり大作志向の君の名は。よりこっちが監督の好きなやつなのかもなーと勝手に思って楽>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

1.8

庭での不思議な体験から何かを学び成長していく単純な話でいいのにくんちゃんが幼すぎてその体験の意味を理解できず現状維持、なので話が進んでいってもフラストレーションが溜まるだけ、なぜこの脚本で作りきったの>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

3.9

不愉快が蓄積し大きくなって破裂したら中には邪悪が入ってたこれはリメイクサスペリアにも引けを取らないエゲツなさ、キリスト教との連動はわからなくてもこれほどの感じ悪さは稀なレベル

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

4.5

冒頭とラストに監督の自我がチラついて鼻についたけど章立てのテーマの設け方は適切で人間関係の繋がりや感覚の変化に沿って進む流れは良かったし挟まれるメッセージも案外見誤ってないのでちゃんと感動できた、エン>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.3

ギャンブルや酒に依存するろくでなしを見事に演じていたが声を張ると甲高くなってしまうところに香取慎吾という枠を感じてしまった 話としては堕ちきっても優しい人たちに救われちゃう展開に物足りなく思ったの>>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

2.9

ハジョンウの地獄巡りとマドンソクの現代居座りと過去の回想が並行して進んでいくんだけど中盤の凪が同時に訪れてその辺がかなり長く感じたなー
地獄からの使者というファンタジー全開の設定ながらサスペンス要素を
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

こんなこと言うのはためらわれるけどエンドゲームよりファーフロムホームの方が好きかも、、予告では目を伏せ"夏休みを奪われた"くらいの情報しか無かったからまったり系だと思い込んでたらまさかの展開、甘酸っぱ>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.4

俳優のアップ多様や能力の演出は好みの画づくりで視覚的には楽しめたが肝心のストーリーが短絡的でスカスカで全然ダメ、ていうかこのキャリーみたいな超能力暴走話をX-MENでしかも最終章でやる必要性を全く感じ>>続きを読む

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

2.7

地獄で生前の罪の審判に問われるシビアな設定であるはずなのに判定ユルユルで制作サイドの感動させてやろうというあざとさすら感じるほどで作品の価値観とは合わなかった、それでもラストにかけての疾走感にはもって>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

原作は未読だけどさすが角田光代さん作だけあって愛に対してのその先の解釈が見応えがありドラマとしてエンタメとして痛いながらも楽しめた そしてヒロインの岸井ゆきのさんはじめキャスティングも素晴らしく演>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.9

怪獣同士のバトルにも人間ドラマにもグッとくるところはなくボケーっと観ていたが、芹沢博士akaケンワタナベの神風特攻からのゴジラフルチャージでの復活シーンだけは唯一熱かったしここだけで元取れた ED>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.9

主人公の娘がアホすぎるのは演出上仕方ないんだけど、バラエティ"ヤバいバル"での上辺ではアホながら内面ではしたたかであったりするその表裏に人間を感じたのでその表一辺倒に物足りなさを感じてしまった

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.3

この後どう考えても不穏な展開にしかならんやろ的B級映画なオープニングに早速ワクワクを覚えジャッキーの必要最低限のカンフーも最高で、シンプルに映画ってこういうことだよなーみたいな楽しさがあった
ボマーな
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

1.9

久しぶりに映画館で面白くない映画観たなーと晴れ晴れするくらい、なんというかユーモアのカケラもない、没になった小ネタの寄せ集めみたいな感じがシリアスに吹っ切ったところで新鮮味がない、キャスティングに魅力>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.7

これから先はなかなか難しいかもしれないけどマジのマジでエンドゲームは他人の感想をシャットアウトした状態で観た方がいい、作品としてどうこうというよりもこれは付き合い続けた自分とMCUとのタイマンの中で頂>>続きを読む

未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)

3.3

現代に生きる自分としては今作をアップデートしたヴィルヌーヴのメッセージにリアリティを感じていたのだが未知との遭遇なくしてメッセージは有り得ないので宇宙人啓発としてのオリジナルな凄みをスピルバーグから突>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

ドゥザライトシング、数年前に初めて観た時には古臭いと感じたのに今観たらなぜか逆に新鮮に感じるのは俺の価値観が変わってきたからなのかも

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

破綻した家族関係を修復したのは皮肉にも犯罪だったがそんなものは長く続かずいずれ崩壊する、というのは運び屋にも通ずるプロットだがその犯罪内容がエグすぎてかなりしんどかった
詰んでる底辺を明け透けなく描く
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

ブラックパワーについてはHIPHOP関連や数々の映画や本で詳しくなってたけどKKKの方は記事で読むくらいでここまで具体的な内容を知らなかったのでその稚拙さやヤバさに確信を持てた
偏った白人の黒人とユダ
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運び屋(2018年製作の映画)

4.8

初めから遺作を作るつもりだったとしか思えないイーストウッドサーガの集大成かつ最終回のような、ここまでたどり着いた奇跡そしてリアルタイムで堪能できる悦び、素晴らしい傑作だと思いました
今作がいい話すぎる
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DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

4.4

例の事件きっかけで映画館ぶりに観た
アルバムと共に歴史を振り返る作りがすごくツボ、いつかセル版入手したい
20代の頃からドラッグ使用という供述を受けてデビューからのドキュメンタリーを観ると前回観た時と
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.0

アメリカの人種差別の実態に迫り立ち向かったカリスマたちの勇気に涙する、ボールドウィンの言葉は痛烈だがわかりやすく伝わる
近年人種差別やマイノリティ差別の映画作品がアカデミーなどに受賞され目にする機会も
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

一本の作品としてはすっきりして単純に面白かったんだけど、それ以上にこの超強くて人間としても魅力的なキャロルがアベンジャーズに加わりサノスと対峙することが頼もしくて楽しみすぎる 子供の頃から今日まで>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

最先端の映像とビギースタートで深まっていく音楽も詰め込みすぎな展開もスタイリッシュでスピーディで全てが超絶だった 普段アニメ系を観ないので評判がいいからといって突然こんなものを食らわされたらクラク>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.3

俳優のルックや演技が一人残らず神がかっていたのが凄かった 特にアカデミーでも賞を獲った娘の母親がプエルトリコに降り立ちサングラスを外したあのシーンから滞在中ずっと凄まじい演技で圧倒された 厳し>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.2

長回しの名手キュアロン監督の巧みな長回しが今作でも冴え渡りまだ続くのかと思うその先の余韻にくらいまくった 良いことも悪いことも受け入れたり受け入れられなかったり、それでも時間は進んでいく、思いやり>>続きを読む

世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

4.1

リアタイで追っていたので内容も結果も知っていたから岩淵監督の編集が勝負どころという中、脱落した参加者がフェリーで帰っていくシーンが繰り返される展開がまさにキモ、合格したメンバーより脱落した人間のその後>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

シーンとした劇場内に俺の泣き音が響かないよう深呼吸して抑えた後、涙がスーっと流れてその後は泣けるシーンがくる度流暢に涙が流れるようになった、そしてラストシーンでは本日一番いい涙を流せた、ということでア>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

どういった手段で家族を陥れているのか明かさないまま延々と続く気持ちの悪い展開がずっと心地よかった

私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城(2018年製作の映画)

3.0

よくある普遍的な話だが沖縄を舞台に絡ませとてもしっくりくる仕上がり、傷ついたり感動したりといった場面もすんなり入って着地も爽快、福田沙紀を主演に置いたところまで含めてやたらとバランスがいい

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.2

実際に起こったこと感じたであろうことを伝えきりたいのか、監督が作品にのめり込みすぎたのか知らないがシーンがいちいち長い、ドラマパートも宇宙船アクションもいちいち長い チャゼルならタイトにキメてくる>>続きを読む

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