最後のシーンが好きだった!
ジャコメッティの歩く男を思い出した
ビルの家のシーンで流れる音楽が本当にビルそのもの。暴力的・野蛮で軽快で心が若くて楽しんでるかんじ。レクター博士のクラシックは壮大で豪華な曲じゃなくて控えめで上品なのがいい。
前半のオッペンハイマーの常軌を逸した天才ぶりと後半の一人間として悩みを抱える姿の対比は面白かった。
原爆実験が人には止められない国家のパワーで突き進められてしまう危機感、これはこの時代にしか作れない>>続きを読む
燃えながら落ちてく車のシーンめちゃいい〜再会できて嬉しそうな親子見て切なくなってるシーン、マスク着けてるし身振りもないのに感情伝わるのもすごい、構図と間の勝利
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今年1番好きな映画だった。小さいオルゴールみたいな、綺麗で優しい映画。
人それぞれの幸せがあるのに、それは社会では理解されないっていう悲劇系の終わり方をする映画を今年いくつか見てきたなかで、それでも>>続きを読む
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カトリックだとキリストは小さな小屋で羊に囲まれて生まれた奇跡の人、羊は神への供え物。アダは人間に囲まれて生まれた奇跡の羊。
羊は犠牲で家畜で昔も今も弱いものの象徴だから、最後に最恐羊が現れたときのど>>続きを読む
市子が人生の中の登場人物の1人としてすっと入り込んできた気がする。
登場人物全員が市子の幸せと苦しみの「断片」を知っていて、すべてを理解できる他人はいなかったと思う。その距離感は映画を見てる側も(最>>続きを読む
劇、地上、宇宙の3層に分けて、劇と宇宙を繋いで、地上(社会)を観察している気分。
地上にもいくつものグループがあって、エイリアンみたいに区別される人たちがいて、繋がったり分裂したり、小さな惑星が沢山>>続きを読む
グロテスク、痛々しさを隠してないので普通に怖かった。逆に言えばロードムービーシーンは緩急ついてて今まで見たことない雰囲気の映画だった
犯罪大通りのわちゃわちゃ感とロマンチックな台詞が飛び出すときの時間の流れ方が全然違う、良い
映画やアニメの劇中劇ってノンストップ(止めたくても止まらない)でいろんな人の気持ちが交錯しててそれを観るの>>続きを読む