マタローさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

2.8

粋だった前作とはうってかわってバカ映画だった。

複数いるヒロインの中でもメインどころがプッシーガロアってネーミングの時点でバカ映画確定のようなもの。

今作のボンドは迂闊な行動で敵に捕まるか、ヤリ目
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デンデラ(2011年製作の映画)

2.9

熊vs姥捨婆

設定やキャラクターはすこぶる最高なのに、ストーリーや熊との対決シーンがいまいち突き抜けない作品だった。

楢山節考的な社会的・人間的なテーマも弱めでどっちに寄せるか迷った挙句に中途半端
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.5

一言でいうならば粋というのがピッタリの2作目。
まずロシアより愛をこめてというタイトルから粋。

前作より派手でトリッキー。西側と東側の対立を深めるような暗躍をするスペクターの立ち位置が効いてる。
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.5

初回は字幕で観て途中で断念。吹き替えで再チャレンジして最後まで。

昔の洋画は吹き替えのクオリティが高いので字幕より楽しめる。若山弦蔵の低音ボイスがとにかく魅力的。ショーン・コネリーの渋さとのマッチン
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

マッドマックス最新作。
今までのシリーズ作品は恥ずかしながら未鑑賞。

ド派手でメーター振り切ったアクションとガジェットは言わずもがな最高。欲しい車ばかり。
それでいてメッセージ性もちゃんと織り込んで
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

MIBシリーズ一作目。
黒服vsエイリアン。

なんとなくのイメージでお気楽なSFコメディだと思って見始めると意外とホラー要素もあった。

お堅いベテランのトミー・リー・ジョーンズと軽いけど正義感はあ
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ケイト(2021年製作の映画)

3.1

致死量の放射性物質を盛られ余命僅かにになった女殺し屋の最後の一日。
主演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド。ハーレイクインでハントレス役の人。アクションと佇まいが良い。

よくある海外映画のウソ日
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

ハーレイクインの単独作。

ジョーカー居なくなった後の彼女の立場と活躍。
ジョーカーに思い入れある人ほど今作は合わないみたいだけど、自分はそこまでジョーカー好きじゃないおかげか普通に楽しめた。
ハーレ
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

ニール・ブロムカンプ監督作。第9地区とチャッピーの間。

荒廃した地球に安い命、富裕層は優雅に宇宙暮らしとわりとありがちなサイバーパンク的なSF設定。
ストーリーもあまりひねりは無かった。
富裕層の住
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.4

ワンダーウーマンの2作目。

まあまあといった感じ。
DC映画の中では良い方で、少なくとも派手なだけのアクアマンよりは上。

せっかく80年代を舞台にしたのにどんどん80s感が薄れていくのは残念。序盤
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ボブ・ロス 楽しいアクシデント、裏切りと欲(2021年製作の映画)

4.1

ボブの絵画教室でお馴染みのボブ・ロスのドキュメンタリー。
驚きは少ないけど丁寧な作り。Netflixはオリジナル映画はイマイチだけど、ドキュメンタリーは当たりが多い。

ボブが職業軍人からいかにテレビ
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SAS:反逆のブラックスワン(2021年製作の映画)

3.0

2022/4/10
以前見た作品だと気づかずに見直してた。最後まで見てロングショットのドローン撮影はなんか他のでもあったなーって思ったくらい全く覚えてなかった。そのくらいの作品ってことで。
ただ以前見
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ザ・キッチン(2019年製作の映画)

2.8

アイリッシュマフィアのドロドロ抗争。

旦那が収監されてその妻たちがシノギとファミリーを乗っ取っていくという設定は良いんだけど、イマイチ勢いがつかなかった印象。
死体の解体のあたりは良かった。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.2

ホラーコメディ。
ホラー映画の世界に出てくる大学生と一見怪しげなヒルビリーの二人組の対決。

ホラー映画あるあるにとらわれすぎた大学生と、怪しそうだけど実は普通の人で良い友人同士の山男のやり取りが面白
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

PC画面だけで進むアイディア作品。
アイディアだけじゃなく話の筋もしっかりしてて最後の最後までどう展開するか楽しめた。

主演のジョン・チョーと娘役のキム - ミシェル・ラーが良かった。SNSのログや
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セルラー(2004年製作の映画)

3.5

見たことあるようなと思いつつ見始めたらやっぱり昔TVで見たやつだった。

ところどころギャグかというくらいご都合展開。ちょうどいいタイミングで目の前に携帯ショップ出てくるところとか。

若き日のクリス
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

4.0

養子縁組で里親の元で育った人が大学で偶然その存在を知らなかった兄弟に出会い、三つ子だと判明する。が、ただの養子縁組ではなかった。という感じ。

誰もが思うような事だけど倫理的にやらなかった実験をやって
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

4.5

主人公とその仲間がかつて役者をしていた母親が出演した80sカルトB級ホラー映画の中に入り込んでしまう。

コメディパートとシリアスパートのバランスが良い。

入り込んだのはいかにもなホラー映画でフラグ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.6

韓国映画。警察の麻薬取締班が張り込みのために寂れたフライドチキン屋を買い取ったらまさかの繁盛。
警察コメディアクション。傑作の一言。

わりとありそうな設定だけど素晴らしい映画に仕上がってる要因は手抜
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.1

タイムトラベル系SFエイリアンバトル物。

突っ込みどころだらけのクソ脚本をクリス・プラットとアクションと爆発で無理矢理ゴリ押しで突破したような映画。

良かったところはとにかく戦闘シーン。派手。敵の
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

法廷ドラマ。
若き日のリチャード・ギアとエドワード・ノートンの共演。

今の視点だとそう簡単にはいかないでしょと思えるけど、演技力で突破してしちゃうくらい凄まじい。
エドワード・ノートンが言われないと
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.9

ボーンシリーズのスピンオフ。
ボーンシリーズ本編よりも面白かった。

主人公はジェレミー・レナーでマット・デイモンより顔が強面なのが良い。
ボーンシリーズでは弱点だと思ってた主人公強すぎ問題もちゃんと
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

2.8

割と高い評価が並んでるけど面白くなかったってことは、一言でいって自分に合わなかったんだろう。

良かったシーンは序盤の携帯電話での指示と、トライアルバイクを使った立体チェイス。

ボーンが強すぎるのと
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.3

ややこしくしたがるパターンの方のノーラン映画

今回は時間モノ。難しいと言われてるけどインセプションに比べたら理解しやすかった。
捻りの多いメメント。
タイムリープするけど時間を飛ばすのではなく逆回し
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.7

ロボコップ一作目。

有名な映画だけどちゃんと見たことなかったので。

みんなが知ってるロボコップだけど中身はエグめの残虐SF映画だった。
一度殺される主人公や悪役達の死に様が凝ってる上に今じゃそこま
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

ムンバイ同時多発テロを元にした映画。

恥ずかしながらこのテロが記憶に無くて、当時日本ではどのくらいの分量で取り上げられていたのか気になるところ。

テロのターゲットの一つとなったホテルが舞台で、メイ
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

1993年のモガディシュの戦闘を再現した作品。

ほんの1時間程で終わる作戦のはずが情報の錯綜や民兵側の戦力を軽視したことにより泥沼の撤退戦になったのがよくわかる。

RPG持った民兵がウヨウヨ居る中
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

2.8

豪華な俳優陣によるチーム強盗モノ。

絶対寝落ちする映画。
スペシャリストが集まって大きなヤマに取り掛かるという大筋のストーリーは面白い感じがするけど、肝心の仲間のスキルがそこまで突出していない。誰が
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フライト(2012年製作の映画)

3.7

飛行機事故をベースにした依存症の話。

デンゼル・ワシントン演じる主人公の機長が天才的な機転と技術で飛行機事故の被害を最小限に食い止める。
しかし、彼はアルコール依存症だった。

ヤク中の女性と共依存
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.3

WWEで活躍したペイジの伝記映画。

良質なプロレス映画かつ家族映画だった。
主演のフローレンス・ピューがちゃんとペイジに見える。

ペイジがWWEのトレーニングキャンプに入っていわゆるセクシー系ディ
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.5

忍城攻め。

野村萬斎映画。もしくは大谷吉継有能映画。
時代劇よりも軽いタッチで漫画的なキャラクター感強めの作品だった。

野村萬斎はいつもの野村萬斎だけど、現代劇で大立ち回りしてるよりこっちの方がし
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.2

ホテルを舞台にした殺人予告捜査群像劇。

そんなに悪くはないかな。良いとも言えない。
俳優人気に頼ってる部分は多いし、意外なキャスティングも全く無いんだけど、キムタクがいかにもなキムタクをやってるとい
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マクロスFB7 オレノウタヲキケ!(2012年製作の映画)

3.8

マクロス7を見た後にファイヤーボンバーを浴びるための作品。
マクロス7は長丁場なので全部見返すにはしんどいので気軽に見るためのかなり端折った総集編。
マクロス7を未鑑賞だと本当に何が何だかわからないま
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男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

3.3

レイテ沖の少し前から坊ノ岬沖海戦で沈むまでの戦艦大和とその乗組員の話。

ところどころに実際の映像を挟んだり、ちゃんとお金かけてセット作って人もたくさん使って映像に説得力があった。

主人公が目立つわ
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

2.7

チーム・バチスタの栄光の続編。

今回も神経内科医と厚労省の役人が病院内の問題を暴いていく。

それぞれのキャラは面白い。前回のメンツに加え、救急医療を立て直すために手段を問わない救命救急センター部長
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劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜(2011年製作の映画)

4.4

マクロスF劇場版の完結編。

今作もド派手な戦闘とコンサートは健在。
TVシリーズを基にしながらも別物として完成させている。

プリズンブレイクが安易じゃないか?とか、三島やギャラクシーの掘り下げが少
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