matsuitter

matsuitter

みんなにいいねを押したい。
フェティッシュな感想が好き。
映画を盛り上がる技術の評価を重視。
 
逆に、作品評価と関係ない文章はイライラする。特に前置きなんてどうでもいい。あらすじは1行で充分。「深い」「考えさせられる」は何も言ってないのと同じで思考停止を露呈しただけ。ネタバレを読んでから観て面白くなかったとか、期待してたのと違うとか言ってるワガママな奴らには反吐が出る。

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

あくせく働く娘に向かっておせっかいな父がジョークを無理やりぶつけていく日常系ドラマ。

以下ネタバレ。

楽しかったのは終盤のパーティ。映画始まってからずっと日常のユーモアの連続で特別なこと何も起こら
>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.3

R.I.P. George A. Romero

私はゾンビ3部作+新3部作が全部大好きなロメロのガチファンです。

●あらすじ
死んだ人間がゾンビになる世界で、報道の仕事をしていた女性とその恋人、そ
>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

4.0

作品の方向性としては密室SFスリラーというまさにエイリアンモノ原点回帰。ほぼ宇宙しかないためゼログラビティの映像演出を思い出したわけですけど、本作はゼログラビティでエイリアンをやろうとしたのかと。>>続きを読む

変態島(2008年製作の映画)

3.0

原住民に襲われた系ホラー。

前半タイの夜の街でミャンマー密入国の手はずを整えるあたりは映像の色合いがかっこいい。謎を追うタイプの脚本も面白い。

後半は理不尽で完全に悪夢。よくわからない系の恐怖感だ
>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

4.3

シャマラン!賛否両論な映画ながら私は大好き。

以下ネタバレ。

1番好きなところはシャマランらしい思わせぶりな恐怖演出。
特に前半のカットなし長回しカメラで絶望させるシーンの数々に大満足した。

>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.6

3組の夫婦が集う食事会でお互いのスマホをオープンにしてみようというイタリア式の昼ドラ映画。イタリア最高映画賞のドナテッロ賞を受賞作なので鑑賞。

以下ネタバレで雑感だけ。

好きな点は、1室の食事会の
>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

5.0

アメコミ苦手で避けてきたがやっとやる気になって鑑賞。

かつてこれほどまでに興奮を感じたアクション映画があっただろうか。。

ヒットガールの登場シーン、暗闇での乱闘、そして最後の本棚戦。キャッチーかつ
>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

男子高校生が女子のパーティ用の酒を買うために奮闘するコメディ。結構好き。

雑感だけ。

好きなところは完全にキャラ。お目当ての女子が意外に好意的なのであまり問題にならず、むしろパーティ用の酒を手に入
>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.3

シャマラン!静かなるアメコミ!撮影・脚本が素晴らしい。オタク向けな良作。

以下ネタバレ。

まず第1に、この映画は撮影を非常にこだわっている。ほぼ全シーンが長回しワンショット。全然カットを割らない。
>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

テロに遭遇した警察官と市民を描く群像劇。

以下、雑感を少しだけ。

1番良かったのは全体構成。実話ベースすなわち現実では都合のよいタイミングでものごとが発生しなかったりするので脚本・構成の盛り上げ方
>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.8

シャマラン監督が久しぶりに2週連続全米No.1を叩き出した良作。

以下ネタバレで軽く感想を。

好きなところ1点目はシャマラン的な恐怖演出。私はシャマラニストなので彼の演出が大好きです。

地下道み
>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

3.5

世にも奇妙な物語特別編みたいな話。

まあまあだったので雑感だけ。

1番好きなのは佐々木蔵之介の演技。彼の怪演はまるで寄生獣。

ネガティブなところですが、正直脚本は普通。破綻・迷走・再生的な内容で
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.3

母子家庭とその下宿人との特殊な関係を映した日常系雰囲気映画。プロットは弱いもののその会話の刹那的な魅力はエッモーショナルッッ!!!3人の女がウーマンリブ、パンク、ニューウェイブな時代の組み合わせで引き>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

最低限の科学的知見を踏まえたハードSFを原作として、2001年、未知との遭遇、コンタクト、インターステラーに受け継がれた「ファーストコンタクト」系映画に新たな歴史を刻んだ傑作。

以下ネタバレ。

>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.9

謎の死体を検死解剖するだけの密室系ホラー映画。

前半の死体解剖が秀逸すぎる。後半少し月並みになるが最後にまた盛り返し、全般的に非常に怖かった。1年を代表するホラーの秀作。

以下ネタバレ。

最大の
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.5

撮影と編集が鬼。最大の見どころは驚愕の色使い。こんな技法があったのかと絶句する。この映像が本当に美しいのは、深遠な闇の底を生きた人間が唯一解放されたときがあったということを表現したからなのではと感じた>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.5

男性向け恋愛アニメの傑作。

奔放な黒髪の乙女と、彼女に密かに思いを寄せる先輩の、ある夜の邂逅を描いた恋愛コメディ。

原作アリな脚本は言葉の洪水。そしてアニメならではの何でもありな編集力が際立ち、全
>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.9

いわゆる続編のフォーマットは数多くあるが、ここまで後ろ向きかつ前作リスペクトに振り切った続編も珍しい。最高なのは結局前作だと自ら言い切っていて、完全に前作ありき、その亡霊を追いかけるかのような前作シー>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

4.7

開始5分、自分の体のパーツを接合する映像で心を鷲掴みにされる。直後いきなりの敵襲からほとんど休みのない激アツな展開。ゲームの完全実写化というのが1番しっくり来る。俺が求めていたのはまさしくこういう映画>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.6

総合的に非常に優れた傑作。 #Filmarks2017

好きなポイントは撮影、編集、音楽、俳優。

以下ネタバレ。

まず撮影から。冒頭は息を呑むような美しさの自然の俯瞰ショットからはじまる。それに
>>続きを読む

ある戦慄(1967年製作の映画)

2.6

背景の異なる登場人物10人以上が同じ電車の車両で暴漢に出くわすシチュエーションスリラー。特殊な状況における人間の側面を描いた世にも奇妙な物語ともとれる。

冒頭の10分。暴漢2人の無軌道さがシンプルに
>>続きを読む

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.8

神山作品というだけで泣きながら鑑賞。ガチファンですいません。

以下ネタバレ。

好きな点は脚本の設定と比喩的構造。

脚本はSF設定が非常に面白い。まず今2017年の3年後の2020年の東京オリンピ
>>続きを読む

WE ARE X(2016年製作の映画)

-

YOSHIKI のインタビューを中心に結成から解散、再結成を扱ったドキュメンタリー。圧倒的カリスマとともに奇跡を起こしたバンドという家族の物語。点数つける必要がないほど最高の映画。ファン必見のロックン>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

イギリスの社会保障の制度のはざまに立たされた人々のヒューマンドラマ。ケンローチ79歳にして2度目のパルムドール。

地味だが非常に政治的なメッセージの強い映画。

見どころはリアリズム。

脚本的には
>>続きを読む

MERU/メルー(2014年製作の映画)

3.5

ヒマラヤ山脈の中で人間が登頂していない山メルー!!!

そこに挑む男3人チームのドキュメンタリー。監督のジミー・チンは3人チームのメンバーであり、世界的な登山家かつナショナルジオグラフィックの登山写真
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.5

日本統治下の韓国で金持ちの女を騙そうとする侍女と男を描いたサスペンス。

先の読めない脚本が大好き。韓国人が話す日本語が少し不自然で独特の滑稽な雰囲気を出しており、ある種の珍作。R18全開な朗読シーン
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.8

超・超・超絶な奇作。正直脚本・編集が全般的に好みじゃなかった。コメディタッチの前半と、最後は好きです。観終わってからが楽しい変な映画。

酷評している人が全然いないのがマジでショック。おまえらホントに
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

4.5

ピエール瀧&リリーフランキーの演技が鬼。冒頭の逮捕までのシーケンスと、回想で酒を飲ませるシーケンスが非常に恐ろしくて良い。古典的だからこそ土地と金は強いというプロットに納得。山田孝之のクソ真面目顔もハ>>続きを読む

カル(1999年製作の映画)

4.2

猟奇殺人を追う刑事モノの韓国系サスペンス。

ネタバレ禁止な脚本が素晴らしい。面白さのポイントは、説明少なめで静かにストイックに展開するところ。編集力で飽きさせずに非常に濃い内容に仕上げている。微細な
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

冒頭から長回し撮影のミュージカルが圧倒的で奇跡的な輝きを放つ。表情豊かなエマストーンの演技は極上。脚本はド定番ながら2人が近づくシーケンスはマジカルで感情移入しまくり。最後のオマケで苦しいほど泣いた。>>続きを読む

お早よう(1959年製作の映画)

2.0

●あらすじ
住宅地で暮らす主婦たちと子供たちの日常を描いた作品。

●メッセージ(国語の問題で正解になりうる正統派な読解。「建前」)
子供も大人も無駄に余計なことに関心を持ったり話したりするが、それが
>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.9

ゼメキス監督のガチファンとして鑑賞。脚本・撮影・演技のすべての面でバランスが良い仕上がりで、全く飽きさせない2時間だった。良作。

以下ネタバレ。

脚本が良い。前半はモロッコを舞台としたスパイアクシ
>>続きを読む

オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

-

OASIS の結成から成功までの3年間を追ったドキュメンタリー映画。

私は信者なので圧倒的に面白かった。マンセー以外に何もいうことはない。

類似の映画に LIVE FOREVER があり90年代の
>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.1

妻を亡くしたことがきっかけで自分を見つめ直す男の話。

ぜんぜん乗れませんでした。雰囲気は好きです。

以下ネタバレで理由を説明。

編集は大変素晴らしい。短いカット割りでつながれたシーンの数々はジェ
>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.8

駆け出しの若手バンドがライブハウスで事件に巻き込まれるバイオレントスリラー。

友達のオススメで何となく鑑賞。何も知らないで観て正解だった。リアル路線で硬派な傑作。

見どころはスリリングな脚本、そし
>>続きを読む

虐殺器官(2015年製作の映画)

5.0

アメリカ国防省のエージェントが世界的な地域紛争多発の謎を追うディストピア近未来SFアクション。このジャンルのガチファンながら原作未読で鑑賞。

ゼロ年代最高峰と名高い原作からの脚本が圧倒的で、冒頭10
>>続きを読む

>|