matsuitterさんの映画レビュー・感想・評価

matsuitter

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満点つけない人よりたまにつける人がいい。フェティッシュな感想が好き。
 
逆に、作品評価と関係ない文章はイライラする。特に前置きなんてどうでもいい。あらすじは1行で充分。「深い」「考えさせられる」は何も言ってないのと同じで思考停止を露呈しただけ。ネタバレを読んでから観て面白くなかったとか、期待してたのと違うとか言ってるワガママな奴らには反吐が出る。

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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

ワンシチュエーションサスペンス。

以下ネタバレ感想。

よかったところ。

全体として、電話してるだけの映像で88分引っ張る演出と脚本は見事。
音楽も最小限に抑え、地味なおっさんの顔のアップの長回し
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.6

ネタバレ。

話題のルカ版はホラーではなく究極の前衛映画。
元ネタとはまるで違うテイストで、肩透かしを食らう。

好きなところ。

映像の雰囲気。
前半、関節が逆に折れるシーンや、フラッシュバックされ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

2019年1月に初鑑賞。1999年の映画ですよ! 20周年! 私が大好きなシャマランの代表作ですよ!なんでいまさら観たの笑。

好きな演出。

随所にぶっこまれる直球ホラーがマジ怖。トイレのシーンが
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来る(2018年製作の映画)

4.1

中島哲也監督らしく独特の映像編集、イライラさせる欺瞞的表情で埋め尽くされた前半。中盤に犯人はこっちの心理ホラーと思ってからの後半B級霊媒モノ。サイケな色街風ネオン、多過ぎるカット割り、乗りづらいBGM>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

初っ端から名曲連発で気持ちが終始爆上がり。全シーンが見せ場で大興奮、あまりにも面白すぎて一瞬で終わってしまった。階級・人種・身体的特徴、全てを乗り越える力強さを持った米国的人間賛歌の新定番。傑作。>>続きを読む

名もなき野良犬の輪舞(2017年製作の映画)

4.5

韓国ノワール。

こ、これは面白い。。!飽きさせないジェットコースター展開で終始アドレナリン大放出。韓国はこの手の話ホント上手いな。。傑作。

主演イム・シワンは超絶イケメンで一気にファンに。

微妙
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ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.6

監禁モノ。

主演テリーサパーマーはライトオフなど怖い映画で鬼気迫った体当り演技が光るホラークイーンで本作も遺憾なく実力発揮しておりまさに彼女の映画って感じ。

話の怖さと相反するかのように映像は詩的
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.5

レディガガぶっちぎり最高映画。これに尽きる。前半甘めメイクから意外性抜群でメロメロだし溢れるスターみが他の追随を許さない。まさに彼女そのものでは。傑作。

私はレディガガさんのことをド派手メイクのショ
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68キル(2017年製作の映画)

4.0

SXSW 2017 観客賞の B 級低俗犯罪コメディ。アメリカ映画らしい佳作。

最大の魅力は脚本。男がとんでもない女に振り回される女難モノで、暴走ぐあいが抜群のキレ味。また視点スイッチなどのテクを全
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斬、(2018年製作の映画)

3.7

ネタバレ。

最大の魅力は斬り合いの音響で映画的な迫力は充分。

塚本監督自ら担当した手カメラ撮影と編集もグラッグラながら短いカット割りがいい感じ。

煮え切らない雰囲気の池松君と怒り狂う蒼井優は完全
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.8

ネタバレでメモ的な感想。

開始5分から激アツ中の激アツ。スタローンの演技にあまりにも気持ちが高まりすぎて全パート号泣。所謂ボクシングテクを放棄した根性モノかつ家族を多重に描く脚本が最高で、しかもそれ
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マイル22(2018年製作の映画)

4.8

ネタバレメモ。

好きなところ。

ウォールバーグxピーターバーグのバーグバーグコンビ最新作。まるでボーダーラインとアトミックブロンドを合わせたような裏ミッション系アドレナリンMAXノンストップ映画。
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.8

ネタバレでメモだけ。

好きなところ。

リズベットサランデル再来!!!天才ハッカー黒ずくめ、真の雪山でもレザージャケットって寒すぎじゃないww(ほめてる)

かのドラゴンタトゥーの続編でキャストとス
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.2

ネタバレでメモだけ。

以下全部好きなポイント。

予算は2000万ドル、25億円ぐらい。
1週目に50億以上の収益なので配給したディズニーとユニバーサル的には問題ないでしょ。
(ただエアベンダーは
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.8

警察対ヤクザというやり尽くされた設定にも関わらず非常に練られた脚本、そこに昭和ヤクザ映画の画作りとBGMがこの上なくハマっており、東宝がシンゴジラで達成した遺産オマージュを東映がその十八番でやり切った>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.2

厳しい内容になりがちな現代史の史実モノだが、前半はBGMやセリフがコメディ風でほっこり。そこで油断させておいて徐々にシリアスへシフトする構成のメリハリが非常にうまい。終盤、惨劇の現場へタクシーで乗り込>>続きを読む

楢山節考(1983年製作の映画)

5.0

今村昌平監督83年パルムドール。

古来の日本の農村を舞台にした日常劇だが、描かれる事象が全てスーパーシビア。重ねて映されるフクロウやヘビなどの野生動物たちの営みは人間とさほど変わらないように感じられ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.1

アリソン・ジャニーがアカデミー助演女優賞受賞。マーゴット・ロビーがアカデミー主演女優賞ノミネート。

ケリガン襲撃の加害者でありアメリカの報道の被害者であるスケーターの半生の映画なのに、音楽やら表情カ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.7

2004年キネ旬1位。柳楽優弥カンヌ映画祭男優賞受賞。

実際の育児放棄事件という重いテーマを扱いつつも、子供たちが家族を営む様子が楽しげに描かれる。暗い話に寄せすぎず、和やかな家族ドラマに仕上げたの
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.7

79年キネ旬1位。今村昌平監督が実在した凶悪犯の数奇な生き様を描いた娯楽作。

見処は主演の緒形拳。これが最高のハマり役で、我儘に殺人なり詐欺なりをこなす姿が様になりすぎ。やってることは凶悪なのに不思
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彷徨える河(2015年製作の映画)

4.0

2015年のアカデミー外国語映画賞ノミネートのコロンビア映画。

実際に残された研究記録を基にしており、アマゾン河で秘薬を求めて河下りをする展開が時間を忘れさせ瞑想的な精神状態に至る。時代を経ても全く
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.3

最大のポイントは大人の傲慢な態度。それが引き起こす悲劇を客観的に描いた脚本が圧倒的で、素晴らしすぎて唸るしかなかった。

以下、ネタバレ。

主題は一番大切なものを失っても気がつくことすらない人間の我
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

5.0

演説マニアヨダレモノの演説尽くし映画。傑作。

#Filmarks2018

以下ネタバレ。

迫り来る敵にいかに立ち向かうかを演説に継ぐ演説で鼓舞しつづける展開はまさに歴史の追体験。堅い政治ネタをわ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

5.0

20世紀末、
過激な社会運動、
HIV、
同性愛、
クラブミュージック、
ドキュメンタリー風映像。。

#Filmarks2018

以下ネタバレ。

いわゆる社会運動に関わる若者達の群像劇で、ドキュ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.3

ロシアスパイサスペンス。

以下ネタバレ。

見所は第一に脚本。ガチなスパイの世界観でシリアス度は終始マックスにも関わらずほとんどアクションをやらない会話劇というのが本作のオリジナリティ。相手の欲の本
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サニー/32(2018年製作の映画)

3.6

すいません、まあまあでした。

以下ネタバレ。

全体的に。

前半のハードな雰囲気から予想した流れにならす中盤からはっちゃけコメディ感が。ネットのガチャガチャした世界観を映画的に表現しようとした編集
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

怖いというより美しい映画。そこそこ好きです。

以下ネタバレ。

主題は肉欲と理性のせめぎ合い。副題のとおり、性と肉を象徴的に掛けて、気持ちの迷いを鮮烈に描写した。

良かったところ。

映像と音楽の
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

田舎町での殺人事件に関わる人たちの群像劇。脚本と演技が圧倒的。

群像劇として構成要素が多く整理が難しい。主要3人の行動は思慮にかけるかのように見えるが、そんな不器用な行動が招いた思いがけない結果を描
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最後まで行く(2014年製作の映画)

5.0

韓国お得意のアドレナリンMAX系サスペンス映画。これは私の映画でした。傑作。

以下ネタバレ。

全シーンがスリリングで圧倒的に面白かった。 まさに緊張の無間地獄。

この映画がすごいのは脚本の緊張感
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.8

これはすごい。脚本編集演技撮影全てが素晴らしい。モノが違いました。傑作。

以下ネタバレ。

全体的に。

脚本編集演技撮影の全要素が非常に練りこまれた美しい構成に脱帽。蒼井優は完全にハマリ役でこれは
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悪魔祓い、聖なる儀式(2016年製作の映画)

4.1

エクソシストのドキュメンタリー。これは面白い。気になってる人は観たほうがよい。

以下ネタバレ。

全体的な感想。

説明的なセリフやインタビューはほとんどなく、1人の神父の儀式を淡々と映すストイック
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.3

話の流れが特殊でよくわからないので普通の人には全くオススメしないが、私はかなり面白かった。昔のカルト映画みたいに強烈。大好き。

以外ネタバレ。

総評。

荒唐無稽な脚本に置いてけぼりにされるが、決
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.8

アメリカ人による、日本を舞台にしたストップモーションアニメ。アカデミー賞ノミネート。

以外ネタバレ。

好きな点。

クレイアニメの技術が秀逸。姉妹の登場とバトルのカメラワーク、ラスボスとの戦いは非
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

4.3

ザック信者、BvS大好き人間として鑑賞。

本作も最高だったわい。

以下、ネタバレで雑感だけ。

まず第1にDCへの私の思いから。

不安しかなかったけど、普通にみんな楽しめたよね?BvSを1人で絶
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.5

すいません、まあまあでした。脚本が古臭い。。

以下ネタバレ。

好きな点。

エマワトソンのアップ連発。イメージビデオばりにいろんな表情が見られて良い。前半の長回し気味なカメラワークが絶妙で、エマを
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.8

白人男性社会アメリカのNASAで歴史上はじめてのポジションを実力で切り開いた黒人女性たちの映画。黒人女性しかも計算屋というのが激アツ。露骨な差別も描きながら、湿っぽくなく盛り上げる脚本が最高にエモーシ>>続きを読む

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