まつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

まつこ

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

今の時代にマッチしたガールズムービーだった。
いくら女が強くなっても男に捨てられて泣くことだってあるし、トイレ仲間の如く悪党と立ち向かうために肩を組むことだってきっとある。肌の色やジェンダーに今のルー
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核家族(2020年製作の映画)

3.3

家族という名の足枷。暗闇で光る涙に心を締め付けられた。お母さんにも色々あって解放されたいんだろうけど…自分の母親がヌーディストビーチの常連だったら…結構ツライな。全裸ヨガとかNYであるみたいだけど個人>>続きを読む

お遊戯会(2019年製作の映画)

2.0

お遊戯会の一悶着。教育テレビとかで流れていそうだな。動物の特性が活かされていたら楽しかったかも。2355の方が面白いなぁ。アレ好き。

幕あい(2019年製作の映画)

3.6

一本の映画が人生を変えることもある。
バイスでもワイスピが一定の層を現す作品になっていたけどワイスピを作っている人的にはどうなのかね。今年こそはシリーズ制覇したい。

ミス・シャゼル(2019年製作の映画)

3.4

村とティーンの許容範囲。小さな世界で起こる小競り合い。目を閉じて音に合わせて踊ればどこにだって行けるのにね。
レアセドゥ×ウイカ(ブロンドとメイクのせいかな)みたいな子が出てきたと思ったらレアセドゥが
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アデュー(2019年製作の映画)

3.3

上京前の親御さんとか結婚前の花嫁さんとかが見たらもっと刺さるかも。何気ない日常が終わりを告げる瞬間。ぎこちなさがむず痒い。愛はそっと寄り添う。言葉や過ごした時間じゃない。思いやる心が愛を育てる。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.4

思ったより楽しかったデス!デスデス!
有名どころ出すぎデス!あの人の伏線回収は見え見えだけど笑えました!デスデス!

吉沢亮がゴーストとか無理よ!ガン見しちゃうわ!二人のロマンスが控えめだと思っていた
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.8

実写映画版ピーターラビットとかスチュアートリトル とかが好物な私にもってこいな作品でした!オクタビアスペンサーのあの感じも大好き!ゼメキスならもっとほんわかしているのかと思ったけど結構気持ち悪いビジュ>>続きを読む

きっと忘れない(1994年製作の映画)

3.6

ホームレスに卒論を奪われてさぁ大変!頭でっかちだったハーバードの僕が彼を通して「生きること」を学んでいく。

絶対叶わなかっただろうけど若い時にシェアハウスで青春を送りたかったなぁ。楽しいだけじゃない
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お嬢さん乾杯!(1949年製作の映画)

4.3

秘密を抱えたお嬢様と成金男の恋物語。

音楽が雄弁に語る。弾けないギターでさえも悲喜交々。いいねぇ。お見合いに原節子がやってきたらドギマギする気持ちわかる!がさつな男が彼女に恋する様にキュンとした。そ
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ホーム・アゲイン(2017年製作の映画)

3.6

LAを舞台にしたザ・平和!なホームコメディ。

夫と別居し孤独を抱えている主人公をいつもの調子でリース・ウィザースプーンが可愛いらしくハツラツと演じています!別居や離婚を扱ってもシリアスにならず40歳
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徳川女系図(1968年製作の映画)

3.3

実質的な東映ポルノのスタート作品らしい。大奥ハーレムなのかと思いきや全然エロさはなく大真面目な内容でした。女裸相撲までは結構トリッキーで楽しかったのになぁ。京女いじりにジワるし、汁気がみかんなのは笑っ>>続きを読む

Endless SHOCK(2021年製作の映画)

4.5

『show must go on』の精神を胸に突っ走るとてもポジティブなミュージカル群像劇。

控えめに言っても最高でした。エンタメを死なせない!って直向きな思いが詰まっていて気がつけば泣いていました
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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.7

節税か脱税か。法を逆手に取って吸い続けた甘い蜜。パナマ文書の闇をわかりやすくエンタメに落とし込んでいた。いつも割を食うのは庶民なのが辛い。

胡散臭いゲイリーオールドマンが憎らしくも可愛かった。リメイ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

ハーレイクイーンを見たいがために重い腰を上げました。もう可愛すぎ!プリケツ最高!あんなバディになってみたいもんだ!ただし若い子があのコスプレで歩くのはおばちゃん心配です!話はやっぱりなんてことないねぇ>>続きを読む

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

3.3

大衆受けするスタイリッシュなアクション×恋愛ロビンフッド。冒頭すぐのお姫様展開はいいね。秒で落ちる〜!弓遣いもよかった!ただミニマムな話にしちゃったからかペラペラに感じたのよね。民衆のヒーローというか>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

-

これを真実と言っていいのか…
偏った情報に複雑な思いでいっぱいだけど現場の人たちは懸命にあの日を乗り越えてくれたことには変わりない。復興五輪の灯火が灯らないのが切ないね。

セカンド・アクト(2018年製作の映画)

3.3

経歴詐称して入職したアラフォーのJ.Loが巻き起こす奇跡。

初めは嘘から始まるこの物語にのれずにいたのだけどだんだん好きになっていった。J.Loはいくつになってもゴージャスだなぁ!中国語の誤爆に爆笑
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恋は邪魔者(2003年製作の映画)

3.5

62年のNYを舞台にした浮気男に一泡吹かせる可愛いラブコメ。

強がっていても古いジェンダーに縛られている人は結構いる。理解がまだ十分じゃないもんね。ある年になれば「結婚は?」って聞かれて、結婚しても
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メラニーは行く!(2002年製作の映画)

2.2

映画でもよく引用される本作。何が好きだったんだか…と思いながら眺めていた。あの頃はパトリックデンプシーの王子感が好きだったんだろうなぁ。改めて見ると聞き分け良過ぎでなかなか酷い。(好物なキャラには変わ>>続きを読む

真夜中の五分前(2014年製作の映画)

3.0

何を以って私であるのか。寂しさを抱えた男がアイデンティティを失った女と出逢う恋愛ミステリー。

クロノスタシスを聴いた後でふとこの話を思い出して観ることにした。春馬くんがいるから余計に時が閉じ込められ
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ロミオとジュリエット(2014年製作の映画)

2.5

セリフは美しい詩なのに動きがコミカル過ぎてバカップルにしか見えなかったのが残念…衣装が現代的なのはいいんだけどちょっと荒れてるからウエストサイド感出てくるし…新しさを求めると難しいんだろうなぁ。うーん>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

熱量が涙腺を刺激する。脚色もあるし権力なんてもっと闇深いんだろうけどエンタメに落とし込めるアメリカという国は本当すごいな。どの役者もかっこよすぎだろ!

オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.0

児童福祉施設が舞台となった第3弾。ぶっきらぼうな女所長ミンナピンナを懲らしめたい男の子を助けるお話。

二人の成長に驚き。双子コーデも卒業かぁ。嬉しいような寂しいような。ただもっと小さな子の方がこの世
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婚前特急(2011年製作の映画)

3.3

5股の女が結婚を意識して男を査定する。

若いー!今の吉高由里子の方が性悪さと崖っぷち感が相まって馴染む気もする。彼氏が何人もいる子が昔同じことを言ってたなぁ。利用しているようでされている。そんなこと
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夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.6

格言多めないつも通りのウディアレン劇場。2組の仲良し夫婦の実情と末路。愛はロマンスじゃなくて厚い友情なんだと説き伏せる。いいことを言っても若い女の子とチュッチュたり無駄にモテる描写が入るとアレン爺様の>>続きを読む

男と女(2016年製作の映画)

3.5

現実に疲れた主婦がもたれかかる切ないファンタジー。(ただし不倫もの)

異国の地で出逢うといつも以上に盛り上がるのはわかるし、抗えない思いに潰されそうになったら何かに縋りたくなるのもわかる。だけど…そ
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.4

男女の友情は成立するのか。
20代前半までは本気で信じていたんだけどなぁ。やっぱり難しいよねぇ。今までのあれやこれやを思い出しては苦笑い。ベッドでのトロけた顔と涙ながらに大っ嫌いを叫ぶメグライアンが最
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星屑の町(2020年製作の映画)

2.8

歌謡曲がさっぱりわからん…もう少しわかるかと思ってたのだけど…これはラサール石井世代がぴったりな作品なのかも。劇中のぼやきがコロナで振り回されるおじさんたちの言葉のように聞こえて胸が痛んだ。

辛気臭
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

彼女は被害者か加害者か。最近のマスコミに対する違和感を目の当たりにして血管が縮んでいくのを感じた。心が煮えたぎって涙が溢れる。「淵に立つ」も心臓に悪かったけど本作もなかなかのものだった。筒井真理子氏の>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.7

「結婚」って一体なんなのか。敢えて言葉にしてこなかった屁理屈たちを思い出しては私にもそんな時期があったなぁとむずむずした。

いつだか三十路になった知り合いが「もう結婚する年なので彼女でいいかと思うの
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

今日は見に行くぞ〜!と朝から宇多田ヒカルを歌って過ごしていたのですが、花束繋がりなだけのつもりが割とピッタンコな世界観でした。

結論から言うと残念ながらドンピシャとはいかず…二人を通して懐かしい景色
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.6

再統合後のドイツの町で見つけた希望の灯。ユーモア少なめのカウリスマキ作品みたいなお話でした。

過酷な労働環境や休まらない心に寄り添う波音。目を凝らせばどんなところにも光はあるんだよとそっと教えてくれ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

華やかなエンタメかと思いきや種明かしが進むにつれ大人ビターな展開へと変わっていった。暴走車にはドキドキしたし鼠には笑えたのにほのぼの犯罪では終わらなくて。ぶら下がる身体も巻き添えのコスプレも悲しかった>>続きを読む

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

2.5

いくらエルたんが可愛くてそこそこ歌えても歌手の持つパワーは別物なんだと見せつけられた。歌に力がないと音楽映画の魅力ってこんなにも減ってしまうのね。プロットが変わり映えしなくてもアリーで泣けたのはガガ様>>続きを読む