まつもとさんの映画レビュー・感想・評価

まつもと

まつもと

映像制作会社CROCO代表。WEBメディア『クロフネ』編集長。

映画(218)
ドラマ(0)

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.0

女性映画の巨匠・溝口健二の遺作。抑圧された時代を生き抜く強く逞しい女性が描かれている。…だけでなく、同時に戦後社会の不条理、行き場のない女性たちの憤りが作品に込められている気がした。

途中、息子に捨
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

両親に監禁されていた男の子が警察に発見され、本物の両親の元へ戻され生活するも、監禁時に元父親自身が作って見せていたSF映画の続編を自ら作る過程で、新しい家族との絆を築いていくという話。
ほっこり出来た
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キャリー(1976年製作の映画)

3.6

油断してたら、最後にやられた。ジョン・トラボルタ若いな〜

殺人狂時代(1967年製作の映画)

3.9

細かいカット割を軸に、スピーディーでテンポの良い演出。そしてクスッと笑えるシーンのラストカット。これぞ、岡本喜八作品の醍醐味。しかし、仲代達也さんはこんな役もやってたのか。天本英世さん、ドイツ語ペラペ>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.6

ヒッチコックの密室推理劇。夫が妻の代理殺人を企て、失敗し犯人が逆に殺され、やがて夫の罪が明らかにされていくというお話。どうやって夫の罪が暴かれるのか?楽しみながら一気に鑑賞できました。

用心棒(1961年製作の映画)

3.8

黒澤明のシネスコ作品。桑畑演じる三船敏朗がただただ格好良すぎる。決闘シーンで、落ち葉や砂埃が舞う感じが好き。音楽も良いですな。

ミザリー(1990年製作の映画)

5.0

30年近くも前に創られた映画だけど、今観ても最高に面白い。国境や時代を超えた普遍的大傑作。一切無駄のない脚本に程良いスリル感もありつつ、メンヘラおばちゃんの一挙一動に爆笑しまくり。いや〜よく出来た作品>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.5

どのシーンも音楽の入り方、使い方がかっこいい。しかし、長いなスコセッシ映画は。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.7

序盤から髪を切るシーンがやたらアップで美しく撮られてるなあと感心。その後主人公が同性愛に目覚めていき、ああ、なるほどと。もう少し前半に女性差別の理不尽さが訴求されているともっとクライマックス感動できた>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

4.0

意味わからないという前評判やレビューが不安だったが、実際に観てみると、メインストーリーがひたすら単純明快に進んでいく展開でわかりやすく、且つ全体のセンスある映像表現やビジュアルでまず楽しめた。

ナレ
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.6

キューブリックのハリウッドデビュー作。27歳でこの作品を撮ったそうだ。テンポ良いナレーションや時間軸を巧みに操るストーリー展開で楽しめた。ラストのお札ビューン、最高です。

魚と寝る女(2000年製作の映画)

3.6

釣り針の痛々しい表現。やり過ぎだろキム・ギドク笑。思わずそれはやめとこうやと言いたくなる映画です。

雨月物語(1953年製作の映画)

3.8

金銭欲、出世欲、情欲、様々な欲に支配される夫、そしてその犠牲となる妻。失ってこそわかる本当に大切なもの。

長回しのカットと役者さんのリアリティ溢れる演技、所々効果的に差し込まれる美しいクレーンショッ
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凶悪(2013年製作の映画)

3.0

イマイチ乗れなかった。編集のテンポ?撮影も1カット1カットこだわりを感じられなく、淡々と進んでいくストーリー。構成もひねりがないし、役者さんもうーん…

映画というか、ドラマを観てる感覚。結局何が言い
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羅生門(1950年製作の映画)

5.0

素直に最高傑作の映画だと思う。

ある男が殺害された真相を、妻、その妻を奪った山賊、目撃者がそれぞれの視点で語っていくというお話。サスペンス的要素満載、終盤どんでん返し的な流れもあって時代を超えて楽し
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

3.9

エド・ウッドはもちろん、ベラ・ルゴシにも同じくらい感情移入してしまった。「他人の夢を撮ってどうする?」売れはしなかったけど、生涯自分の人生を全うした幸せな映画監督の素敵な物語。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.9

ホラー映画の金字塔。何が怖いか何が不快か研究し尽くして、制作されてる気がする。まさに後世に語り継がれるだけあるクレイジーな作品ですな。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

仕事に絶対必要な自転車を盗まれた貧しい家庭の父親が息子と共に犯人を探していくも見つからず、ラストに…というお話。

自転車探すシーンがやたら長いなあと思っていたが、しっかりとそれが伏線になっていて最後
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

愛情を持つ事と注意を払う事は同じ事だという修道女の台詞が一番印象に残った。

どこにでもありそうな思春期の娘と母の素直になれない感じを切り取った素晴らしい映画。

親子で観に行くのがオススメです!

恋の罪(2011年製作の映画)

5.0

エンターテイメントとして、最高に面白い。音楽の使い方も天才的。

そして、やはり園子温監督の女性に対するリスペクトを強く感じた。風俗嬢とかAV女優やってる女性の事を自分は蔑んでいたんだなと気づかされ、
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

1.0

サスペンス要素満開で楽しめた。
が…

大切な人・愛する人を簡単に手放すなという事が言いたいんだろうが、最終的に復讐を肯定するだけ、かなり浅はか且つ倫理的に問題がある映画になってしまっている気がする…
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

緻密に練られたどんでん返しストーリーは、やはり面白かった!けど、何か登場人物にイマイチ感情移入出来ないというか、キャラクター像が見えてこないというか、観終わった後に残るものを感じづらかった。

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

5.0

溢れる映画愛。観た後、温かい気持ちになれる最高の映画。

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

4.5

後半まで、予告編に騙された〜、ラブストーリーの映画かよ〜!って思ってたら、ラスト30分のストーリー展開が圧巻。

最後、主人公が、映画の脚本を変えるところ、シビれました。

まさに「人生の中の2時間を
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

ホラーというか、コメディ映画ですな、これは。所々ツボにハマる箇所があって、笑いました。映画の仕事ばかりしてるポール・トーマス・アンダーソン監督がインフルエンザにかかって、その時に妻に優しくされて、これ>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.0

大切な人の死を乗り越えるという事を明るくコメディタッチに描いた素敵な作品。

ミスト(2007年製作の映画)

3.7

宗教おばちゃん、怖かった。衝撃のラスト。何事もタイミングが重要という事か…

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

ジャック・ニコルソンは勿論だけど、奥さん役も怖かった。スティーブン・キングは何が気に入らなかったんだろうか。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

映画というかゲームをしている感覚。シャイニングシーンのほうが、印象に残る。後は眠かった。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

お寿司作るシーンとか、手術のシーンとか節々にかわいいシーンがあってセンスを感じる。ファンタジックな日本。ウェス・アンダーソンの映画はストーリーよりも、世界観を楽しむ映画ですな。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

ブルックリンちゃんの健気な姿、心に残る。決して他人事ではない、実は近くにある貧困社会の問題。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.7

恋愛要素とサスペンス要素を巧妙に組み合わせるのが沼田さん原作の真髄。『きみに読む物語』的に手記で、ミステリアスに進む話の展開も面白かった。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

東映の仁義なき・ルネッサンス作品。キラキラ邦画全盛期に勇気を振り絞ってこの映画をつくった製作陣に脱帽ですな。女性の原作者と聞いてビックリ。続編もぜひ撮って映画シリーズ化して欲しい…

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