まっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

まっちゃん

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ダークハウス(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

『ソウ』のジェームズ・ワンが製作を手がけたという家モノホラー。このジャンルはネタが出尽くした感があり、新鮮味が少ないが、低予算であろう割には映像はしっかり作られていると思った。でも疑問なのが、悪魔の目>>続きを読む

サイドマン:スターを輝かせた男たち(2016年製作の映画)

3.7

ハウリン・ウルフが好きになってよく聴いてたら、そこで鳴ってるギターが個性的過ぎて驚いた記憶がある。その後しばらくしてそのギタリスト、ヒューバート・サムリンが来日すると聞いて観に行った。2002年の日比>>続きを読む

約束の地、メンフィス テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー(2014年製作の映画)

4.1

アメリカのブルース、ソウルなどの一大中心都市たるメンフィスの人脈を紹介し、古い世代と新しい世代をセッションさせバトンを受け継いでいこう、というテーマを持ったドキュメンタリー。こういう音楽の伝統が脈々と>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

マクドナルドのシステムに惚れ込み、最終的には乗っ取ってしまう男。世界中にフランチャイズ出店したから我々がそれを知った、というのは事実で、現代ビジネスとはこういうものなんだろうなとは思うけど、見てて胸糞>>続きを読む

I AM THE BLUES アイ・アム・ザ・ブルース(2015年製作の映画)

3.9

今を生きるブルースマンたちの生活を映したドキュメンタリー。ジャンルとしてのブルースはもう年寄りの愛好するジャンルになり、死にかけている。それは映像を見てもわかるし、中心となる登場人物のボビー・ラッシュ>>続きを読む

ボブ・ディラン 我が道は変る 1961-1965 フォークの時代(2015年製作の映画)

3.5

プロテストフォークの旗手として登場したディランが、どう変遷していくのかを見せるドキュメンタリー。ディランの変化に罵声を浴びせる人々。いつの時代も変わらない。元々ディランはフォーク歌手ではなかった。フォ>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

ビートルズって凄いんだなと再認識させられる(というかそういう風に描かれている)映画。実際イギリスの人達にとっては我々日本人以上に誇るべき存在なんだろうな。音楽を作っている人には身につまされる映画なんじ>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前編合わせると結構な長さで、もうちょい短めにできないこともなさそうだけど、個人的には割と長くは感じなかった。ハイライトはどう考えても全裸ババア。あとスタン蜘蛛もなかなかだった。ペニーワイズには段々慣れ>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

リーアム・ニーソン家族さらわれがち。終わってみればサスペンスよりもアクション要素多め。しかもCGもたっぷりのハチャメチャな脱線シーン。残る謎。アクションシーンとかそこそこ迫力あるし悪くはないんだけど、>>続きを読む

黄金のメロディ マッスル・ショールズ(2013年製作の映画)

4.0

60〜70年代のR&Bが好きな人だったら必ず耳にしたことのある音。その音が録音されたスタジオのドキュメンタリー。関係者のインタビューや音楽もふんだんに使われていて、全体的にいい感じ。裏話もスタジオ経営>>続きを読む

リグレッション(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

regression 後戻り、【心理】退行

話の筋、結末だけ取れば「はあ?何それ」と駄作のレッテルを押しそうになるが、簡単にそれができない映画。これは日本人にはおいそれと理解できない問題を含んでいて
>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.4

日本の映画『バトル・ロワイアル』などを彷彿とさせる。漫画や小説などにも似たような設定のものはあるし、それほど新鮮味はない。が、自分だったらどう振る舞うかは否応なしに考えるし、そう考えながら観れば映画と>>続きを読む

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.6

モリッシーがジョニー・マーとタッグを組まんとするまでを描いた映画。基本的にはスミス及びモリッシーファンのための作品だろうと思う。モリッシー役の俳優がイケ過ぎていて、「あーもっともっと冴えないブサイクめ>>続きを読む

真珠のボタン(2015年製作の映画)

3.5

チリの土地と人間の歴史を、水と星というものを媒介に語るドキュメンタリー。前半の宇宙的/詩的な部分と、後半のインディオやピノチェト政権下の人々が迫害されてきた説明の部分はちょっとトーンというかカラーが違>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

2.9

こういうもんだと思って観ないとただの駄作。この監督を多少理解して観れば評価が変わるかもしれない。

みかんの丘(2013年製作の映画)

3.9

すごく狭い範囲で、物語は淡々と始まり、終わる。戦争が始まって故郷のエストニアに帰る家族をよそに、その地に留まり続ける老人。隣人のみかん農家と誰もいなくなった集落で暮らす。「そこにいる理由」「人間として>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.7

原作は読んでないけど、もちろん現代社会とか戦争だとかそういうものに対してのメッセージは込められたものなんだろうと思う。けど、深作にかかるとケレン味たっぷりの破れかぶれバイオレンスエンターテインメントに>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

実際の討論会の様子、関係者のインタビュー、ナレーションにより構成。観やすい作りだった。三島を呼んで公開処刑せんとする全共闘。しかし討論していくうちに、三島のペースに。あそこに参加していた何割かは、三島>>続きを読む

デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.6

筋道立てて、系統建てて話すようなドキュメンタリーではなくて、過去の出来事の断片をポツリポツリと吐露するリンチ。また反応に困るような何とも言えないエピソードばかり。その「断片」がもつ「印象」の「陰影」が>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.5

一切ナレーションなどがなく、その他の説明もほぼなく、淡々と状況だけを映しているというドキュメンタリー映画。インドのシーク教の聖地にある寺院で参拝者に無料で施される食事。調理や運営に携わるたくさんの人々>>続きを読む

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.6

原題『BLACK GOLD』
生半可な気持ちではコーヒーを飲めなくなる。コーヒーだけでなく、バナナ、砂糖、カカオ、タバコなどの他の嗜好品も似たような状況なのかもしれない。大企業の利益追求の論理のもと、
>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.9

原題『CITY OF GHOSTS』
イスラム国(IS)の首都たるラッカで秘密裏に活動するメンバー、またはそこから脱出したメンバーによって私的に報道される現地の悲惨な状況。命を賭けて世界に訴える決意は
>>続きを読む

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.8

シリアの、クルド人たちの現状と、これからの希望。ジャーナリズムの原点とはこういうものなんだろうな、という風に思った。戦争の生々しい傷跡が残る瓦礫の街にも、前に進もうとする人々の普通の生活と、作られる未>>続きを読む

ブルー・ゴールド 狙われた水の真実(2008年製作の映画)

3.2

個人的には水道の民営化は反対だし、してはならないと思っている。2008年の作品なので現状を調べてみる必要あり。

VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.8

思春期までをVHSと共に過ごした世代としては、懐かしく、楽しくも、切ない気持ちで観た。デジタルアーカイブされることなく歴史の闇に消えていく作品たち。VHSでしか残っていない「宝」を求めて、蚤の市を掘る>>続きを読む

ニック・ケイヴ 20,000デイズ・オン・アース(2014年製作の映画)

4.0

ニックのファンなので高得点になった。普通のドキュメンタリー映画と思いきや、考えられた作りになっている。バンドメンバーとの対話、関係者とのドライブ、懐かしい写真解説コーナー、父のことを聞かれて言葉につま>>続きを読む

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

3.2

「あいつらは嘘をついている!」と言う人が嘘をついていないとは言えないし、わからないわけ。だから「自分なりに詳しく調べて自分で考える」しかない。

CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ(2006年製作の映画)

3.7

1時間くらいと短いドキュメンタリー映画。若気の至りを含めたセンセーションで終わることなく続けられる、生き方としてのパンク。映画が短いのは、それ以上にそこで語ることがないからで、そこから先は、各々の実践>>続きを読む

ソウル・パワー(2008年製作の映画)

4.0

むせ返るような人間の、生活の、音楽の臭い。迫害の歴史、同胞意識、抵抗の意志。それが音楽に力を与えている。

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.0

「ウィンチェスターハウス」っていうのはアトラクションとして最高に謎めいていて面白いなと思った。もっと屋敷そのものの描写を観てみたかった欲はある。幽霊の出し方は直接的で途中から慣れて興ざめしてきた。いつ>>続きを読む

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

ガザという世界的には悪名高い場所にも、人々の日常と、当たり前の何でもない生活がある、というところを描いているところに好感を持った。外もチラッと映るけど、基本的には美容室の中での会話劇。政治や宗教など日>>続きを読む

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