舞台は1992年のジョージア。14歳の少女2人が誘拐婚や荒んだ社会と向き合う物語。2つの卵が巨大な壁に囲まれながらもなんとか孵化しようとしている様が美しかった。エカが男性舞踊を舞うシーンはほんとに素敵>>続きを読む
カフカ『失踪者』をあらすじそのままで映画化。不条理な世の中に対する主人公の抵抗を描いたもの。実存主義文学が好みの僕としてはたまらんかった。蜘蛛の巣に絡みとられた蝶を見ているかのよう。
原作『朗読者』を読んでから鑑賞
西部邁さんは、ハンナのことをロマ族であり、ユダヤ人よりも下級に位置する人物であると規定していた。作者は盲目的に、ヨーロッパ社会のさらに深い闇を書いたのだと。
色褪せないフランス映画
こんなに朝から映画館に人が集まるなんて、まだまだ文化は残るな〜〜