しちれゆさんの映画レビュー・感想・評価

しちれゆ

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映画(396)
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

青春、というのにはまだ幼すぎるスティーヴィーが憧れるクールな世界。ワル=クールと思いがちなこの年頃、でもクールだと思っていた年上のスケボー少年たちもそれぞれに躓き、開かない扉に向かってもがいている。ス>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

シネコンで見逃した本作、ミニシアターでやってくれました。これもマブリー人気のおかげ?
マブリーの刺青が凄い!高倉健かマブリーかっていうくらい。JK以外女が出てこないのもよかった。上等な男は女に人生邪魔
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

内藤監督の『ミスミソウ』が衝撃的で是非見たいと思っていた作品をやっと鑑賞。社会派の皮を被ったエンタメ。だっていちいち胸クソで「さあさあ地獄を楽しんで!」って云わんばかりなんだもの(『ミスミソウ』も同様>>続きを読む

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.6

ダルデンヌ兄弟のアメッドへの抱擁するような慈愛に充ちた眼差し。
「君はまだ13歳、今の君はそう在るしかないんだね。大人になればいろんなことを理解してみんなを許せるようになるよ。」と言うかのよう。
アメ
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パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.8

大きな体躯と力強く豊かな声、陽気でお茶目な性格、「歌を愛し、人生を愛し、パスタを愛した」パヴァロッティのドキュメンタリー。

ローマでの三大テノールの競演ではそこに指揮者も加わって大の男たちがキャッキ
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.4

ダニエル・クレイグのボンド抜擢前の作品だと思いこみ「彼、まだまだ発展途上だわね~」などと思って見ていたらこの時すでに007の2作品に出演済みでした。思い込みって恐い(๑ ́ᄇ`๑)
内容は普通。どちら
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.6

ポジティブすぎるインドの皆さん。
親世代アニがカッコイー!個人的嗜好として″濃い人″が苦手なのだが彼は別格!しかしアレですね、やっぱし髪の毛は重要(´д`)
レビュワーさんたちそれぞれお気に入りがいる
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ソワレ(2020年製作の映画)

3.7

タカラが朝目覚めると翔太は隣りで眠っていて、ふと自分の爪を見ると不器用にはみ出してピンクのマニキュアが塗られている。ちょっとびっくりしたあと微笑むタカラ。このシーンがとても良かった(羨)。

タカラと
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

異常映画の最高峰です。1983年作品。現代なら倫理の壁に阻まれて作れないかも。37年の時を経て日本劇場初公開。

Kのモノローグ
「あまりの興奮で息が出来なかった」
「死人と一緒にいられるだけで興奮」
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.4

少々薄っぺらい内容。
この人が出てくれば何やら不穏、というイメージの柄本佑もあまり活かされず、光石研に至ってはこんな教師 逆に怖い。新橋のサラリーマン的不潔感あり(シツレイ!)
楓は陰キャではあるけど
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(2020年製作の映画)

3.8

菅田将暉くんと小松菜奈ちゃん、本当にスターだなぁ。キラキラしてる。
(よく思うんだけど、今輝いている役者さんたちも出始めの原石の頃は10代半ばくらいでイキってたりダサかったり、その頃に「この子は」って
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銃2020(2020年製作の映画)

3.4

76分という短さのせいか前作『銃』よりはサクサクだったけど、佐藤浩市・加藤雅也・吹越満など豪華な顔ぶれの割には今ひとつ。
東子役は前作で村上虹郎と一夜を共にして翌朝トーストを焼いたかなんかで虹郎に″ト
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カサノバ ~最期の恋~(2019年製作の映画)

3.7

酷評だったので覚悟して見に行ったせいかそこまでの駄作とは思わなかった、というか結構楽しめた。カサノバは73歳で死んだから30年前を回想してるということは当時40代初め。そのわりにかなり老けてるわね…。>>続きを読む

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.3

『ポルトガル、夏の終わり』9/1、夏の終わりに鑑賞。
余命幾ばくもない大女優フランキーが人生の最後に一族をポルトガルのシントラに召集。それぞれが色々とかかえていて…という話(伊映画によくあるが本作は仏
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ポネット(1996年製作の映画)

3.6

レストア版が地元ミニシアターで上映。1996年作品。先ずは4歳の子どもが車の助手席にシートベルト無しで乗っている時代なのに驚いた。

ママを事故で亡くしたポネットはママが甦ることを信じ、祈り、おまじな
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

世の中には色んな映画を作る人がいるもんだ!面白かったです。出ているのは劇団の人たち?舞台みたいな発声で聞き取りやすい(邦画って時々セリフが聞き取れないことあるから)。あと、″ドロステ″をちゃんと理解し>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.5

冒頭のシーンでのオーティスの発言を皆様覚えていますか?
「日本人は目隠しをヒモで出来るんだ。」・・・
まぁ おめめパッチリのノア・ジュプくんに言われたら仕方ないか…

さて
若い時の美しさは天与のもの
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.7

大親友モリーとエイミー、回りのヤツらみんなバーカ!と思ってたのに「あれ?違くない?(汗)」
「ウチら退屈だと思われてる」
壁を作っていたのは自分たちの方だった。それぞれの違いを受け入れみんなを肯定する
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ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

3.8

底引き網で上がった沢山の小魚の中に紛れ込んでいた大きな人の骨。14歳のチャクラはそれを使って人を殺していく。先ずは奴隷労働の仲間、そしてボスたち。米飯と水だけの食事でひたすら網を引く。獲った小さな魚は>>続きを読む

この世の果て、数多の終焉(2018年製作の映画)

3.3

冒頭、第一声が日本語なのでおおっ、と思う。日本軍は1940年からフランス占領下のインドシナ(現在のベトナム・ラオス・カンボジア)に駐屯していたらしいです。
本作、戦争映画ですが主人公ロベールは兄を殺し
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.7

地味ながら骨太で見応えのある作品です。
世界恐慌のさなかスターリン政権下ソ連の繁栄の謎を解き明かすためモスクワに旅立った英国人記者ガレス・ジョーンズ。
モスクワは特権階級にとっては豪奢で退廃的な都だっ
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グッド・ワイフ(2018年製作の映画)

3.5

息抜きの1本。
1982年メキシコ。セレブ奥様会の女王ソフィア。昼はクラブでテニスしてランチしてデパートを上から下まで見て廻って(←煙草片手に!いいのか?)夜はパーティーまたは友人夫婦とディナー。でも
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.8

農業って本当に大変!80万㎡の土地って… 東京ドーム7個分だって。そう考えると気絶しそう。。。バタッ
自然と共生する農場を作りたいというモリーの夢。夫ジョンと「2人で目的ある人生を歩もう」と決めてい
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.0

パンス最高でした!最初はお調子者で下品でホラ吹きで、顔も変だし。…だったんだけど話が進むに連れ魅力全開(ちょっと寅さん風)。読み書きの出来なかった彼が一生懸命勉強し、街の看板の文字が読めるようになる。>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.4

予告では″エリーゼのために″に乗っておバカな話がスピーディに展開していく感じで面白そう!って思ったけど、そんなにテンポよくなかった。″エリーゼ…″も使われてなかったよね?
そして3バカトリオにまあまあ
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剣の舞 我が心の旋律(2019年製作の映画)

3.5

超低評価の作品ですが東欧の民族舞踏に関心があり見に行きました。
実在の作曲家アラム・ハチャトゥリアンのバレエ音楽創作のお話。
バレエとして出てくるのは″ガイーヌ″の一幕『バラの娘たちの踊り』(美しかっ
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.5

ジョーンはケンブリッジで物理学を学んだリケジョ、頭は良かったけどおぼこかったためにレオに落とされちゃった。
レオの殺し文句は「可愛い同志」″My little comrade.″(違っていたらすみませ
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野火(2014年製作の映画)

3.6

塚本晋也監督・主演、自主制作、執念の作品。
戦争映画の傑作と言われているが戦いは出てこない。軍規も何も無くバラバラの個となった人間が極限状態の中それぞれの倫理を問われることになる。米軍の奇襲場面の凄ま
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17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン/キオスク(2018年製作の映画)

3.5

時はナチズムが軍靴の音を響かせる1937年。恋するアネシュカが踊り子として働く酒場ではヒトラーを皮肉る出し物をやっていたのがやがてユダヤ人を揶揄する内容へと変わっていく。タバコ屋の主人オットーはゲシュ>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.1

ゲーム三昧だった少年トマくんが雁の孵化🐣に立ち会い、彼らのママになり、ついには小さな飛行機で彼らと共にノルウェーからフランスへ大空の旅をする。
父親クリスチャンの家があるフランスの湿地帯やノルウェーの
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LETO -レト-(2018年製作の映画)

4.2

″あの夏、ぼくらが追い求めたロックと自由と淡い恋″
80年代初頭の共産主義ソ連で西側の音楽に憧れ体制の管理下ながら自分の「好き」を追い求める若者たちの青春音楽物語。とても良かったです!
モノクロ映画と
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.5

親同士の再婚で姉妹になった高校生ミアとサーシャ。ミアはちょっと根暗、派手なクラスメイトのイジメにあう。プールに突き落とされてずぶ濡れになったミアを見てJKが″Oh,my God!″ それが「ダサ過ぎ>>続きを読む

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.5

縁もゆかりも…という言葉からゆかりはえんと呼ばれている。

優等生えんと古い校舎にフケまくってる琴子を中心に溢れ出る熱量を持て余し青春の出口を探してもがく高校生たち。

彼らは文字通り青すぎて、何も無
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劇場(2020年製作の映画)

3.6

「僕は自分と同じ速度で歩いてくれる人が好きだった。僕より遅く歩く人も早く歩く人も嫌い」
はあ? なんだそりゃ!

沙希は永田のプライドと劣等感の犠牲になった。彼みたいな人間って自分に優しくしてくれる他
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.7

フランソワ・オゾン監督/脚本

アレクサンドルの告発に端を発し明るみに出たプレナ神父の少年への性的虐待。バルバラン枢機卿が被害者たちの味方であるふりをしながらも のらりくらりと糾弾の矛先をかわすのが腹
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

なかなか明けない梅雨にふさわしいじっとりしたクライム・サスペンス。韓国映画の刑事って見た目冴えないオッサンが多い、彼らいい感じにくたびれていて滋味深いんだなぁ。そしてカン・テオ役チュ・ジフン(イケメン>>続きを読む

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