つぼさんの映画レビュー・感想・評価

つぼ

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メーヌ・オセアン(1985年製作の映画)

3.0

酔っ払い労働者たちがワイン飲みながら泣いてるところ最高すぎる

船が島を離れる場面、顔に夜風を感じる。急に周りの匂いとかに気づく

労働者が時間を気にしながら船を乗り継いででもバカンスから戻り出勤する
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.4

上質な一瞬一瞬の繰り返しに太刀打ちできない
何回でも観られそう

少年、機関車に乗る(1991年製作の映画)

3.5

汽車に水が跳ねるのなどが美しい
父と兄の会話、バックでずっと祈りのような歌声が流れているのが素晴らしい救い

彼女とTGV(2016年製作の映画)

2.5

外国のCMみたいな、MVみたいな映画
何をしていても目元から隠しきれないお茶目さ

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.0

基本的に深く関わり合いになりたくない人たちが、断りきれないまま乗り合ってしまう。言葉が同じラインを走れない。
言葉を使うしかないけれど、言葉は通じない、ということを最近はよく見て、読む。
そして別のラ
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劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ(2022年製作の映画)

5.0

すごすぎ、近年のうたプリを見てない人にこそ見てほしい、曲を知らなくてもずーーーっと楽しかった
一分の隙もなくハッピー、密度が高すぎて時間感覚がなくなる
10年以上実は推しではないグループだったけど、今
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.0

子どもの視点として自分からは距離を取って見られるはずなのに、つい最近も自分が体験したはずの何かを想起させられるようで、泣いてしまったりする。昔の私だけではなくて今の私が共感する目線で見てしまう。
距離
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愛して飲んで歌って(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いくつもの層を移動しながら、一定の距離は取りながら見ている
映画なのにずっと舞台のセットであること、一人の人間がいくつもの層を持っていること、演劇とその稽古が続いていること、女の清純を男だけが信仰して
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

4.0

会話の主体が常に画面の主体ではないとか、顔と顔が重なって結局は誰の台詞かわからないとか。意識がきゅっとフォーカスされたり拡散されたり、操作される。
波の数や大きさを選び抜かれた水の音は、地面の硬さや揺
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.1

窓の中に広がる世界を見る。それぞれの人の当たり前から、数十年分の職人の手つきが切り取られる。
当たり前の中に、実はまじまじと見てみたくて、でも画面越しでもなければそれが憚られるような仕事の断片がある。
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テン・ゴーカイジャー(2021年製作の映画)

5.0

さいっっっっこうにかっこよかった…
ありがとう…今までもずっとかっこよかったけど更にかっこよくなってた…やっぱり特別な戦隊だ…
10年経っても好きだったので帰り道にテレビシリーズDVD BOX買った。
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

1.7

煮炊き、祈り、儀式の描写がたくさんで、続く生活の中の約1年。当たり前に子どもだったのに、小さな出来事の連なりによって、いつの間にか境界を渡って大人になってしまった。俳優が幼すぎてずっと心配してた。
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読書する女(1988年製作の映画)

1.4

フランス映画っぽい
少ない人物がくるくる違う役とか立場で現れるところ、いろんな服で道を横切るところ

リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020年製作の映画)

5.0

1度目はGlory、2度目はDecideを観た。
今劇場で新しいテニプリが観られることへの感謝と感動がすごくて、冒頭からしっかり泣いた。
発表から5年待ってこんなものが観られるとは思わなくて、許斐先生
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宵闇真珠(2017年製作の映画)

1.5

中国語の響きの美しさをひしひしと感じる。人や景色と一緒に響いてくるような、言語の上品さを感じる。村の景色が変わったら言葉も変わるのだろうか。
言葉が少ない中で雰囲気を醸し出そうとしすぎて、こそばゆくな
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

1.7

庵野さんの、なるほどこの声から透ける、少し離れて浮いたような呑気で真剣な視点。
バリバリとかミシミシとかいう音が、人間の声のように時々思われて、おもしろかった。
博物館で流れ続けている15分くらいの解
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

3.7

小さいラップトップで観たときはつらかったけれど、大きいテレビで観たら時間や言葉の質感がよかった。
多分観方がわかっていないけれど、それでも一つ一つの言葉やモチーフが、その時間を豊かに過ごさせる。
スマ
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ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.5

魂に従って踊る、と言葉にしていたことが、踊りからも伝わる。彼女の中にしかないステップや踊り方があって、周りの人にはそれをはっきりと掴むことはできない。

サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.5

語り部分と歌/踊り部分が途切れることなく混ざって続いて、文化の雰囲気を感覚的に見つける。教室で習うフラメンコとは違ってとても上品とは言えない、歴史、生活と結びついたフラメンコが切り取られている。
生き
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J ビヨンド・フラメンコ(2016年製作の映画)

3.0

フラメンコのようなボリウッドのようなバレエのような踊りが、曲によって割合を変えながら続く。
最初は入念に振付がされたと思われる踊りが主、音楽が従という見せ方だが、途中からどちらが主になるでもなく響くよ
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ジプシー・フラメンコ(2012年製作の映画)

3.8

生まれたときから身体にリズムが染み付いているような、踊ったり歌ったりすることが予め決められているような人たちの様子。
始めのうちは足元を凝視していて、だんだん足元を見なくてもリズムのイメージが身体を支
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劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム(2019年製作の映画)

5.0

すっっっっごいありがたい
推しに限らず全員が尊くて、この先10年も応援しますという気持ちになりました