旧約聖書のヨブ記に関連する、ユダヤ人としての生き方や思想が根底にある映画だということを鑑賞後に知った。母親を神とみなして崇拝しているということなのかな。すべての理不尽な出来事は神(母親)が起こしていた>>続きを読む
まるで油彩で描いた夜の町に、ペンで描いたような幼い子どもがふたり。町に溶け込めずさまよい歩く心を表しているかのよう。眠れずに夜を明かすときの心情を思い出した。
絵画の贋作を掴まされたギャング。売人のローズを始末するよう依頼された凄腕殺し屋のビクターは殺害の機を窺うが尽く不発に終わる。痺れを切らしたギャングの親玉は部下を送り込みローズを手に掛けようとするが、す>>続きを読む
月にエネルギー資源があることがわかった近未来。資源がとうとう底をついた地球から、月の資源を採掘し輸送するための作業員が送り込まれた。任期は3年。たったひとり月で作業に従事するサムは地球への帰還を2週間>>続きを読む
浴槽で命を断とうと手首に刃を当てていたリッチーの元に、姉から娘のソフィアを預かって欲しいという電話が掛かってくる。
字幕機能が使えなかったので頑張ってリスニングしたが半分以上もわからなかった。が、映>>続きを読む
「フランケンシュタイン」と聞くとまず頭に浮かぶあの怪物のイメージ。本舞台で初めてあらすじを知ったのだが、あの怪物ではなく、それを生み出した博士の名前がフランケンシュタインなんだね。そんな浅い知識しか持>>続きを読む
簡素な舞台美術。役者は3人。主人公以外の2人は次から次へと役が変わる。大きな仕掛けや大人数の迫力のある舞台ではないが、それを感じさせない役者の演じ分けに驚いた。まるで映画のように場面が展開してゆく。時>>続きを読む
取引先からの無茶振り、呑気な上司、迫り来る納期、恋人とのすれ違い...この最悪な一週間さえ乗り切れば憧れていた会社への転職が待っている...！「先輩、信じられないかもしれませんが、僕たちこの一週間を何>>続きを読む
痛くて怖くて悲しくてどうしようもない後味最悪な映画。傍観する父親が一番怖いよ。
血糊の量がすごい。プロジェクターのライトで血が透けて壁に赤い血が垂れてゆく映像が投影されるシーンが好き。ベーシックなホラーの見本を見てるようだった。
火・水・土・風の元素(エレメント)たちが暮らす世界。火のエレメントであるエンバーは父親が営む雑貨店を継ぐべく毎日一生懸命働いているが、気が短くちょっとしたことですぐに燃え上がり周囲を黒焦げにしてしまう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ある劇作家が描いた演劇、劇中劇を観ている現実世界の私たち。ふとした瞬間に映画館の座席に座る自分を俯瞰で感じる瞬間があって不思議な感覚だった。
とてもシュールで掴めない映画だったなあ。キャストも豪華らし>>続きを読む
実績を上げられず解散の危機に瀕している5人の麻薬捜査班。そんな窮地の中麻薬密輸を行う国際犯罪組織の情報を掴んだ捜査班は、起死回生を図るためアジト前にあるチキン屋を買取り潜伏調査を始める。偽装営業しなが>>続きを読む
BBC製作ドラマ「SHERLOCK」のシーズン3までを観た人向けの映画。
過去と現在が交わりシーズン4へ向かってゆく展開は、当時ドラマの続編を楽しみにしていた人はとてもドキドキしただろうなあと思った。>>続きを読む
偶然同じ病室になった余命幾ばくかの男2人。1人は今まで生きてきて一度も海を見たことがないと言う。「天国じゃみんな海の話をするんだぜ」2人は盗んだベンツで海を見るため走り出す。ベンツの持ち主のマフィア達>>続きを読む
第二次世界大戦中、ナチスドイツで無線交信のため使用された暗号「エニグマ」。暗号をある変換法則により置き換えると本来の意味を得ることができる。ただしその法則は159×10の18乗通りあり、しかもそれは毎>>続きを読む
『自分は他者より優秀に創られたと一度でも考えた者はアイヒマンと同じ地平にいます
そして一度でも鼻の形や肌の色や信仰する神の違いによって他者に悪意を抱いた者は
理性の喪失が狂気への道と知るべきです
この>>続きを読む
