まゆこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まゆこ

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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.8

私も絵を描くことが大好き。
映画の中の彼女は自分の世界観を容易く具現化している…ように感じた。
いやいやいやいや
絵を自由気ままに描くことがどれ程難しいことか…
ましてや副大統領から依頼まできたら、心
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

4.5

学ぶべきは歴史
そう感じた映画でした。
そして、同時に自分の勉強不足を思い知らされた…!

米国の嘘を見抜こうと奮闘する記者たちのノンフィクションの映画。
まさに大統領の陰謀を彷彿とさせるよね。
ただ
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しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.8

市原悦子さん目当てで鑑賞したけれど、林遣都の演技力や映画の構成に光るものがありました…。
ストーリーだけでとぐっと来るけれど、演技力や映像から出て来る空気感がより情を厚くしましたね。
最後、秦さんの曲
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.8

ものすごく熱い!!なんといっても熱い
その熱い熱い想いに大人も若者もみんな胸を打たれていました。

ずっと見たかった映画。
特別な形で観ることができて本当に良かった。
松居大悟監督の作品は独特ではある
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.5

有名な曲だけ知ってたターミネーター…。
シュワちゃんってこの人のことだったのか!とかあいるびーばっくってこの映画だったんか!と驚き。

絶望的に感じさせるシーンが多くて、余計ヒーローの登場がより際立っ
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イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

3.2

SFのお話、とくにアンドロイド系は多いし、私は大好きなのでよく見ます。

アンドロイドが当たり前の世界での人間の葛藤や倫理観を表現したお話、だと思います。
人間の監視下で命令された行動しかしないように
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

急遽観に行くことになった。
しょーーーーじき、これそんなに話題にはならない…だろうなと思ってた。だぅてクイーンわかる人周りにそんなにいないからね…
ごめんなさい。

つまりは良かった。ラストの完全再現
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詩季織々(2018年製作の映画)

3.3

あーこれは相当新海誠…それも秒速五センチメートルをリスペクトされてる監督なんだなって開始30秒で分かりました。

でも、一話目すごく好きでした。
とても食べたくなった、あの三鮮ビーフン。懐かしくてあっ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.4

プーさん愛好家としては外せない一作。
私も来世は喋るぬいぐるみたくさん抱えたイギリス人の女の子になりたいです。

そんで、プーは一家に一匹欲しい。

当たり前がなにかを生むというのは人間らしく生きる上
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.9

原作がとてもよく鑑賞に至る。

大学でお茶をやってたせいか、帛紗さばきだとかお点前だとか歩き方の決まりとかあーそうそう、わかる!って楽しく観てた。
映像だと文章では伝わりにくい仕草もダイレクトに伝わる
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.1

鬱を判断するのは誰なんだろう。

人によって全く鬱との向き合い方は様々だと思うし、本当に土足で上がってくるなと言いたくなる。
大事なのは自分が鬱になったときに土足でなくノックして靴を脱ぎ、揃えて入っ
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独裁者(1940年製作の映画)

4.2

だいぶ前に見て再度見ました。

ナチスの勢い増してる中であの作品を作ったとは…
後からこの時代を振り返った作品はたくさんある。でも、同じ時代にナチスをコミカルに描くなんて…まぁ、よく命取られなかったね
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

黒澤監督の映画って進むにつれてどんどん引き込まれていく。

序盤は部隊が権藤邸から動かないのに、全く飽きを感じさせないし、それ以上に緊張感がどんどん増してきて、ちくしょう!って一緒に思ってた。

犯人
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

やっと見れた〜。就活の時に上映してて観たくても見れなかった。

簡潔な感想としては、安定して楽しく観れる映画でした!
踊って歌ってカラフルで、でもストーリーは夢を追ってる人にはすこく痺れる映画だったん
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.9

自分が未熟なのか。はまたま、原作自体と肌が合わないのか。鑑賞後、どうしても頭で話の構成から論理立てて考えてしまう。
「そこのみて光り輝く」でも同様の雰囲気を味わったので後者だと思う。

気分に乗らずに
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

常にヨーロッパの乾いた冷たい風を感じる映画だった。

ほんの僅かでもリリーとして生きた彼女は幸せだったんだろうけど、あまりにも代償がでかすぎる。
当時どれだけの人が同じように悩みを抱えてたんだろうか。
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(2017年製作の映画)

3.5

細雪見てたのでああ!こいさん!と思った第一印象。

会話の節々から感じ取れる2人の関係性
そんな大げさなものではないんだけど、昔の恋人に会っちゃった時にありそうなぎくしゃくした感じから、バームクーヘ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

タイミング悪っ!て思う映画でした笑
あと、アメリカの映画ぽいなぁという印象。

とにかく、18歳の頃から大人になるまでを見事に演じているロージー役の方とても素敵。メイクだろうけど顔つきも雰囲気もどんど
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少女邂逅(2017年製作の映画)

-

評価できない。評価したくない。評価する映画じゃない。

映画を観た直後と時間を置いた今では感じ方が変わってきてもっかい…もっかいみたいなって思ってます。
最後のシーン、とても悲しいと感じたんだけど、そ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

計算されたホラーコメディに表現することの熱い想いが詰まってた!ていう映画

基本ホラー見ないせいでなんとも言えない間が余計恐怖を掻き立てて隣の人には悪いけどずっとガタガタしてた笑
まさかその間が別の恐
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

タイトルに惹かれてポチりました。
涙活できる映画かと…
とても美しい映画でした。

正に秩序を人にしたような頑固一徹なオーヴァ。
その人生を回想しながら現在のオーヴァの心境が変化して行く様を見事に映し
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.7

か・な・り面白かった!
小さい女の子の人魚でカタコト話す感じがポニョっぽいって思ってたけど、子供向けの不思議なストーリーではなく、やや大人よりの子供でもわかる内容でした。

キャラデザがねむようこさん
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.7

あー好き!っていうタイプの映画でした。
一気に盛り上げようとするような映画じゃなくてひっかかりを残して最後に静かに波がさらっていったような感じでした。静かに深く表現する感じ、好き。

映画の入りがセン
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.1

【ひとり映画】
今日の気分に最適でした。

質感はんーアメリっぽい。
泣く映画じゃなさそうだなーと思ってたけど、ポロリしたところありました。
人にもよるけど、それは観てのお楽しみとして…まずは

池田
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.7

とにかく笑えるエンターテインメント。
インドといえばのみんなでダンス!みたいなのは少ないけれど、
とにかくえー!…えー!?えええええー!wwwwww
足バンバンと床に叩きつけながら笑いました。
一番笑
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

2.7

視聴後、「悲しくてやりきれない」が頭に流れた。

単調気味で終始暗いけれど、その分ラストの朝焼けと二人の笑顔に全てが詰まっているかのように思えた。

ただ、やっぱり間延びしているところもあって居心地の
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

結末は眉をひそめるような、手で口を押さえるような、なんとも言えない気の毒さだったり、無力さや、苛立ち、悲しみを感じました。小説の1984年を彷彿とさせる感想です。

主演のジャックニコルソンの悪人顔が
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.8

釘付けになる映画でした。
でも、評価が良すぎる分期待しすぎた。

ナタリーポートマンがマチルダをやっていたと最近知って鑑賞。
可愛いらしさに加えてアンニュイな大人の雰囲気は一体どこから…??

銃撃戦
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ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.3

英国貴婦人の優雅なストーリーかと思いきや、まさかの気難しいホームレスと彼女を自分の庭に招き入れる劇作家の物語。almost実話だそうです。

タイトルがミスリードだったのはともかく、内容は悪くないと思
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

4.0

世間に中指立てて生きてるのは女の子たちって感じでした。そして、私はそんな女の子たちが大好きだ。
笑顔でいても銃口はいつでもお前の頭に突きつけてるんだからな!笑(*抽象的な表現です。)

映像の撮り方が
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

岡田麿里という人の特徴がよくわかった。
とくに終盤はめんまー!って叫びたくなったし、あの花並みに口説い…口説すぎる
有能なプロデューサーがついたらもっと化けると感じました。
それでも、やっぱりぐっとく
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

文句なしの5点だと思う。
長いけど、全く無駄がない。そして、すごくスッキリする。
終わったあと、涙がぽろっとでた。

アンディは強い。
彼は死ではなく生に希望を持った。
ただ、希望を持つだけじゃなくて
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