Ryosukeさんの映画レビュー・感想・評価

Ryosuke

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

とても感情の整理が難しい映画。特に唯一の被爆国である日本人の視点で見るからこそまた難しい。
考えさせられるような気持ちになるけど、メッセージはシンプルで、人の手に余る兵器を共有している現代への警鐘と一
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった!!戦闘シーンの迫力、知らない惑星を見るワクワク感、洗練されたデザイン、魅力的なヴィラン。
近代のSFモノでかなりの傑作!
心理描写も登場人物を絞ることで無駄なく、3時間近くだれ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

とても丁寧な前振り映画
これは次回作を見ないとなんともですが、映像の進化はスターウォーズと比較しても感じる。
また、sfならではのチープさなどもない点からかなり期待できる作品

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

当事者のアメリカ人ならもっと楽しめるんだろうなー映画
最初の10分でわかる本作品の上質さ
ただ、僕が感じていた描かれるずっと変わらない問題のチープさ
このチープさこそが仕掛けで、この映画を楽しんでる君
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

緻密な部分と大雑把な部分が同居しているSF物。
宇宙人の言葉を翻訳しろっていうコンセプトが面白いし、映画全体の仕掛けも斬新で楽しめました!

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白かった。
アニメでしかできない表現満載でテンポも良く、これまでの積み重ねも活かしながら、スパイダーマンの主題の「大いなる力には大いなる責任が伴う」、やトロッコ問題を入れてくる。
それで
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

かなり悪趣味な映画。
醜い人間の欲やエゴを非現実的な美しい背景と一緒に楽しめる。
発想も面白いし、考えさせられるものもあるがシンプルに好みに合わなかった。
エマストーンとマークラファロ、ウィレムデフォ
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.2

悪い意味でずっと同じテンション!
なんか難しそうな言葉使って、盛り上げてく
敵側の間抜けさもあって緊張感がなく、ちょっと合わなかったかな

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

ケイトブランシェットを2時間半ずっと追っていく怪作。
圧巻の演技で小さく些細なストレスを静かにかけていくため、静かな作品なのに見入ってしまう魅力。賛否両論あるかなと感じたラストはあそこまで描き切ること
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.5

うわー!良かった!!
ポンコツチームがチームにまとまっていく映画大好き!
ダンスクラブのシーンが最高すぎてもうあそこで100点です!
登場人物全員が愛くるしくなる。そして明日から頑張ろうと思える良作!
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

ナチスからの解放を描いた作品
10歳の子供が主役のため可愛い美しいシーンと裏側に汚い人間性を描くギャップは良かった。
子供は染まりやすいからすぐに自分の世界を作ってしまう。ダカラこそ、お母さんや先生が
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

2023年、日本映画のアクション最高到達点!
潤沢な予算があればこのクオリティを日本でも作れる!

とにかく音がすごくて、臨場感を高めてくれる良作でした。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

面白いなー!!めちゃくちゃ笑えた!
序盤、中盤、終盤でスピードをどんどん上げていってクライマックスまでの盛り上がりがすごい。繰り返しものなのに単調じゃない。
みんなどんどん可愛くなってくのも最高!

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

4.1

行って帰ってくる映画が好きおじさん「行って帰ってくる映画がいいんだよ」
ほのぼのロードムービーで、ストーリーはちょっと粗が目立つかもしれないけど優しい映画で好きです。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

面白いサスペンス映画
気持ち悪いちょっとしたズレを最後にまとめてきてくれるが、快感につながらず絶望になってしまう。
そして最後まで目が離せない展開は好みだけど、作品自体が好きかと言われるとうーん。。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.1

こういう絵作りがしたい!という熱い想いをひしひしと感じたアニメ版スパイダーマン。
演出も冴えてて、アクションも鮮やかで観てて楽しい映画でした!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

醜い、不均衡で、辛い世界が待っていても、そこで生きていく意味があるのか。

ハウルやラピュタとは違い、ビターでわかりにくい作品。

母親を失い絶望し、自分の世界に閉じこもってしまった少年の心を厳しくも
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

かっこいいイケおじたちの逆転劇。
ヒーローではなく、裏方の仕事人たちの熱い思いや、陰にある苦悩を爽やかに表してくれた良作!
体はぽよぽよだけどソニー、最高にかっこいいよ!

怪物(2023年製作の映画)

4.1

傑作ですね。小さな違和感を残し紡ぐ。
容赦なく、「自分は何者だ」と問われる作品。
他人の尺度で幸せを測れるのか。さりげなく作中に何度も年収や写真で、他人の尺度を押し付けてくる、気にする登場人物が出てく
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

めっちゃクールな完結編!号泣しました!!
バチバチの決めのシーンと最高なBGMで至高の2時間半。
今回のヴィランの憎たらしさは個人的にマーベル1位でキャラ造形も良かった!
今作の主人公の決意のシーンで
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.8

会話や場面転換のテンポが良く、クスッと笑えるポイントも多いのもソーシリーズの2作目からの良いところ。
ただ、話の根幹がふわふわしてしまっていた惜しい作品。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.4

作品を届ける人たちの苦悩を作品を作る人が描いた作品。
のはずが、結構ご都合展開が多いのと、感情移入がしにくいキャラ設計でなかなか難しかった。
成長や苦悩を描くならもう少し一人に焦点を当ててくれると嬉し
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.3

映画を愛する者に捧ぐよりも、一度でも映画で心を動かされたことがある人には刺さる内容になっていてとても良かった。
濃密な90分、これから映画を見る角度を新しく増やしてくれる素晴らしい作品でした!

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

感情ローラーコースター映画!!もう何もかもめちゃくちゃ!だけどとっても優しい、誰にでも寄り添ってくれるような作品でした。
どんなに後悔をする人生を送った人でも、きっと肯定してもらえます。
アクションも
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バビロン(2021年製作の映画)

4.3

デイミアン・チャゼル監督の映画とはなんなのかというメッセージ性が溢れまくってました。
無声映画からトーキーに移り変わる時代そのものを舞台装置にして、映画の素晴らしさと、2022年時点での最高の映画を作
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

戦争の意味のなさと、止まれない状況を普通の兵士の目線で描いている作品。
オリジナル未視聴なので、どうなるのかというハラハラ感も楽しめつつ、今の世界情勢についても考えさせられました。
戦闘開始の不協和音
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

静かながら神秘的で圧倒されるロケーションと美しい風景と不穏な空気を感じる映画でした。
生きることとは、人の共依存とは、いい人であるとは。
考えさせる内容で主役二人の演技も重厚感が凄かった。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.7

綺麗な作画で大満足な一本。原作通りだから仕方ないけどもう少し大きいクライマックスが欲しかった気も。
EDは最高ですな。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

気軽に見れるクリスマス、年末年始におすすめのミステリー!
暗くなりすぎず、推理もたくさんできて楽しい作品でした。
今回の推理は当てれる人は多いんじゃないかな。(僕は全く当たりませんでしたが…)

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

神の描く新しいスラムダンク!!
映画館で体育館の匂いを感じる。そんな作品でした。
湘北のもう1人のメガネくんこと石井も最高だったなあ。

天気の子(2019年製作の映画)

3.8

綺麗なラブストーリーでしたー!
ちょっと舞台設定が人を動かすための装置になりすぎてて、登場人物に感情移入できないところはあったかな。
そして全体的に暗い印象の作品なのでカタルシスは弱め。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

新海誠の描く日本ロードムービーという感じでたまらない作品。
どのご飯も美味しそうで、映画館でお腹が鳴ってないか心配になるほど。
「君の名は。」から全映画のジャンルを盛り盛りにしてるからそれは賛否分かれ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

チャドウィックボーズマンへの追悼映画でありつつも、追悼だけにさせてたまるかという深い愛情を感じる映画でした。
中盤の海中のシーンが大好きで、余計にもっと時間を使ってヴィラン側を描いてほしかったです。
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

青春スペクタクルコメディアクション!!
迫力が凄くてもう笑うしかない!
間違いなく映画館で見るべき作品。間違いなく僕が見た中で1番音がデカかった!
ここからは個人的な好みなのだけれど、最後が少し受け入
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

働く会社の群像ミステリーなんだけど、なんとなーく展開が読めて、どう言う終わらせ方をするのかなって思ったらなんとなーく終わった作品。
半沢直樹のような勧善懲悪ものにしては悪役へのヘイトが足りなかったかな
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