atagiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

言うまでもなく名作だよなぁ。
テーマソングが流れるタイミングも毎度最高で、毎度涙が出てきそうになる。

コメディテイストでありながら当時のゲルマン人への皮肉がしっかりと込められた、演出やセリフもよくで
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五福星(1984年製作の映画)

3.4

福星シリーズで一番ジャッキーの見せ場が少ないかな?
とはいえ中盤のローラースケートで高速道路のカーチェイスは一見の価値あり。あのシーンのために壊した車の量とか予算の使い方が凄まじい笑

悪役にジェーム
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.7

ドニー・イェン流のGTO

この手の学園妄想青春ストーリーって日本の漫画文化独自の脚本かと思っていたけど、香港にもあるんだな。
日本で散々擦られたパッケージだけど、ドニー・イェンのアクションが入ること
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.6

オムニバスドラマみたいにサクッと見れてよかった。設定もわかりやすいし、バタバタし過ぎないゆるいコメディタッチでとても見やすかった。

渡辺えりさんのドアップは流石に吹いてしまった。

エライザちゃんの
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

公開日翌日ぐらいに見に行ったのだけれど、ぶっちゃけ複雑な気持ちだったのをよく覚えている。

映画としては普通に面白かったし、濃厚でフレキシブルなストーリーにも心が躍った。
一方で、ついにDissey
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

歳も取り、肉つきも少し良くなったジェイソンボーン兄さん。
序盤のバイクチェイスからラストの装甲車とダッヂでのチェイスなど、映像の迫力は流石のもの。
デジタルサポートのキャラの役割がケツアゴのジュリア・
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

ハリーポッターを子供の頃に見て育った大人たちが映画館で見てもちゃんと楽しめるエンタメ作品。前作ほど政治色や歴史色が薄くなった分、ライトな魔法エンタメとして、初期のハリポタシリーズに近いかなと感じた。>>続きを読む

ダーティハリー4(1983年製作の映画)

3.6

シリーズも4作目になると何かスパイスがってことで、ワンコが登場したり、オートマグナムを使ってみたりとスパイスが加えられてる。

最後の遊園地のシーン、中学の時にみてめちゃくちゃ印象に残っているんだけど
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.6

前から断片的にBS放送で見てたりしていたが、しっかり見たのは初めて。
本当に素晴らしい作品だった。

作品通してイーストウッドから放たれる色気と魅力が凄まじい。銃を構えた時の眼光の強さは、これはダーテ
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バブル(2022年製作の映画)

1.0

あんまり酷評はしたく無いけど久しぶりに見たドイヒーな作品だった。

ストーリーはなんのカタルシスもない、人魚姫のトレース。今この時代に人魚姫をやる拘りやリスペクトも感じないので、本当に見ていて何も心に
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

アラブの雰囲気が大好きなかつ、ケネス・ブラナーのオリエント急行の作風がハマった自分には映像を見ているだけでも充分な作品だった。

原作がある物だから仕方ないけど、アラブの設定を活かした殺人のギミックが
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.8

これが80年代最後の超ド級の脳筋アクションや!!!
戦車にヘリ、爆破、爆破、爆破でアドレナリンが出っ放し。潤沢な予算を使って撮られたひたすら派手な映像を楽しむ作品。
ストーリーや細かい設定やツッコミど
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.1

ある種の勧善懲悪エンタメ映画として描かれていたロッキー4の設定を絶妙に活かしたアツいドラマ。
アポロの息子として求められるストーリーを、お馴染みのロッキーシリーズの展開に上手くハメ込んでいる。
やさぐ
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交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

4.0

昔の思い入れもあってやっぱ好きやな〜
展開も早いし、キャストの魅力も溢れてて何回見ても楽しめるやつ。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.2

音楽映画の枠組みでありつつ、とても良くできた脚本の映画だった。
コンテストの経過とともに進むシンプルな構図だけれども、その中で天才たちのせめぎ合いと、関係の変化がとても綺麗に描かれている。

正直、こ
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

1作目のロッキーを彷彿とさせるストーリー展開。ロッキーファンなら感慨深くなること間違いなし。
かといって近年にあるような往年のファンだけに向けたムービーではなく、この作品だけを見た人でもスポーツドラマ
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

3.8

ロッキーの6作目として、最後のリングとして申し分ない作品だった。

復帰モノのストーリーとしては定番中のど定番だけども、ロッキーに求めているのはやはりこういうシンプルさであるし、最後に血と汗の中での清
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.5

途中まではドラマとして好きだったし、エイドリアンの叫びで諭されるシーンはグッとくるものがあっただけに勿体ないなぁ、、

実の息子との親子シーンも別にそこまで悪いとは思わない。
けれども4までリングに立
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.0

実は2,3,4はちゃんと見たけど1はテレビで終盤を見たことしかなかった1作目。

問答無用の名作なので、展開は説明不要の良作。
これはロッキーシリーズに基本通ずるけれど、前半でしっかり人間ドラマを描き
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

なるほど、これがスピルバーグが追い求めていた結晶なのか、、!
楽曲1つ一つに込められた色彩使いや、照明やカメラワークの拘りが凄い。とにかくスピルバーグのこの作品への愛を感じる。
ミュージカルパートのな
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A.I.(2001年製作の映画)

3.4

珍しくこれはスピルバーグ映画でハマらなかったなぁ。

とても良い話だし、グッとくる展開もあるけれど、ちょっと長すぎるし、展開が緩やかかなぁ。
緩やかな展開のクセして、急にいつものスピルバーグが出てきち
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

古典的なストーリー展開ではあるものの、ギレルモ・デル・トロの絶妙な悪趣味加減によって上手く物語に引き込んでくる。

カーニバルにある館の内装なんかは「パンズ・ラビリンス」にも通ずるものがあり、見ていて
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オーバーボード(2018年製作の映画)

3.6

記憶喪失の成金とそれをいいことに利用するシングルマザーとその周囲の人々。
気づけば恋愛にというど定番の定石しか起こらないけど、たまにこういうの見たくなるよね。

わかっちゃいるんだけど、ホッコリできる
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.2

R&Bやソウルミュージック好きなら一度は通ったことがある、超有名アーティストが次から次へと出てきて、当時のエピソードや貴重映像を交えながら展開されていくので、好きな人には素晴らしい映像。

自分も高校
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

タランティーノ節の愛すべき暴力映画

ついつい見入ってしまうトークからの不意のバイオレンス炸裂の緩急が最高。
クライマックスのアメ車同士のガチカースタントもめちゃくちゃ見応えあるし、優勢劣勢の変化の付
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.0

わかりやすくて面白いし、映像も綺麗。色んなドラゴンが飽きないし、ファンタジーもストーリーを破綻させないレベルで好き。

バイキングという戦闘民族を登場させつつ、保守のための戦いと、改革としての共存とい
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