変態的かつ芸術的な表現に目が入ってしまいますが、割とちゃんとした哲学的なお話で、ストーリー構成もとても上手くまとまっていると思いました。
冒険の中で知性を身に付けて、どんどん理性的になっていく姿が観て>>続きを読む
正直、ノーラン作品の中では微妙かなぁ。
日本人としてとか色々あるけど、映画としてはそんなに強い印象は残らなかったです。
ただ、相変わらずASMR的な表現はお見事でした!
三宅監督の日常を撮る演出が、ストーリーととても良くハマっているように感じました。
こういう心を少し温めてくれる映画はとても好きです。
西川監督らしいラストの展開。
とにかく役者陣の演技が光ってました。特に北村有起哉さんが素晴らしかったです。
個人的に、仲野さん目線で統一してお話しを進めていったほうが良かったのでは?と感じた内容でした>>続きを読む
お恥ずかしながら、アキ・カウリスマキの作品を初鑑賞。この作品のことだけを触れると、セリフがとても秀逸に感じました。
シンプルだし言葉数は少ないですが、人間性や関係性が分かる粋なセリフがとても心地良かっ>>続きを読む
ルーティーン的な日々の描きつつも、観終わった時には一つのロードムービーにも感じられる。
日常をこんなにも美しく愛おしく切り取れるなんて、、
なかなか出会えない、心が整う素晴らしい作品でした。
この映画の雰囲気と同様に、心の奥に小さな明かりを静かに灯してくれる。見終わった後にそんな気持ちになれた映画でした。
ダイナミックな映画や伏線が沢山あって充実感を得られる映画は沢山あるけど、日常に光を>>続きを読む
内容で秀逸に感じたのは、子供目線でストーリーが描かれているんですけど、それを徹底的に描いた所。
というのは、時間経過を表すカット以外のほとんどは、主役の子の見たものや聞いた話がストーリーになっていて、>>続きを読む
確かに想像を超えてきました。
井上雄彦作品にある特有のエモさとオシャレさもありました。
3DCGのリアルな動きに感動しました。
声優変わったのはそんなに気にならないし、むしろ一新した理由も分かりました>>続きを読む
テレンスマリックの作品なので、映画を鑑賞というより、映像を使った芸術作品を鑑賞した感覚でしょうか。(よく言えば)
この脚本があるようでないような詩的な表現と、映像美を楽しめるかどうかで、評価が変わって>>続きを読む
エイガーライトがホラー?って思ってしまったけど、見終わった後はしっかりエドガーライトだったし、しっかりホラーだった。
自分と幻想の織り交ぜ方で使われる撮影方法やギミックはエドガーライトらしさを感じる>>続きを読む
とにかくシナリオと編集がとても良い。
登場人物に感情輸入が出来るような見せ場というか、起承転結の情緒(演出)があんまり感じず、淡々と話が進んでいくのですが、それがとても気持ち良く感じました。
良く言>>続きを読む
個人的にあまり楽しめない作品でした。
全体的に奇妙な印象にしたかったのか何なのか、、
アメリカンハッスルのようなワクワク感が無く、グダグダな展開でした。
ルベツキもこういう使い方なら、全然良くないなっ>>続きを読む
オリジナル版より良いところもあれば、悪いところもあったり、なかなか評価が難しい映画でした。
個人的に感じたのは、人種差別を色濃くした分、ドラマ要素を強くなった印象はあるけど、その分二人のラブストーリー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
過去作ヴィランの登場など胸アツ展開ばかりだったけど、欲を言えばもっと観ていたかった!
駆け足で進んでいくし、まとめきれていないと感じたけど、それ以外はサイコーの作品!!
やはり、アンドリュー版スパイ>>続きを読む
主演俳優の実の父親、デンゼル・ワシントンが出てた映画「デジャヴ」の上位互換がこのTENETです。
正直メメント並に構造が複雑なので、
考え過ぎず感覚で観る方が楽しめると思います。
「ぼくは明日、昨日>>続きを読む
破壊と再生。怒りと悲しみ。愛と憎悪。生と死。
人が抱える感情の全てが波のように押し寄せてくる内容。
ドラマでもあり、ドキュメントでもあるようなテレンスマリックを彷彿させる演出や撮影技法。
この要素に加>>続きを読む
ウディ・アレン、ニューヨーク、エル・ファニングって要素が個人的にドツボで、観る前から好きな映画だと確信しておりました。
蓋を開けてみても、期待を裏切らないいつものウディ・アレン節。
寅さん並にいつも>>続きを読む
泣きました。
原作を読んでいないので真っ新に鑑賞出来ました。
タイトルのとおり、過去と現在の人生を交互にただひたすら観る映画でしたが、一人一人に感情移入が出来るようなお話。
泣いたシーンとは別に、>>続きを読む
トム・ヨーク×ポール・トーマス・アンダーソンの最強コラボ
何という多幸感と浮遊感でしょうか。
Don't think feelなショートフィルムなのですが、コンテンポラリーダンスとトム・ヨークの音楽>>続きを読む
心の師匠の1人、ジム・ジャームッシュの新作を先行上映にて鑑賞。
相変わらず世界一シュールなコメディーを作れる監督で安心しました。
シンプルな映画で、ある意味由緒正しきゾンビ映画に、ジャームッシュが>>続きを読む
もし自分が10代の頃に観ていたらひどく感銘を受けたかもしれない。
ティーンエイジが抱える心の闇に、希望の光が灯すようなストーリー。
起承くらいまでは普通の良い話だし観ていて心地良いんだけど、2人の立場>>続きを読む
特に感想なし!
登場人物が全員愛せないビミョーさ!
DCコミックスの映画はつまらん!
三池さんの作品は全然好きじゃないけど、今回の作品が評価高かったので、重い腰を上げてみたのですが、、、
まぁ普段の三池ワールド全開で、個人的に全く乗れない作品でした。
ただ何も考えず観れるのは楽でしたね>>続きを読む
想像以上の傑作でした。
キャスリン・ビグローのようなドキュメンタリー風の演出と撮影技法が悲劇にリアリティーを与えていて、息を飲む瞬間ばかりでした。
あのミュージカルと同じタイトルでも、そこにあるのは怒>>続きを読む
正直、歌っているシーン以外は眠くなってしまったけど、レネー・ゼルウィガーはお見事でした!
魅せるラストシーンはとても素敵。
伝記というのは思い通りの展開を作れないから、編集がとても重要であると感じた作>>続きを読む
実話に基づいた話ということでしたが、テレンス・マリックの世界観は全開。
ハイル・ヒトラーを拒否した男とその家族を描く戦時中に戦争を見せないお話。
ひたすら広角で作られたカメラアングルと自然光を活かした>>続きを読む
キャラクター説明が浅いせいか、あまり感情移入が出来ない。
二人の過去についても正直よく分からないし、正直まだ昼顔をほうがまだ分かりやすい。
ただ、所々で無音だったり、2人の息遣いしか聴こえないシーンが>>続きを読む
想像以上に良い映画だった!
観ていて最初はB級感が凄くて正直失敗したかと思ったけど、徐々に戦争の背景と物語がリンクしていって気付けば魅了されてました。
明るく描くからこそ、戦争の悲しさ、辛さが余計に響>>続きを読む
無駄のないテンポと3人の主役による会話劇に追いつくのに必死。それに加えてテロップとか文字情報も多いので字幕版で観るのはなかなかの試練でした。
シャーリーズ・セロンってこんなカッコいいんですね。声が良>>続きを読む
全編ワンカットという安い宣伝をしていたので観るまでやや不安でしたが、観てみるとあっという間。
ただ擬似的ワンカットの撮影方法のせいか、思い返すと道のりの長さを感じる。POVの感覚に近い、特殊な没入感を>>続きを読む
ある夫婦が離婚調停へ進んでいく物語ですが、哀しくもそこで二人の愛が語られる展開に息を飲みました。
結婚、そして離婚を赤裸々に描いた内容と主演二人の迫真の演技がジワジワと作品として良さが伝わってきました>>続きを読む
映画全体として優しさを大事にしている印象。
自然光をメインとした画作りと地域の人々との触れ合いも大事にした世界観。
音楽はあまり自分の好みではなかったけど、儚さと切なさが伝わってくる。
この監督の世界>>続きを読む
アガサ・クリスティーのような人物構成と、刑事コロンボのようなギミックを新しい目線でまとめた推理映画の印象でした。
ミステリーを新たな感覚で観れたので面白かったんだけど、正直意外性は無かったかな。
持>>続きを読む
イーストウッドによる実話の映画は前回のパリ行きがキツかったのであまり期待せず重い腰をあげての鑑賞でしたが、今回のは見応えありました!
理由は単純で題材と俳優陣が良かったことです。
ただ、題材が良かった>>続きを読む