てるさんの映画レビュー・感想・評価

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ドンバス(2018年製作の映画)

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ロシアとウクライナの戦争を理解するための映画の一つ。私たちが何を悪いことをしたんだ、という独立分離派の人々、いやいや...と思いつつ、長くロシアが占領したことで、この地域に本当にただ普通に生まれて暮ら>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

好きになれたのは仲原とすみれさんだけだった。テルコを観てると肩のあたりがむずむずする。こういう人いるよねあるよねは確かにリアルで、でも見たくない・関わりたくないどうしようもなさ。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.8

2021.5.23. ストーリーは軽いくらいの明快さだったけど80'sの音楽って良いなって思わせてくれて楽しめた。眼鏡の友達のところに曲作りしようって言いに行くシーンいつも好き。劇中で出来ていく曲もい>>続きを読む

きえてたまるか(2019年製作の映画)

5.0

観てからしばらく尾を引いてる。グラグラする画面、ゆらゆらする音程、劇中歌のデチューン感と映画全体を覆うデチューンな学生生活とが螺旋のようにリンクしてどろっと残る。

リスボン物語(1995年製作の映画)

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ヴェンダース作品。一人で見る作品だったかなと。映画を撮る映画を作る、のは監督本人がその撮り方の分岐点とか、自分へのまなざしとして撮るものだと思うし、その視点で見るとすごい良い映画だった。

荒野の七人(1960年製作の映画)

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ガンマン達の据わった眼つきがカッコ良すぎてシビれる。クリスとブリットが好きだった。チコみたいな分かりやすく愛せるキャラクターが居るのもいい。

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.8

始終お祭り騒ぎのクストリッツァ節だけど、思いの外ストーリーの大筋はシンプルに纏まってる。序盤で文化やユーモアの違いに多少置いていかれても観続けてるうちに笑えるように、あと音楽で踊れるようになってくる。>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

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やや難解。一人で観たら好きかも。いやまあまあかも。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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明快で分かりやすい。偏見のせいで最初の30分くらいではうえ〜って思ってたけど、きちんと全部観たら良くプロットが仕込まれた、嫌味のないおもしろい映画だった。爽やかに良い映画。観客を騙す映画があまり好きじ>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人の撮り方に人間味が薄くて、特にホラーとかではないのに妙に不気味。子供をあやすようなメロディの裏で、アクションゼロで気付くと人が死んでる。伏線の回収されなさ=断片的な記憶や理解や解釈、観客を子供の目線>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

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旧ソ連への皮肉が実はたっぷり隠れてるって前情報があったけどひとまず頭からっぽにして観ても楽しめた。複数人でも観たい映画。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

思い返すとカーアクションにもっと期待してたとかストーリーが思いの外普通だったとかあるけど、ややこしい事考えなければ良い映画。ベイビーの顔がやたら童顔なのも良い。Was he slowテープと串刺しと不>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.7

ロッキー3のカタルシスは超えられなかった。それは王道すぎるプロットだからかもしれず、でもそれはそれだから良くて、直球ボクシング映画をとても丁寧に撮ったという印象で良かった。なべて全員いい仕事してる。

IT/イット(1990年製作の映画)

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多分初のホラー映画。ホラーというよりサスペンス。その場面いる?みたいな180分の長丁場のなか、ホラータイムは5分に1度くらい訪れるのでしつこく怖い。ラストの突っ込みが多すぎて捌き切れないけど、そのおか>>続きを読む

LOVE【3D】(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2018映画初め。途中まで鈍器で殴られるような辛さで観てたけど、乱交のあたりからもはやその執拗さにうんざりしてきた。もういいよ、終わってよ....でも多分その飽和する執拗さ、むせ返るような愛情と苦痛の>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

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リチャード・リンクレイターと言えばビフォアシリーズだったから同じ監督とは思えない。エンドロールでザックがラモーンズのTシャツを着ててにこにこした。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

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想像を超えてポカンとしたし笑った。一日のお悩みは全部吹っ飛んだ。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

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めっちゃ怖かった。鬱々とする。正直自分の周りだけ幸せなら良いと思ってるからこういうのはしんどい。リリーコリンズ可愛くてポールダノが怖い。

ロッキー3(1982年製作の映画)

4.0

「いつかすべての人に忘れられて、残るのは私たちだけ。その時、このままで生きていけて?」
砂浜のシーンすごいよ。そのあとからの畳み掛けでぐっとこないはずない。

ロッキー2(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1よりストーリーはよりシンプルでベタだと思うし、あの感じのアポロにあのロッキーが勝つのは良いのか?!という感じだったけど、試合のシーンが良すぎて全部吹っ飛んだ。
あとロッキーがエイドリアンに触れるとき
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ロッキー(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もっと来いよ!!ってなった。
けど、最後試合をやり切って、勝敗も聞こえてるか聞こえてないか、目も見えるか見えないかの中で、ただ叫ぶのが彼女の名前だったことに、もっと心打たれて良いのだと思う。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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前が英語で観たからなのか2年ぶんの時間の差なのか分からないけど、以前観たときよりずっとよく観られた。バッドを持って救ってくれる友達。システィーナ礼拝堂の匂い。

アドベンチャーランドへようこそ(2009年製作の映画)

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ジェシーアイゼンバーグとクリステンステュワートのセット大好き。ラブ。

恋人たち(2015年製作の映画)

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こんなに辛い映画はない。すごく現実的にありふれている種々の痛々しさが集められていて、観ててあんなにしんどかったのは、たぶん自分の過去や未来にこういう側面を見たくないからだと思う。いい映画でした。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

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本当にこわかった。でも思い返せばロッカーのシーンとか意外に強い長澤まさみとか良かったし、第一こんなに怖くても全部観てしまうくらいにはおもしろい映画だったのだと思う。もうゾンビ映画観たくない。

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.7

ポン・ジュノが抜群だった。引きこもり11年の部屋の棚にずらっと並べられたトイレットペーパー、ペーパーの芯、積まれたピザ箱。完璧で無味無臭な生活感を持つ部屋の端正さ、好き。引きこもり役をしてる香川照之の>>続きを読む