百鬼園先生さんの映画レビュー・感想・評価

百鬼園先生

百鬼園先生

名前に惑わされずスクリーンに映る面白さだけを評価したい。黒澤明もクソ映画撮るし、マイケル・ベイでも名作撮るんだよ。

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

2.0

ボンテージではなくオートクチュールでSMの主従関係を描くところが捻り効いてる。この独占欲は「ミザリー」なんだけど、お互いが納得ずくだからただの毒キノコプレイ。@新宿武蔵野館

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

1.5

主役は「増築を繰り返す奇妙な屋敷」のはずなのに同じ部屋と廊下ばかり出てきて広くも複雑にも見えないのが致命的。だから渡辺篤史を連れて行けとあれほど。@シネマロサ

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

動かないものを動かすという映像マジックもここまでくればもう魔術。魔女には猫だがウェスには犬。テレビ画面内をアニメにしたり、江戸前寿司より手間暇かかったまな板シーン、ボカスカの綿あめ感とか好き。あと裸子>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.0

もはや一つのジャンルになりつつある「病みホアキン映画」。タイトルカット含む冒頭シークエンスが素晴らしく映像以上に音の演出がものすごい。@バルト9

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.0

マーベルとDCの人気に焦りを感じたユニバーサル上層部がそのエッセンスだけを真似た感じ。ホラーじゃないし。トムが体張るのはM:Iシリーズだけでもう充分。@Amazon

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.0

サノスも含め「労働するブローリン映画」に外れなし。東の美熟女が原田知世(「半分、青い。」)なら西の美熟女こそ本作のジェニファー・コネリー。@試写

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.5

赤毛のチャスティンがずっと黒か白のスーツ(と下着)だったのに、最後の公聴会では濃いグレー…という衣装にまで行き届いた疑惑演出。@Amazon

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

豚糞にハイライト立てて「〇〇は〇〇に恋をする」みたいな軟弱邦画を葬ってやれ!@バルト9

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.0

子供>現ファミリー>元ファミリー>一般人>敵の命の格差が半端ない。まさにファミリー or Die。家族映画としては倫理破綻してるが007(ダイアナザーデイ)ばりの氷上チェイスやゾンビタイムなどアクショ>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

アン・ハサウェイが着こなす美しすぎるハイブランドは、頭で拒否しながらも心が動いてしまういわゆる「業界」の甘美さを象徴するのに十分な説得力があった。@Amazon

マネーボール(2011年製作の映画)

3.0

ロッカールームでのブラッド・ピットのキレ芸!日本はノムさんの映画化を。@Amazon

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

少し会わない間に髪切るわ髭生やすわみんなイメチェンしすぎ。全編見せ場みたいな映画の中でもソーの地球降臨シーンが一番アガった。ハルクのEDメタファーに苦笑いしつつ、演出で映画終わったら客席の半分が空いて>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

制作費が1.5倍になってアクションのルックもストーリーの面白さも格段に上がってた。胸熱①「民を守るのが王族の務め」と諭され覚醒する姫の従兄弟。②バーフバリの帰還を望遠鏡で眺めて汗タラーリ。③着火。@a>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

2.5

前評判の高さに期待しすぎたのかストーリーもアクションも普通だった。ただ女戦士を踊りながらビューティコロシアムする場面と、国母シヴァガミの膝立てる座り方は神のようにキマっていた。この宣言をもって法と心得>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

こんな楽しい映像見せられたらどう考えてもVR世界の方がリアルで魅力的。「プライベート・ライアン」でも感じたけどスピルバーグって散々滅茶苦茶やった後、急にマトモな事言うけど全く心がこもってない。結局やり>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

2.5

クズのカラオケと少年YouTuberのシーンが今回のカオス。カメラが現実を虚構化するのはスマホに限らず映画やテレビだって同じ。ハネケか注視するのは「今やそれが誰の手にも渡ってしまった」という事。西部邁>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

2.0

朝起きてから駅に着くまでの描き方が秀逸。スマートに謎を解くかと思いきや、リーアムが全ての扉を荒々しく開けて全問不正解するというまさかの消去法で真相に到達。@試写

ビルビー(2018年製作の映画)

2.5

途中の短いカットで見せ場を重ねる演出は実写じゃ出来ない贅沢。@TOHOシネマズ新宿

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

2.5

手がちっこいくせに手で演技するボスベイビーがいい。設定が力技すぎだけど主人公が補助輪なしの自転車に乗れたタイミングで自分も物語にライドできて少し泣いた。@TOHOシネマズ新宿

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

世の中にファンタジーが存在する理由がここにある。スクリーンの前に立ち尽くす半魚人の姿はデル・トロ自身、そして全オタクがかつて救われた瞬間の再現。この映画もまた多くの半魚人を救うだろう。あとOPのチョコ>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.0

指しゃぶりの質感!大学デビューした女の子が一番のヤリマンになっちゃうメカニズムを食人メソッドで解き明かす。@TOHOシネマズ六本木

砂の器(1974年製作の映画)

3.5

ロックンロールじゃなく芥川也寸志のスコアが後半1時間鳴り止まない。宿命に彩られた新日本紀行。@amazon

10人の泥棒たち(2012年製作の映画)

2.5

香港マフィアの佇まいとサイモン・ヤムの純愛パートはかなりジョニー・トー。負けじと韓国はチョン・ジヒョンのお色気とオ・ダルスのおとぼけで奮闘。@amazon

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.0

ピンと来なかったのはフリークスを「出す側」の葛藤ばかりで「出る側」の葛藤が薄いから。肝心のバーナムの思考すら漂白美化のあまり憐憫なのか友情なのか下衆な金儲けなのかすら曖昧で分からない。@TOHOシネマ>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

2.0

嫉妬の攻撃が男ではなく好きな女に向くところが童貞っぽい。雪と泥とダイヤが混じったような愛情と欲望と滑稽。それら全てがヤカンで溶け合ってプールを満たすラストが凄かった。@恵比寿ガーデンシネマ

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.0

グーニーズ×エルム街の悪夢。パラパラ漫画みたいな演出がフレッシュだった。ただ「超怖い」の扉の向こうは気になるから開けようよ。@amazon

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

シリアスが一周してコメディになる「八つ当たり」の物語。全員が自分で落とし前の付けられない怒りと挫折の出口を探している。俺も看板出したい事あるしアンタらだってそうだろ?@吉祥寺オデオン

飢餓海峡(1965年製作の映画)

2.5

貧富の間に横たわり人を飲み込む荒れ狂う海峡。前半の北海道シーンはまるで旧ソ連映画みたい。@amazon

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

女性版サミュエル・L・ジャクソンは誰か?という問いへのジュリアン・ムーアという解答は満点だと思う。倫理的な落とし前の凸凹さは相変わらずだけど、前作よりもアクションの回転が増えて「いつもより多く回ってお>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.0

朝起きたらなぜか泣いていることがある…みたいなレイとレンの「君の名は。」展開がウダウダ長い。みんなもっと気を抜かず真面目に戦争して欲しい。@TOHOシネマズ日劇

男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

2.5

シリアスな出戻り話の背景でのん気な船長にずっと鼻唄を歌わせるBGM演出が素敵。竹下景子が寅さんの良さを語れば語るほどとらや一同がマイナスに捉えるシーンは「楽しい人だけど身内には欲しくない」という身も蓋>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

3.0

毎回初対面に戻る金田一と加藤武の関係に萌える。あと「お話中すみません」の伴淳。誰の人称か分からぬフラッシュバックが物語を複雑に美しくするまるで走馬灯。@amazon

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.0

登場人物が横に(L字に)座るカウリスマキ特有の構図は弱者を助けるのではなく「寄り添う」視座。対面するのは警察、移民局、あとカジノの相手。@試写

ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.0

ケンとカズ、そしてハイエースの存在感。心の奥にある消せた方が楽なのに消えない一粒の光が二人の悲劇であり希望だったんだと思う。@DVD

初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.0

中国はアイドル映画も雄大だった。モコモコの服でトタトタ走るチャン・ツィーが本当に田舎くさい。@amazon

暗殺(2015年製作の映画)

3.5

皆様の百貨店三越(しかも日韓併合中の京城店)でチョン・ジヒョン(しかも丸眼鏡やウェディングドレス着用)が猟奇的に銃をぶっ放して大興奮。ただ「モブとしての日本語」ではなく「流暢な日本語」がストーリーの重>>続きを読む

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