KIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

1999年、2005年、2019年の3つの時代の変化を描いた作品。前半はTheヤクザの世界、特に今作で重視されているのはやくざの"親子"関係で。"親父"や"兄貴"への義理人情を中心に描かれる。ヤクザの>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

新幹線を舞台にした韓国産ゾンビ映画新感染の続編「新感染半島」。続編といっても、登城人物・時代が異なり、今回は感染が広まった半島、ポストアポカリプスな世界で繰り広げられる人のエゴイズムを問う作品でした。>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

この映画1回観ただけだど、何が何やらでよく分からなかったです。ストーリー展開早くて、設定が複雑で、世界観が難解だ。

でも、逆行の世界の映像に圧倒されました。逆行する弾丸、逆再生されたスタント、発想は
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望み(2020年製作の映画)

3.5

人の部屋のインテリアって、その人の性格や生活環境なんかが現れていて、面白い。本作では、序盤、物語が紡がれる石川家の家の見学から始まる。私は、堤真一演じる主人公(父)が個人経営の建築士といくこともあり、>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.8

ちょっと待て、なんだこの圧倒的多幸感は!Netflix作品なんだけど、映画館で観れてよかった。Netflix配信だから上映館数少ないけど、コロナ怖いけど、しっかりマスク・消毒して、是非映画館へ観に行っ>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.6

アメリカンハイスクール版ちびまる子ちゃんって、ぐらいにとにかく出るキャラの個性が強すぎる。

映画が始まるとともに、主人公モリー&エイミーの独特な挨拶。そのテンションに引っ張られながら学校へ。学校では
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

漫画は未読、アニメ第一期全話を観てから鑑賞。
結論、想像の5倍以上おもしろかったです。
最初から最後までずっとクライマックスって感じでした。

派閥や人間関係、キーアイテム諸々といった難しい設定はあく
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.0

プレイリストムービーと謳われていますが、まぁ確かに主人公の心境なんかに合わせて曲を流して、歌詞の内容ともリンクして。って、そんなことやってる映画割りかしあるから、特に斬新さを感じ得られなかったです。(>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.1

They'll come back〜Why?〜Because we'll need them too.

映画館再開後、まずはアベンジャーズ。
スクリーンでの視聴は今回が初めてでした。
とにかく各人ご
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.1

通常版を観に行くタイミングを逃すも、ネットで調べると完全版の上映が...これは観にいかなくては〜で観に行きました。

ロシア映画はあまり観たことがなかったのですが、序盤の輸送車での逃走劇からかなり期待
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.6

これは戦争映画なのか?
ワンカットならではのA点からB点へ進む地続き感はもちろん、昼→夕方→夜→明方といった時間変化を感じさせ、序盤は特に敵がいつ襲ってくるかわからない緊迫感があり、オープンワールド系
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

舞台版を観たことがなく、"メモリー"を聴いたことある程度の私は今回が初キャッツでした。それでも音楽はしっかりと伝承してるように思えました。映画館で聴く楽曲はスラップスティック的な映像とノリが良くて楽し>>続きを読む

くらやみ祭の小川さん(2019年製作の映画)

4.4

府中の"くらやみ祭り"を題材としたホームドラマ。私は府中在住でも出身でもないですが府中に子供の頃から馴染みがあり、府中の駅前のベンチや東京競馬場に向かう際のカーブの坂道が映されると「あーここでロケした>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー作品は犯人が誰?ってよりは犯行動機を楽しむものだと思ってます。後半はその動機について描かれていくのですが、
9人の翻訳家たちを地下に隔離、翻訳作業をさせた状況が明らかに酷、出版社社長が悪い奴
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

半地下の家族が寄生していく過程は痛快さと半地下の家族に寄生されてく怖さの2つの感情が同時に降り注がれた。

分かりやすく構成されていてメッセージ性もしっかりあり笑える所もある。無駄なシーンがひとつもな
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画版ワイルド・スピードですね、これ。というのも、"ファミリー色"が滅茶苦茶濃くなってるし、このシリーズを無駄に長く続けて欲しいってマジで思いました。ゾンビ映画の続編がこんなに面白くなるなんて。>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.9

2人の主演に大拍手。
スカーレット・ヨハンソンの弁護士に離婚話を持ちかけたのに、幸せな日々が蘇ってきてしまう様やアダム・ドライバーの不器用ながらも元妻に負けじと子育てをする様など本当の夫婦であったよう
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

メインビジュアル↑
からは考えられない、まさか終始銃声の響き渡る様を描いた映画だなんて。人が簡単に次から次に殺されてしまった現実。

2008年ムンバイでこのような事件があったことなんて知らなかった。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

なんというか、平々凡々な作品でした。こういう作品って、あまり映画を見ない人に勧める程ではないにしても、その年の個人ベストを飾らないにしても、映画を観にいって良かったなぁ、と思える作品です。リリー・ジェ>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

1作目のヒットの背景には、『レット・イット・ゴー』 の「強く自分らしく生きていく」という楽曲およびミュージカルシーンの良さはもちろん。子供が歌えるという点も影響している。
また、『Do You Wan
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.1

サラ・コナーもといリンダ・ハミルトンのアクションが年齢を感じさせない、登場シーン何処を切り取ってもカッコイイ!!
「I'll be Back」 Whoooo!

序盤の驚くべきシーンはあったものの、そ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

実は、1の直後に見た2作目。1作目見てから見た方が良いと思います。
本国で2017年に公開された1作目がまさかまさかの大ヒット、まさかまさかの続編製作に、まさかまさかのタイムループ地獄に回帰。

タイ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

タイムループホラーというかタイムループミステリー。

幕開けuniversalのロゴもループから始まる演出は良かった。

ホラー的要素薄め、トイストーリー4の腹話術人形の方がよっぽど怖い。それでも序盤
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1

冒頭のシークエンス誰が殺し屋なのか分からない状態とタイムリミットが迫っているなんとも、サスペンスフルな状況で、繰り出される革新的なアクション。
銃の解体・組立から発砲、ナイフの投げ合いやら、乗馬チェイ
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.5

たぶん私は上田慎一郎監督作品が好きなのだろうな。面白い面白くないは関係なくたぶん好きなのだろう。
上田監督作品はこれまでにカメラを止めるな!、イソップの思うツボ、そして今作の3作品の鑑賞のみであるが、
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.0

あらすじ(公式サイトや予告編)では、3人の少女を中心とした3家族の話となっているが、実質2家族が中心だったように思いました。
「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督をはじめ浅沼直也監督、中泉裕矢監督の
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

超実写!アニマルプラネットと化したライオンキング。そのCG技術見たさで鑑賞した本作。ストーリーはアニメ版と変わらないが、見た目の肌質・毛並みや微妙な動作が本物の動物そのもの。
開幕時の「サークルオブラ
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

他者のスキャンダルをリークする。自らのエゴな政策・不祥事を隠し通す。メディアを利用した票取り合戦。新聞・TVといったマスメディアだけでなく、民衆が発信できるSNSでも情報操作していることの怖さに震えた>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.2

"Saturday Night's Alright"が映画のミュージカルかで最高なんよ

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

あまり多くは語れません。というか、ストーリーは単純明快、アクション爽快な作品なのでなによりも観て楽しむことが一番です。

ワイスピシリーズ初のスピンオフ作品(個人的にはTokyo Driftはスピンオ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

「トイ・ストーリー(1995)」、「トイ・ストーリー2(1999)」と来て、続編はないとずっと思っていた。約10年を経て「トイ・ストーリー3(2010)」が公開、あまりの衝撃と感動にこの物語は完結した>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.5

オンラインゲームを通した父子の関係を描くストーリー。昇任したのに会社を辞めた父。父が何を考えているのか、ゲームをプレゼントしてFF14の世界で父にバレないように交流することに。

ゲームに関して不慣れ
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クラウン(2014年製作の映画)

3.3

ピエロよりもピエロの衣装が怖いと思った作品。

「トムホ版スパイダーマン」や「コップカー」で監督を務めるジョン・ワッツの監督デビュー作品。イーライ・ロス製作と銘打ったフェイク予告が本人の目に留まり自身
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

5.0

ハリーポッターシリーズで好きな作品といえば「不死鳥の騎士団」なのですが、更にその好きな部分を濃縮したような作品でした。

まだベルリンの壁ができる前の東ドイツ、社会主義国家ソ連占領下。高校の生徒たちは
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

5.0

エンドゲーム 後の世界を描く本作
またもやネタバレ厳禁ですねw

学園モノ
MCUはそれぞれのヒーロー単体作品でテーマや雰囲気が違うのも魅力の一つ。だからこそアベンジャーズでクロスオーバーした時の高揚
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

全編通してディズニー アラジン やっぱり歌が最強でした。ウィルスミスのHipHop風アレンジも良き。既存曲はもちろん、新たに追加されたパートまで、歌に交えたパルクールやダンスが実写ならではの生身の人の>>続きを読む