カイさんの映画レビュー・感想・評価

カイ

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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「GUCCI」を背負った家族の崩壊が、一人の女性から始まったという実話。パワーゲームの醍醐味でもある、力関係の二転三転が楽しい。マウリツィオはパトリツィアによって「グッチ」という縛りから解放されていく>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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人生の黄昏に臨む老人と、誰も信じることが出来ない孤独な少年のバディ映画であり、メキシコからアメリカへ向かうロードムービーでもある。劇的な事が起きる訳ではなく、二人の交流の中で、老人は自分の「男らしさ」>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

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初めて劇場で観たスパイダーマンは「スパイダーマン3」。それから15年、その歴史の重みがドッと押し寄せる今作に驚き、笑い、涙した。ドックオクの笑顔、エレクトロとの和解、ゴブリンの治癒…。そのどれもが「有>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

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皆大好き、Max Richterの「On The Nature of Daylight」。何処からが現実で、そして妄想なのか。テディの視点を介して巡る夢幻の世界。監獄のような精神病院で遂に辿り着く真実>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

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「あーあ。いっつもこうなんだよな。ちょっと間に合わないんだ。」こんなにも哀しく、物語の本質を言い表した台詞は他にない。「間に合わなかった」話。自分の家族と真に向き合うことを避けてきた男の話。兄の死をキ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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劇場で観ることが出来て良かった。文句無しで面白い映画。静かでありながら、冗長ではない。スクリーンを見つめていれば3時間、そこが自分を包む世界になる。恥ずかしながら、村上春樹の本も読んだことが無いのに、>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

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21歳の、未来に溢れたアニーの、一夏の寄り道。ナニー(子守)としてX家で働く中で彼女は多くの事を知る。お金があっても幸せになれるとは限らないこと。求められていることが自分のしたい事とは限らないこと、そ>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

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このエンディングを観るために観ている感。ここから「羊たちの沈黙」に繋がると思うと胸熱。それにドラマ版とも通じるウィルとハンニバルの「想像力」が結ぶ奇妙な絆の物語の終着点としても。物語はレクターがグレア>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

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R.I.P. ウェイン…。アリゲーターとハリケーンに挟み撃ちにされながら父娘が頑張る。正直この二人の所為で可哀想な犠牲が生まれているのはどうかと思うが、映画なので目を瞑ろう。カヤ・スコデラリオの演技は>>続きを読む

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

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黒人の憎しみは「怒り」から生まれ、白人の憎しみは「恐怖」から生まれる。ニグロ、ニガーは白人の心が生み出した存在だから、だから「私はあなたのニグロではない」。貴方たちのゲームに参加するつもりはない、とい>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

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最も有名になったシリアルキラーと、それを有名にしてしまった社会、人間の物語。兎に角ザック・エフロンの演技が凄まじく、表面のチャーミングさの奥底に潜む冷徹な面が滲む顔が素晴らしい。リズもキャロルも彼に振>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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出る映画を間違えない男、それがジョン・バーンサル。自らの過失で兄を失い、自堕落に生きるタイラーと、家族に見捨てられ、施設で暮らすダウン症のザックが出会い、再帰と夢の地フロリダを目指すロードムービー。シ>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

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マリガン…。マリガン、ジェーン、ラファエル、ダニエル、アニタ、エリソン、リッテンハウス、ルヴィア、マー、誰もが恐怖統治国家に"No"を突きつけ、戦う。貝をモチーフにしたと思しきエイリアンの異様さやダー>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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2022年二本目。集められた9人の翻訳家、リークされた「デダリュス」、著者オスカル・ブラック、そして仕掛けられた罠とその動機が次々と明らかになる展開が、時系列や場面の転換で鮮やかに繰り広げられるミステ>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

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2022年一発目。序盤の機内シーンからゴア描写と悪趣味の連続で「やってしまったかも…」と思ったけれど良い意味で期待を裏切られた。富裕層が貧困層を狩るゲームかと思いきや、そのゲームが生まれたのは陰謀論に>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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 2021年Bestかも。今年で84歳になるSir Ridley Scottが生み出したとんでもない傑作。ジョディ・カマーというこれまたとんでもない女優の力を借りて。第三幕の始まりに仕掛けられた演出に>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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マッツの演技を堪能させていただきました。お前のようなカッコイイ教師がいるか!監督がマッツを信頼しきっていることもよくわかる。ラストのダンスシーンで無事満点超え。飲酒実験の果てに、みんな無事に仲良くアル>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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楽しかったし、クライマックスの怒涛のディズニー力は良いサプライズだったけれどもイマイチ乗れない部分も。ゲームで発生したAIを愛でるゲームに群がるゲーマーが果たしてそんなにいるのか…。ゲームにはゲームの>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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滅茶苦茶好きな作品なのにとんでもない出っ張りが邪魔だった。久しぶりに「MCU」であることが裏目に出た一作。トニー・レオンを起用するなら最後までそれで突っ走らないと…。折角素晴らしい家族の物語がありなが>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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 音楽が素晴らしかった。中村佳穂は繊細な歌声は勿論の事、役者としても初めてとは思えない程に主人公・鈴に魂を込めていた。Ludvig Forssellの器用さも遺憾無く発揮されていて嬉しい。小島秀夫との>>続きを読む

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