カイさんの映画レビュー・感想・評価

カイ

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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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2023年11作目。アイルランドの孤島・イニシェリン島を舞台に、パードリックとコルムの確執から始まるドラマが展開する。本土と孤島。教養と無知。執拗に繰り返される二つの大きな対比によって明るみになる人の>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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2023年10作目。1を観て翌日の2でアバターの世界に存分に浸ることが出来た。にしてもやっぱり3時間超えの3Dは個人的には異常事態で、ラスト1時間は気が狂いそうになった…。何回捕まんねん。でも1からの>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

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2023年9作目。2に備えて久しぶりに見返した。なにぶん長いので…。今観ても世界観のユニークさは群を抜いている。ナヴィ側の自然と同化したデザインと人類側のメカニカルなデザインのコントラスト。パンドラと>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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2023年8作目。スケボーを駆り街を走る若者たちの姿は一見自由そのものに見える。しかしその幻想は徐々に崩れていく。行き止まりの町・ロックフォードに蔓延るの貧困と暴力。その影響を直接的に被ることになった>>続きを読む

トゥルーノース(2020年製作の映画)

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2023年7作目。ポリゴンモデルにも、人形劇の人形にも見える不思議な質感のアニメーションが描くのは北朝鮮の強制収容所の実態。そこに連れてこられた母子の姿を通して真実を告発する。人間性を奪われていく中で>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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2023年6作目。傑作!もっと早く観ておけば良かった。同じ一日を繰り返すナイルズと、そのループに巻き込まれたサラが出会って始まる物語。一緒に過ごす内に友情が深まり、恋に落ちる。けれどそこから二人の目指>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

1.0

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2023年5作目。スプリングスティーンの楽曲を使ったミュージカル映画。87年のサッチャー政権下イギリス田舎町ルートンを舞台に、パキスタン移民二世のジャベドの青春を描く。久しぶりにストレートに嫌いな作品>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

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2023年4作目。辱められた挙句、愛人から殺されそうになったジェニファーが復讐に燃える。導入部分は嫌な男要素の天丼で、後の復讐への溜めだとはわかるものの気分が悪くなる。セクハラに性暴力、そしてホモソ。>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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2023年3作目。無機質で冷たい「穴」と呼ばれる、上下構造の建物に志願して入ったゴレンを主人公に、階層をランダムに行き来しながら進む物語。直喩的に資本社会の構造を非難しながら、如何にこの社会が不条理か>>続きを読む

水を抱く女(2020年製作の映画)

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2023年2作目。原題「ウンディーネ」は水のニンフ。映画はウンディーネの視点から始まる。一つの恋が終わり、水が繋ぐ、潜水夫との新しい恋が始まる。バッハの旋律で美しく仕上げられているが時折混じる不穏なド>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

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2023年1作目。ピーターにとっての英雄ケヴィン・ベーコンをプレゼントしようとするマンティス&ドラックスのドタバタ劇。CGのチープさも相まって緩く観れる作品でした。MCU的にはピーターとマンティスの兄>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

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母性の暴走。クロエとダイアン、二人だけの生活が初めから不穏に、違和感に満ちて描かれる。新しい薬を機に少しずつ明らかになる真実のテンポがいい。薬の正体、ダイアンの異常な束縛、殺人、ようこそワシントン大学>>続きを読む

フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

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失踪した女性たち。凍った大地で彼女たちの為の捜査が始まる。娼婦だからという理由で貶められる不条理がミソジニストの殺人鬼を野放しにしてきた。完全な憎悪犯罪で、その価値観にゾッとする。シンディの勇気とハル>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

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フェーズ4の中でも出色の出来。ユニバーサルの怪物映画を下地にアナログさに拘って作られているのがいい。1時間というコンパクトさ、モノクロの映像、ツイストのある脚本と、一本の作品として手堅く纏め上げられて>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

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「先へ、先へ」。子どもたちの紡ぐ言葉が主人公の、詩的な一作。ジェシーとジョニーの擬似家族の旅を通して、誰しも日常にある苦しみや悲しみへの向き合い方を伝える。インタビューを通して子どもたちから発せられる>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

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2011年、ウトヤ島で72分続いた無差別銃撃をワンカットで撮る。映画はカヤの視点に寄り添う様に進み、そして当然の如く、映画のクロージングはカヤの死に終わる。逃げ惑う人々は戦えない。圧倒的な武力による攻>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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怪作であるが、パワフルな「愛」についての映画でもある。車との性愛といえばクローネンバーグの「クラッシュ」を当然想起するが、アプローチやテーマは異なる。交通事故によって頭にチタンプレートを埋め込んだ少女>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

5.0

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「金か?そんなに欲しけりゃくれてやる。ただし…」ギレルモ・デル・トロによる圧倒的悪夢。「悪夢小路」とは的を射た名で、正にグルグル回る醒めない悪夢のような構成が天才的。親殺しの罪を背負ったスタン・カーラ>>続きを読む

エルヴィス&ニクソン/エルヴィスとニクソン 写真に隠された真実(2016年製作の映画)

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ニクソンにエルヴィスが会いに行く話。それだけなので面白くはない。エルヴィスは音楽的にはこの時期力を失っていて、尚且つ思想的にも愛国心溢れるパンピーで、それは時代に置いていかれるよなあと。ニクソンとは歳>>続きを読む

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