McQさんの映画レビュー・感想・評価

McQ

McQ

〜2017年7月開始〜
皆様あっての映画生活。今年も何卒宜しくお願い致します。

(映画とは)
・人間の三大欲求に「映画欲」を追加し
たいくらい、必要不可欠なもの。
・「何度も観たくなる」作品が一番素晴
らしい。
・現実逃避の材料。
・邦画よりも洋画。
・主に刺激的な作品、疲れたら癒し系。

スイッチ・オフ/森へ 少女ネルの日記(2015年製作の映画)

1.5

世界中の電力が失われた時、人間はどう生きるのか。

このような題材だと普通は大都心をターゲットにしそうなところですが、本作では森に住む父1人、娘2人の家族にスポットが当てられる。

観ていて違和感ばか
>>続きを読む

夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)

3.8

宗教的でとっつきづらい題材は排除され、上流階級の弁護士、舞台女優、伯爵とその妻達で構成された嫉妬渦巻くドロドロネチネチ関係図、、

求める相手の奪い合い、探り合い、女子の策略、男子の愚かな決闘、その行
>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

〇〇の製作者が〜と謳う作品の中ではかなりの良作だと思います。

パンズ〜と構成は似ているものの、ダークな部分を大幅に削ぎとって見やすくしたような印象。

なのでダークさを求めてしまうと的外れな感じはあ
>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

4.2

イランの名匠アスガーファルハディー監督作品。

高校教師で劇団員でもある夫エマッドとその妻ラマ(妻も劇団員)

ある日エマッドが帰宅すると、アパートから浴室まで続く血を目撃する。
何者かにラマが襲われ
>>続きを読む

キャラクター/孤独な人の肖像(1996年製作の映画)

3.7

尊敬する映画先生のおススメを受けての鑑賞。

冷徹な執行官ドレイフルハーブルを訪問した青年ヤコブは、彼の机にナイフを突き立てる。

場面は切り替わり、ヤコブは彼を殺害した容疑者として警察からの尋問を受
>>続きを読む

DEVILデビル/ラマン・ラーガヴ 2.0 ~神と悪魔~(2016年製作の映画)

1.5

実在したインドの連続殺人鬼ラーマンラーガヴをリスペクトする変態男と、それを追うヤク中警官のお話。

変態男は如何にもワルですって感じで盗賊役が似合いそう、、
なので、この男に恐怖もゾクゾクも感じないで
>>続きを読む

冬の光(1962年製作の映画)

3.8

とても静かな世紀末感漂う北欧スウェーデンの小さな村の教会で神の存在を疑う牧師のトマスと、彼を愛する者。そして数少ない信者たちの風景。

「神の沈黙」3部作の1作と呼ばれる作品ではありますが、わざわざ3
>>続きを読む

不良少女モニカ(1952年製作の映画)

3.4

若くして結ばれた男女の一瞬の煌めきと、叩きつけるような現実。

現代の目で見てしまうと使い古されたありきたりな内容なのかもしれませんが、当時はかなり衝撃的な作品としてヌーヴェルヴァーグ誕生に大きく関わ
>>続きを読む

蛇の卵(1977年製作の映画)

3.5

ジワジワと増幅される人間の闇、戦争の種。蛇の卵。
戦争の本質とは、、

この映画は戦争をダイレクトに描く訳でもなく、ヒトラーが登場する訳でもない。
その根元を捉えようとしている所が素晴らしい。

元サ
>>続きを読む

スウィート・スウィートバック(1971年製作の映画)

3.6

「頑張れ足!走れスウィートバック!」

スパイクリーに影響を与え、元祖ブラックスプロイテーションフィルム、映画界のマルコムXなどと言われたメルヴィンヴァンピーブルズの過激でパワフルな犯罪映画。

殺人
>>続きを読む

ビバ!マリア(1965年製作の映画)

4.0

2人のマリア(バルドー&モロー)が機関銃をぶっ放し、爆弾片手に暴れまわる!

巨匠ルイマル監督が退屈な映画界を吹き飛ばすかのように解き放つ爆撃的な娯楽超大作。

アナーキストの娘でお尋ね者、射撃の名手
>>続きを読む

変身(2002年製作の映画)

3.7

ある日、目が覚めると「虫」になっていた男の不条理で奇妙な物語。

フランツカフカの代表作「変身」を同作の舞台版を手掛けたロシア演劇界の鬼才ワレーリイフォーキン監督が映像化。

という事で、演出が舞台的
>>続きを読む

厳重に監視された列車(1966年製作の映画)

4.7

チェコヌーヴェルヴァーグと呼ばれる作家の一人、イジーメンツェル監督長編デビュー作品。

ナチス占領下のチェコの小さな駅が舞台。男になれず悩める見習い鉄道員ミロシュの物語。

前々から気になっていた作品
>>続きを読む

ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.6

年明け劇場鑑賞1本目。

エルファニングの影にすっぽり埋もれ、鳴りを潜めていたダコタファニングが進化を遂げて挑んだ暴力に満ち溢れた問題作。

ある事情から言葉が話せない主人公リズとその夫、2人の子供た
>>続きを読む

少女ムシェット(1967年製作の映画)

3.7

ロベールブレッソン監督作品。
不幸な星の元に生まれた少女ムシェットの物語。

残酷な事が起きてるにも関わらず、絵でダイレクトに見せられるのでは無く、後から自分で解釈するタイプの作品です。

敢えてそう
>>続きを読む

エル・スール(1982年製作の映画)

3.9

ヴィクトルエリセ監督作品。
エストレリャの少女時代の記憶を辿り、南(エルスール)へと旅立つまでの物語。

作品全体が詩を読んでいるような美しさ。静かで心地よく、切ない気持ちにさせてくれます。

終始エ
>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

3.7

反宗教的、悪魔崇拝、少女の露出、、内容が過激過ぎて、フランス映画なのにフランスで上映禁止、輸出禁止、アメリカと日本だけが公開に至ったとのこと。。

日本ありがとう、邦画観なくてすいません、、(;o;)
>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

兄の死をきっかけに、その息子パトリックの後見人になる事になった便利屋のリー。

自身の暗い過去に引きづられ、抜け殻のようになっていたリーにとってパトリックの面倒を見る余裕など無かった。

周囲を遮断し
>>続きを読む

ハートストーン(2016年製作の映画)

4.2

この作品の監督さんのお名前は、
グズムンドゥルアルナルグズムンドソン、、
と言いまして覚えるの劇ムズ、、(;o;)

そんな監督が自身の少年時代を元に描いた長編映画第1作とのことで、とても初作品とは思
>>続きを読む

ファスタープッシーキャット キル!キル!(1995年製作の映画)

3.8

「彼女らの欲望と暴力はとどまるところを知らない!スピーディな展開と圧倒的バイオレンスで魅せるラスメイヤーの最高傑作」

その昔、タイトルをメールアドレスに設定してしまうくらい好きでした(^^;

冒頭
>>続きを読む

トムとトーマス(2002年製作の映画)

3.3

少年時代のアーロンテイラージョンソン主演ということで、これが最大の見所になるかと思います。

これは意識して見ないと気付かないかも、、

意識して見ると、にやけ顔とか表情とかこの頃から変わってない感じ
>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.6

デレクフランシアンス監督作品。

前作、前々作を観ていたので、ある程度覚悟はしていたのですが、やはりこの方の作品はエグいです、、胸をエグられます。

これは間違いなく監督の思念が絡んでいると思われます
>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

3.8

皆様、新年明けましておめでとうございますm(_ _)m
新年1本目は引き続きベルイマン作品をば失礼致します。

真っ赤に彩られた大邸宅、その赤から浮かび上がる女性たちの顔、顔、顔、、そしてささやき声、
>>続きを読む

ある結婚の風景(1974年製作の映画)

4.0

ある夫婦のプライベートを5時間かけて覗き見る。

6部構成で描かれる、ほぼ全編夫婦2人の会話劇。。

凄いと思うのはこの夫婦には2人の娘がいて一緒に暮らしているはずなのに、劇中一切登場致しません!
>>続きを読む

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.3

ベルイマンの傑作「野いちご」の原形となった初期の傑作。

野いちごが傑作すぎて、個人的には少々物足りなさを感じてしまうものの、ベルイマンとしては、この作品で一躍注目されることになりました。

マリーが
>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.0

主人公が自業自得すぎて、少々入り込みづらいものの、飽きることなく最後まで観れました。

ロバートパティンソンの乱れっぷりは中々見物でありました^ ^

最初と最後のシーンがとても重要。これが無ければ少
>>続きを読む

ベルイマン監督の 恥(1966年製作の映画)

4.0

戦争によって激しく揺さぶられる、ある夫婦の物語。

強いイメージのあるマックスフォンシドーがとても頼りなく、弱々しい夫役を演じていてとても新鮮。

対するリヴウルマンはめちゃめちゃ強い!頼れる女。
>>続きを読む

狼の時刻(1966年製作の映画)

4.7

リンチの「マルホランドドライブ」「ロストハイウェイ」の原点とも呼べるベルイマンの傑作。

病人が命を落とし、それと同時に子供が生まれると言われる時間帯「狼の時刻」

芸術家として開花する事のない才能、
>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

-

ここでの高評価に前から気になっていた作品。

「マジカルガール」同様、日本のオタク文化を取り入れている所は嬉しい。

イタリア版ヒーローは怪力なだけでただのおっちゃんな所も面白い^ ^

面白い素材は
>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.7

故ケニーベイカーさん(R2-D2)と、若きホプキンスのお姿に感動。
そしてあまりの切ない物語にホロ泣き、、

名作と知りつつ今更ながら初鑑賞。
リンチでモノクロって所に少々気合いが必要でした。
これは
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

地獄(戦争)を背景に、それを搔き消すように轟く狂騒曲、ファンタジックな狂気の物語。

物語はナチス侵攻下のユーゴスラビアを舞台とし「戦争」から「冷戦」、そして再び「戦争」の3部構成で半世紀に渡り描かれ
>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.6

出張先でクリスマスイブに1人で映画館に突入致しました。
隣の席のおっちゃんが心強かった、、

あまり期待してなかったのですが、普通に面白かったです^ ^

個人的にはアベンジャーズより断然こっちが好き
>>続きを読む

白い馬(1952年製作の映画)

3.9

めちゃめちゃワイルドに生きる少年と白い馬との友情の物語。

「赤い風船」をそのまま白い馬に置き換えたような感じ。

モノクロ世界で際立つ白、、
白い馬は沢山登場するのですが、その馬はより一層白く美しく
>>続きを読む

赤い風船(1956年製作の映画)

4.0

膨らみ度、ツヤ感、色合い、、
こんな綺麗な風船見たことありません。

パリの街並み、街の人、そして風船、全てが絵を切り取ったかのような美しさ。
1カット1カット計算し尽くされたかのような凄まじいセンス
>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

-

ゾンビの生みの親、そして神であるロメロ監督代表作。

「ダイアリーオブザデッド」を観て幻滅して以来、ロメロ作品とは疎遠になっていたのですが、改めて本作鑑賞し、神として再認識させて頂きました。

ゾンビ
>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

公開前は注目していた作品ですが、観ないままズルズル、、
熱もかなり冷めていたところで、
出張先で急遽仕事が休みとなり、
何だかんだでこちらをチョイス致しました(^^;

期待値が大分下がっていたせいか
>>続きを読む

>|