megukadoさんの映画レビュー・感想・評価

megukado

megukado

映画(215)
ドラマ(7)
アニメ(0)

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

きっと、もう観ることはない。
それくらい満たされた。良かった。

ストーリーに感動したり、誰かに感情移入して涙が出ることはままあるけれど、
エンドロールの中盤になんだかじわじわ来て涙が出たのは初めて。
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結婚でも離婚でも、"条件"を持ち出した途端に見方が変わってしまう。

ふんわり漂う楽しさや豊かさではなくて、必死に守らねばならない最低限の基盤に。
実現したい夢や未来ではなくて、過ちばかりの過去に。
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

店長の頼りなさ、でも受け入れない頑固さ。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

みんなそうかもしれないが、ちひろさんが好き。

価値観や、その時の自分の状況や、偏見。
結構いろんなメガネをかけながら人と付き合うことが自然なのかもしれないけど、ちひろさんからは感じられない。
だけど
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

機微がつめこまれている。今の私からは何となく遠くて、掬いきれていない。するめのように長期間かけて味わう映画のような気がする。

もう少し違うタイミングでもう一度見てみたいな。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

素敵な恋のはじまりから終わり。
出会いは終わりの始まり。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

後生に渡ってじわじわきそう。

夫を心から愛していたことも、"他の男を限りなく求めたこと"も、どちらも妻の本当の姿で、うそなんてなかったんじゃないか。裏切りなんてそもそもなかったんじゃないか。ならば嫌
>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

パリ旅行の美しさ。映像から若さ、危うさ、恋の楽しみが織り混じって伝わってくる。

物語の要素はすごくわかりやすい。良くも悪くも、と思った。

あとは「父ィ...」と思った。良くも悪くも。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

2.5

こんなにも、見たくて見たくない映画は初めて。
「見たい映画」リストに入れておきたくなくて、でも大切な友人が教えてくれたこの書籍のことはずっと心に入れておきたくて、レビューを。

いっぱいいっぱいの時に
>>続きを読む

BECK(2010年製作の映画)

3.0

佐藤健の、純朴で不器用な少年ぽさがよかった。

半世界(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そうだよなぁ、愛してるって言ったって1分1秒
欠かさず愛してるかって、現実的にいえばそんな事はないよなぁ。仕事してる時は仕事に集中しているし、寝てる時もあるし。
幸せかどうかだって、長い人生のなかで1
>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

予想外によかった。刺激的で◎。
どのシーンも見入ってしまって、眉間に力を入れっぱなし。観終わったら頭が痛かったが、そのくらい強烈で鮮やか。
目的のためにドまっすぐ、その為のUターン。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

フレディの人生が濃密に描かれてるかと想像していたので、個人的な予想より意外とさらっとしていた。それが良かった。

バンドや家族など、キャラが立っていて、でも自然で、わかりやすい。フレディ本人の心の弱さ
>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

予想以上に面白かった、のめりこんだ。
社会的にのぼりつめることに対する執着心、異様な熱気、政治、純粋な向上心、見え隠れする人間味、いいバランスだった。

超個人的な偏見だけど竹内涼真があざとく見えてし
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

すーごーく面白かった。

最初のゾンビのシーンが終わるまでは、結構怖かった。胎教に悪い。
そして始まるヒューマンドラマとコメディ。その構成やストーリーの作り込まれた面白さと、思わず声に出して笑ってしま
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

親になったら、もう一度見たい。土曜の夜に家族で見る映画にちょうどいい。

自分の哲学を一筋貫いてきた父親と、その哲学のもと人里離れた森で逞しく暮らす6人の子供たち、その母親。彼らの哲学についていけない
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

途中で全て伏線が回収され、えっここで?と思ったが最後まで良かった。憎しみが別の憎しみを呼ぶ悪しきペイフォワードのような、悪い方へ社会が響き合う様子が描かれる。
殺人シーンは見てられない。

藤原竜也が
>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.8

絶妙でリアル、素敵な夫婦関係。
悪かったよ、と素直に相手に言えること。
自分の選択が自分だけのものじゃない強さ。それこそが家族の醍醐味。

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.5

月とLがでていたころと同じ緊張感の映像と、デスノートにまつわる仕掛けがよかった。
テレビ鑑賞。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怖かった。ヒューマンホラー。
初めて映画を見て手が震えた。
よく作られたホラーは、怖いけれど非常に面白い。

予告を見る限り、黒人差別の文化的背景や歴史的な深い闇を描いたサスペンスかと思いきや…良い意
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.0

1日1日が丁寧に描かれる。
知らず知らず展開を求めてしまい、何も起こらないことに拍子抜けするけど、日常ってそうだった。
少女の詩がとても素敵。
あと、当然出てきた日本人がびっくりするほど日本人。映画で
>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

3.5

自然の映像が美しい。
3つの事件が交錯する、鬼気迫るストーリーに引き込まれました。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

2.5

みんな個性強かった。
個人的には番組の司会者コリーが一番好き。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

おわってみればストーリーは単純。
だけれど、物凄い臨場感でひきこまれる。
映像には悲しさも悲惨さもグロさもないのに、生きる喜びは地響きのように伝わってくる。ナニジンでも、生きたい想いは普遍的に強いこと
>>続きを読む

なくもんか(2009年製作の映画)

2.8

ところどころクスッとなる。
ストーリーがよくできてて面白い、のだけど、個人的に映画館か演劇でみた方がよかったかな…
シュールな家族コメディは、家のテレビでみるとむずかゆくなっちゃう。

銀魂(2017年製作の映画)

3.0

漫画を読んだことがないとわからないかも、、?
再現率高い。

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何も残らない!
爽快!

160キロで走らせていた車の
ブレーキが効かなくなった。

ただそれだけなんだけど、
毎度鼻に当たって流血とか
パーのつく名前がすき♫とか
BMW狂の報われなさとか
大小様々
>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.2

グロいし喧嘩ばっかりだし途中離脱したいけど、
最後まで見るべき映画。

ストーリー?なにそれ?
と言わんばかりにみんなひとまず殴る蹴る。
結局途中までしか見ていなくても
味は変わらなかったんだと、
>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.5

大型草食竜の初お目見え、研究者と同じように感動する。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.5

動物好きとしては、ラプトルと心通わせるところが胸熱。
恐竜好きとしては、憧れの大型草食竜たちを目の当たりにして息を飲むキャストたちに共感。
そして改めて思ったジュラシックシリーズ大好き。

サイン(2002年製作の映画)

3.0

シリアスなんだけど、
場面によってはシュール。
家族の暗さやいろんな伏線の描写に
引き込まれた。つながった。

「SFをホラー調に撮ってみた」
という点が面白いのだと映画研究者は語る。

恐怖の対象が
>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

お父さんの、娘への愛。
ゆったり進んでいく映画。全て心地よかった。それにしっかり面白かった。
父親にお前は人間か?とまで言われた娘も、やはりこの父の娘なんだな。

展開の早い映画が好きな人には間延び気
>>続きを読む

>|