megさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

megさん

megさん

映画(807)
ドラマ(49)
アニメ(0)

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

2.3

全く笑えないコメディー。 ドイツの人は笑えるのかなぁ?
軽いノリの中で、ドイツの移民に対する現状を分かりやすく示しているという面では評価はできる。
でもドイツ人もドイツの文化も理解しにくいなぁと思い知
>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

2.2

意味が分からないだけでなく、不愉快だし耳障りな作品だった。

現代アートを好む人のおかしみ、その周囲の人のおかしみ、それを理解しているかのようなリッチな人たちのおかしみなど、皮肉たっぷり。
>>続きを読む

女の一生(2016年製作の映画)

2.9

友人と不貞を働いていた夫が、友人の夫に射殺される3カットで、この作品の志向がわかり、それ以降は暗いながらも興味深く観ることができた。
今の時代の女性の一生とはもちろん大違いで、理解できないところも
>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.9

ロバート・レッドフォードを懐かしみ愛で、彼と共に楽しむ作品だった。 フォレスト・タッカーというドラマティックな男を演じることを引退作品にしたことは、彼にとっても観る者にとっても最高に幸運なことだった>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.2

西部劇なのだからシスターズ兄弟が主なのだろうけれど、私としてはジョンとウォームが主な方が期待にそい しっくりきただろう。
結果から考えるとシスターズ兄弟が丸儲けわけで、もちろんそこには 父親に絡む
>>続きを読む

150ミリグラム ある女医の告発(2016年製作の映画)

2.9

寝てしまった…

こうした薬害を知ることは意義深いとは思う。
自分にとって縁のない業界について知る手立ての一つとしての映画。
私などは歴史にも疎いので映画で知るという事が結構ある。
これからもいろんな
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.1

ディズニー映画は苦手なのだけれど、家族に勧められて、吹替4DXで鑑賞。

やっぱりディズニーはちょっと…だな と思いつつ。ジャスミンの決意の歌を絶賛されているレビューも多いけれど私は苦手で…。 長い
>>続きを読む

残像(2016年製作の映画)

2.8

重くるしい。

残像… 目に見えているものは真実なのか、難しい理論なのだが、芸術を志ざす学生たちを惹きつける 芸術の芯のようなものを教授は示してくれていたのだろう。 作品はじめの辺りの教授と学生の様子
>>続きを読む

愛しき人生のつくりかた(2015年製作の映画)

4.2

つぼ な映画だった。好き。
まず、お父さんとその弟達、つぼ。
ロマンの同居人のカリムもつぼ だし、アルバイト先のフィリップもつぼ で、哲学者か?みたいな売店のおじさんもつぼ。エトルタのホテル案内の女性
>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

韓国だから韓流スター然とした俳優さんが出てくるのかと思っていたら、ほとんどがおじさん。
で、顔の区別がつきにくく、よーく観ておかないと分からなくなるぞと注意深く観ていった。
南のスパイと北の外貨調達。
>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.9

スティーブ・キング原作、なるほど。

ファンタジー、ブラック、宗教、愛情などいろんな要素のあるものを、よい俳優陣が大切に演じると、こんなに印象的な作品になるんだなぁとつくづく。デビッド・モースもサム・
>>続きを読む

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.9

素敵な映像。印象的な作品。ドキュメンタリーのような躍動感のある作品。
ブランカの生きる力とピーターの否定しない力とが見事に観る者を包み込む。貧しくても愛を見つけ、プライドを持っている子どもたちに引き込
>>続きを読む

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.8

とても美しい映像で、綱渡りをするまで・綱をはるまでを冒険のように描いていて、実話の中も外もエンタテインメント性高く、さすがの作品だった。

映画を楽しむのに、やはりパリとニューヨークは行っておくといい
>>続きを読む

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.7

2度目のレビュー。前回2年前に観てレビューを書いておきながらほぼ全く忘れてしまっているという情けないことになっている。かすかに既視感はあったけど、こんなにほぼ忘れているなんて。
前回つけたスコアは2.
>>続きを読む

ロンドン・リバー(2009年製作の映画)

3.5

なんて悲しいんだろう。
この2人の親の悲しみはあまりにも悲しい、なんだか日本語がおかしいが、本当に悲しい…。

ある程度大人になって手元を離れた我が子、思いがけない、知らない我が子の生活を知り戸惑う気
>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.6

前半と後半が違いすぎてないかなぁ。
とくにリッチーの変わりようはちょっとわざとらしすぎる。

当時のニューヨークの様子はひどい(ギャングも警察も軍も?行政も?)し、今への変貌はどう図られたのか、この実
>>続きを読む

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.9

やっぱりニューヨークは好き。
ザック・エフロンと一緒に踊りたいとか、ハル・ベリーの兵士はどうなったかと心配になったり、それぞれのニューヨーカーに明るい気持ちにさせてもらえる。
最後、もうあのお母さんし
>>続きを読む

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.2

はじめに実話に基づくと教えられ、ずっとヒロインに共感しながら、「なんて酷い父親だ」とか「このお母さんも微妙だし…」とか、子ども4人はそれぞれの立場で頑張ってまともな大人になっていてよかったとか、観てい>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.7

実話ではないらしいが、戦場におこりうる切ない実情に対し、いろんな人たちが救済活動をしているだろう。
その活動の尊さを、誇張したり押し付けたりすることなく、むしろコミカルに描いくことで、身近に感じて欲し
>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.2

森に雪が落ちる音から始まる。この作品は生活音に満ちている。
画面は透明感に満ちている。2人の恋も透明感に満ちている。

ファンタジーと あと 少しコミカルな作品。

脇役たちは皆愛嬌があって、そんなと
>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.4

カティアは二度決断したのだが、それは何を?

私はこう考える。
一度目は、裁判で果たせなかった罰を、自らの手で、復讐するいうことだろう。
二度目は、ずっと止まっていた月経が始まった時に、自分も犯人もろ
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.3

すばらしい…
言葉が出てこない。

フランキーのキスとマギーの涙

人って、何なんだろうなぁ

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.0

いろいろ味わうべきところはあるのだろうけれど、無理だった。一人でなかったので途中で観るのをやめるのを我慢した。
ナンセンスコメディー?ファンタジー?

クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018年製作の映画)

3.4

インド映画に対する期待が大きすぎた。ドッカーンという感じはなかったな。

コメディーなんだけれど難民移民、強制送還などの国際社会の問題の比重も結構ある。

タイトル通り奇想天外でつっこみどころは多いの
>>続きを読む

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.1

始まりの戦闘シーンの迫力からこの作品に引き込まれた。自分に砂がかかってくるような音響などは劇場でこそ。いくつか戦争映画を観たがプライベートライアン以来のリアリティーだと思った。あの戦地での経緯があって>>続きを読む

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.1

うーん、残念。
興味深い内容で、題材もキャストもいいのに、もっとおもしろい作品にならなかったのかなぁ…。
こんなことがあったんだと多くの人に知ってもらいたいのに、雑なアメリカ礼賛みたいになっていて残念
>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.3

仲間たちと大事な結論は多数決できめる、若々しい民主主義の高校生。歴史に思想に翻弄された過去をもつ親たち。 そして社会を支配しようと威圧し脅迫する役人たち。

私は、ナチやソ連や西側の民主主義が東欧でど
>>続きを読む

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

4.4

大人になっていく中で大事なことは何なのかしらを、少しシニカルに、笑いを交えながら示してくれている。
示し方があからさまで、そこはうーんとも思うが、コメディー だから分かりやすくになったのかなとも思う。
>>続きを読む

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.6

ふーぅ、長かった。でも美しく最後まで美しくてよかった。
大佐(スネイプせんせいだった♡)以外の男性は微妙だったけど、女性陣はなかなか個性的で飽きなかった。
もう20年以上前の作品。キャストの方々も皆今
>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

2.7

わかるぅー。
どこの夫婦でもすれ違いをはっきりと自覚し、もしかしたらこのまま離婚か?という感覚を持つことはある と私は思う。
いくらゴズリングでも、かなり落ちぶれた外見になり、あんなラブホテルに連れ
>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.2

たまたま出会った良作。
出てくるキャストがみんな!‼︎で、楽しかった。

上品すぎないコメディーで、驚きもあり、各年代の縦横の絡みもよく、ほんとよくできた作品。

ライアン・ゴズリング演じるジェイコ
>>続きを読む

ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.2

セーヌ川の上流ってあんなんなんだなぁ。
鳥の声、緑と花、カジュアルなワイン、素敵だった。
奔放なフランスの人たち、何を大切にして生きていくのか、50歳くらいになるとそういうことに否応なしにぶつかること
>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.4

砂漠地帯の部族とか、今時のアメリカ軍の戦い方とか、へーぇっ思いながら観ました。
12人、マイケル・ペーニャが死ななくてよかった。

妻への家路(2014年製作の映画)

4.1

久しぶりに泣ける映画だった。
切なすぎる。
夫婦の純愛、なんだなぁ…。

私は娘さんの苦しみと救いが印象的だった。

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.3

テーマがぶれていて、重厚感の演出に対してちぐはぐな印象だった。
トム・ハンクスの役者魂あふれる病人の演技は素晴らしいし、デンゼル・ワシントンの弁護士ぶりもかっこいいし、いいのだけれど。
フィラデルフィ
>>続きを読む