megさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

megさん

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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.2

こういう色合いのイギリス映画はとても好き。
イギリスの風が強い海辺、明るく過ぎない室内とか、本当好き。

人には言えない失敗ってあるものですか?
バートにはあったんですね、どうしても自分が許せなくて、
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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

4.1

初めてのチベット作品、自然の雄大さとドラマの緻密さが味わえる素晴らしい作品だった。

女性のおかれる立場についてはやはり先進国でない限り酷いんだなと知る。ただこの女性は愛されているからまだ平和でもある
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.3

これは凄い衝撃
観終わって凍えるような寒気を感じで厚着をした、それでも収まらない。

SKINの長編を先日観た。このスキンはブライオンのタトゥーの入った肌だったが、こちらのスキンは人種で違う肌の色のこ
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.7

前半は暴力シーンが多くR15の作品を選択した後悔があったけれど、後半は変わってとても興味深くなって、社会問題とかさすがに実話に基づくだなと迫力をもって観る人に迫ってくる作品だった。

タトゥだけれど、
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.9

グザビエ・ドランの作品の中ではまあ分かる方、かな。映像や音楽はさすが本当に素敵だった。

とにかく俳優がどなたもこなたも素晴らしい、有名どころがたっぷり。主役のキット・ハリントンはそれに比べるとちょっ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

夫(一応全作観ているらしい、一応)がどうしても観たいと、待ちに待った公開だと言うので付き合って観に行くことにした。恥ずかしいのだけれど、私の007はショーン・コネリー、テレビの○○ロードショーなどで観>>続きを読む

パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.7

突然、いきなり銃で殺される、日常的に。
自宅と自室以外はそんな日常にあるなんて。
酷過ぎて言葉を失う。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

うーん、コメディーかなあ?

お母さんの思想は何だったんだろうか、なんか分からなかったなあ…。

でも最後のニュースで宇宙飛行士が言っていたセリフはやはり最高の出来でした。

アレックスのお友だちはよ
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チア・アップ!(2019年製作の映画)

4.3

楽しかった!

あんな素敵な老人施設…是非ぜひ入居したい!
おいくら?
まじで入りたい‼︎

はちどり(2018年製作の映画)

3.3

雰囲気は好きだった、風の表現が好きだったし、思春期そのもののがたつき・もやもやみたいなものよく表現されていてよかった。
でもあの時代の、あのように若い人が傷つけられる、そんな韓国の社会は本当に気持ちわ
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

4.0

なんて賢くて器用なんでしょう、信頼する同士がいて、しっかり達成する、すごくかっこいいし尊敬するなぁ。

脱獄の動機は何なんだろう、ちょっと描き足りていない気がする。黙って投獄されているのは法で持って人
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

ニナの場合は母親の支配による人間性の未熟さと偏りがあるのに、そこにさらに自分には全くないもの自分と真反対のものを演じることをこれもまた無理矢理トマに求められて、リリーに助けられるのにそれも信じられずに>>続きを読む

交渉人(1998年製作の映画)

4.0

普通におもしろいアクション映画でした。
2人の交渉人の技を巧みに見せつつ、ドンパチもありで、いろんな覇権争いもありの、盛りだくさんです(ちょっと盛りすぎでもある)。の割にラストは地味だったかな。

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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.0

何かもうちょっと納得感がほしかったな、残念だなと思う。
何に納得感がないか、①辞書作りのおもしろさ、これまでと違うどんな辞書を目指して、結果どんな恩恵をもたらす物ができたのかを教えてほしかった。②イラ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.8

……

私は頭が硬いのでしょう、何とも楽しめなかった。

J・Kシモンズが出ていた。ラストの笑みが印象的だ。

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

3.9

長編だけど、あの時代のドイツを舞台にしているのだし、また現代アートについての理解も得たいということなのだろう、この芸術家を描こうとしたら仕方ない長さなのだろうな、よかったです。

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.2

ナポリの美しい風景と民衆が働く現場や下町の様子、教育が大事というお金持ちと文盲の貧民などの対比、今でこそ国民の分断とかよくきく言葉になったけれど、この時代の分断は一回り前の話で救いがない。なので、マー>>続きを読む

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

名前が分からないんだけど、岡野先生が心を寄せていた子ども、家に5時まで帰れないと言っていた子、岡野先生のあの子に対しての対応に疑問を感じている。あんな宿題を出すこと、お母さんにも抱いてもらえなかったら>>続きを読む

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.8

不気味…。
電話に出るのが怖くなる。
公衆電話が鳴ったらびっくりするよね、でも出る?

20年近く前の作品。携帯電話の時代でスマホはまだない。公衆電話が減りつつある頃。おばさんだからこの20年の変化に
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.4

うーん、よく分からないけど。

AIのアリアが、自分の判断を無視して誤爆した件で、大統領を許さん!ってテロを起こそうと考えました。実働隊としてジェリーとレイチェルに遠隔操作を駆使して利用しました、とい
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.7

おじいちゃん?ものだし、イギリス映画だし、パケ写すごくいいし、何よりコーンウォールだしってものすごく期待をしてしまった私が悪い。
何かコーンウォールの地元の人たちってこんなによそもの嫌いなの?とかって
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スタンドアップ(2005年製作の映画)

4.1

stand up
そのとおり!
よい邦題です。

実話ベースなので作中のようなハラスメントが実際にあったのだろうが、本当に酷い。
女が自分たち男の仕事を奪うって、その言い草が情けなくて、する事と言っ
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ジューン&コピ(2021年製作の映画)

2.6

子ども向けです。
出演しているワンコズは皆保護犬らしいので、それを知ってから観た方がややよいかも。

主役のワンコが突然入れ替わる違和感が拭えず残念だった。
私は大の犬好きなので犬種が同じでも個体の違
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

4.0

爽やかで、端役まで丁寧に愛をもって描いていて、ちゃんとした作品だった。

レイくんのハグがいいのと、音楽がとてもいい!

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン/キオスク(2018年製作の映画)

3.5

うーん、なんかイマイチ。
後半フランツが結構成長してタバコ屋さんを1人で守っていく以降はおもしろくなったが、それまでがね…。夢や思春期らしい妄想がちょっと邪魔だし、母親の出来事もあんまり作品の価値には
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

2.9

長い。
変に時系列を入れ替え入れ替えするものだからわかりにくいし、結局セラピーでの変化、ジョンが如何にして許していったのかが伝わらない。
せっかくの題材が単なる更生ものになってしまっていて残念だと思う
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.4

聴いていたロックを思い出したのか、一緒に観た夫はとても楽しんでいたようだ。

私は子どもたちがかわいくて、最後までほどほどには楽しんだけれど、どうもジャック・ブラックの前髪やいろいろが気持ち悪くてだめ
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時の面影(2021年製作の映画)

4.0

歴史的に偉大な発掘の陰で名前も表に出されなかったプリティ夫人とブラウン氏の実話を映画化。
当時はこういった発掘の成果は男性考古学者に限って認められて来たという事実。アカハラとかセクハラとかそういった問
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トスカーナの幸せレシピ(2018年製作の映画)

3.2

ありきたりな流れでした。
女性心理学者がめちゃ嫌いだった、信じられない行動をとるし、すごく不愉快だったな。

トスカーナ料理について、せっかくだからもっと紹介してもらいたかった、もったいないなと強く思
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

3.9

ナオミ・ワッツの演技はとても素晴らしい。
オーストラリアの自然とそれを謳歌している暮らし、映像の美しさや構成の妙など、観る価値があると思う。
でもそれらがすばらし過ぎて、サムや家族の実話が霞んでしまっ
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最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

2.8

前作からの期待があったので、これはぁ…。

タリバンからの難民にもう少し絡んでほしかったなぁ。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

4.1

おじいさんものが好き。この作品もオラヴィ個人の情熱や過去の失敗も含めて丁寧に演じられていて、そして最後にはこの肖像画によってもたらされた幸せの光のなかで鼻歌を歌いながらというのがとてもとてもよかった。>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

ハンターのとにかく悲しい顔がたまらなく切ない。

だれからも少しずつ裏切られて、認めてもらえなくて、信じられなくて、自分の意識の奥の奥の方で自分を否定してしまったら、自分のどこかを鈍感にするしかないの
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冬時間のパリ(2018年製作の映画)

2.6

書籍にまつわる潮流、デジタル化からオーディオ化などいろんな場面をわざわざ己に課して討論しまくる。
その裏で不倫を楽しみ、それを私小説にぬけぬけとする男まで出てきて、何だかその差が滑稽だった。

あ、コ
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マーウェン(2018年製作の映画)

3.2

理不尽な集団暴力を受け強いPTSDになった男が箱庭療法を写真に撮ったらなかなかの芸術性でした。一方で彼は周囲の人々に支えられてつらい経験を乗り越えていくのでした。というお話かと思う。でもそれが結局は分>>続きを読む