MegmiTanakさんの映画レビュー・感想・評価

MegmiTanak

MegmiTanak

une femme japonaise en France.
la vie en CiNÉMA.
映画人生ざっくばらん

映画(845)
ドラマ(1)

夜の河(1956年製作の映画)

3.8

すごく分かる…彼女の終盤のやりきれない苦悩。「もうすぐです」、男の発した大した意味のないさりげない一言が、彼女にとって後を引く決定的な言葉となり。固すぎると言われるかもしれないが、それでも女としてのプ>>続きを読む

へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

昔から、世の中で嫌いなものは?という質問に「ハト、とくにその死体」と答えてきた自分には到底耐えがたい冒頭シーンから始まり、すでに嫌悪感MAX級。

計算され尽くした緻密な構成・演出にもかかわらず、怖く
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娼年(2018年製作の映画)

2.9

邦画として本当によくやったと思う!それだけで評価に値する!

そして江波杏子さん。これが遺作なんて…カッコ良すぎるだろ‼︎

セックス・ドール(2016年製作の映画)

2.9

終始、英国から売り出し中?のモデル、アッシュ・スティメストを売り出したいがために隣国フランスから若手実力派アフシアが借り出され作られた映画、のような気がしてならない。 彼の魅力が分からないわけではない>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.6

こんなのさ、泣くにきまってるじゃん!原作モノとして単純に面白かった。確かに『ブルーバレンタイン』や『ビヨンドザパイン』のような強烈な個性はなかったが。

一番良かったのはキャラが一貫していたところ。イ
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.1

フランスでは、約3日に一人の女性が”家庭内暴力”により命を落としている。元となった監督自身の短編『Avant que de tout perdre(すべてを失う前に)』では、体に残ったアザや恐怖が引き>>続きを読む

武蔵野夫人(1951年製作の映画)

3.6

クラシックのレコードをバックに、ソファに隣同士で座る二人の秘められた欲情が一気に燃え上がるシーンの美しさったらない!ここまで到達してしまった男女は、もう二度と以前の関係には戻れないでしょう、と思わされ>>続きを読む

エヴァ(2018年製作の映画)

3.1

引きこまれたは引きこまれたが、引き込んどいてそのオチかい!みたいな。
ベルトランがエヴァに執着していく様もなんだか納得行かず。ゆえに「あまり私に入れ込まないでね」というセリフも響かず。

ジャンヌ・モ
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情婦(1957年製作の映画)

3.5

ワールドに引き込まれますね。(個人的に)退屈な法廷劇が、こんなに楽しめるとは!原作ありきの脚本はもちろん、ベテラン法廷弁護士ウィルフリッド卿のキャラクターあってこそ。彼と共に、してやられた感存分の驚愕>>続きを読む

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

3.3

第一次大戦終戦からちょうど100年を迎えた今年。”戦争を終わらせる戦争”とも呼ばれたこの大戦が、世界中に与えた余波は計り知れない。あらゆる争いや憎しみを生んだ戦争、と呼んだ方がいいかもしれない。それか>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

4.2

うわぁ、今見ても鳥肌が立つ名作。
戦火の中で行われたという製作の過程で紆余曲折あったそうだが、そんなことを全く感じさせない素晴らしいラストへの流れと、その結末。キザなヒーロー=リックの物語として、この
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.4

機内にて。
なんだか腑に落ちないところがいくつも。いまいち乗り切れない印象。期待していただけにちょい不服。
それもそのはず、実は過激と思われるシーンが丸っとカットされていた模様。それがあるとないとじゃ
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アマンダ(原題)(2018年製作の映画)

3.8

前情報なしにフランスで鑑賞。ここでも高評価の理由がすぐに分かった。

平和だった日々が何の前触れもなく突然奪われる。しかし人生は続く。以前のようには戻れない… いまだ高度な警戒態勢が続くフラン
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

素晴らしい。1人を救う者は世界を救う、という言葉が劇中にあったけれど、一つの映画も世界を救うかもしれないと思った。エンタメとして、また世界史資料として、本作がこの世に残した歴史的価値は相当なものでしょ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

もっと観ていたい、早く続きが観たい!と思ったということは、「何か物足りないけれど結構面白かった」のかな。ただ、回想が多く、シリーズ初心者にはちと辛い。あとビースト感が足りない。

公私共に嫌われ役に徹
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.4

主演女優がホンモノの歌手だけに、歌唱シーンのホンモノ感は、口パク映画とは一線を画す。文句無しに素晴らしい。

ただ、ジャクソンの人格が個人的に終始好きになれなくて…
大物スターが若い子口説いて四六時中
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

こんなのを観せられて、心動かされない人がいるだろうか?

大衆向けに作られた結果、しっかり大衆にウケている。私が観たフランスでも爆発的にウケている。これって単純なようでもの凄くスゴイこと。
そして、ラ
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コールド・ウォー(英題)(2018年製作の映画)

4.2

新たな破滅型ヒロイン”ファム・ファタル(運命の女)”Zula 、ポーランドより現る!有能だった男を破滅に追い込み、また自らもその激しい性格ゆえに破滅の道を行く。ファム・ファタルたる者、時に消えるべし。>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

キャーコワーい!って言いたかったので観たが、その点十分満足させてくれました。
観たのが夏の海水浴後でよかった…

その他色々と突っ込まずにはいられなかった。とくに、中国色が強すぎることと、よくある宇宙
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.2

100分間、楽しめた。アイデア勝ち。

しかし映画としては”観客賞”が妥当かなと。

(1953年製作の映画)

3.8

心情描写が細かく丁寧という印象。お玉ーお玉ーと猫なで声で呼ぶ東野英二郎の声が、いやらしくて巧い。
ところどころ流れが唐突に感じたのでまず原作を読んでみようっと。

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.9

母は常に強し。刑務所帰りの息子を優しく迎え、祖父母の死を乗り越え、妊婦の娘をいたわり、かつ毎日一家を食べさせる。そして、出ていく息子を理解し優しく送り出す。終いにラストの台詞。まさに一家の大黒柱である>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.0

予算の関係で全員素人を起用したとのこと、言われるまで全く気付かなかった素晴らしすぎる演技、というか本当に演技なのだろうか。とりわけ子役の使い方がすごい。演出がいいんでしょう。

正義が勝つのが当たり前
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High Life(原題)(2018年製作の映画)

3.8

リヨン・リュミエール映画祭先行上映にて。

宇宙に孤立した青年と赤ん坊。なにやら他の乗員は既に死んでいる模様。青年が死体の移動を始めたと思いきや、宇宙服を着せ、次々と宇宙船の外に捨てていく。ここでどー
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ある結婚の風景(1974年製作の映画)

3.7

リヨン ・リュミエール映画祭にて。

一度でも結婚したことのある人には必ず分かるはず、夫婦という名の一生交わらない他人感。実際は崩壊しているにもかかわらず、それを他人の前ではもちろん、自分たち自身でも
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越前竹人形(1963年製作の映画)

4.0

竹人形で始まり、終わる、“呪われた竹人形”のようなお話。

悪いのは京都の昔馴染みの客だけで、他は皆他人を想いあって生きている。それ故にやるせない…

あの時こうしていれば…
もっと素直に愛してあげて
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雪夫人絵図(1950年製作の映画)

3.3

なんかもうただただ、悩んでばかりいないで別れろよって思ってしまう。上原謙が「僕はもう愛想を尽かしました」というようなことを言っていたが、そりゃそうだと同感。
夫人は終始への字口で、首は垂れ、不幸なオー
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.3

名付けて”残酷すぎる大芝居”。ここまで酷な仕打ちを食らったクリストフヴァルツはいつもの具合で暴れまわるかと思いきや…
切なく、やるせない不倫物語です。

なにより侍女カップルのふたり。主演カップルを上
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情炎(1967年製作の映画)

3.3

ある物事に対して極端な嫌悪感や否定的な考えを持っている人、その人物こそが、実はそれ対する強い憧れを抱いていたり、抗えない魅力にどうしようもなく惹かれていたりすることがある。

本作の場合は、織子の”肉
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美しき仕事(1999年製作の映画)

3.9

こういう愛の描き方もあるのか?!

クレールドゥニ映画の良さは、独特な音楽の使い方にあり。妙に印象的な余韻を残す。

ネネットとボニ(1996年製作の映画)

4.0

超近視ショットにより、豊満な胸なのか、妊娠したお腹なのか、それともピザの生地なのか、一瞬見ただけでは分からないときがある。でもそれこそがこの映画の全てなのである。兄ボニが好意を抱き、溺愛するものこそが>>続きを読む

ユー・エス・ゴー・ホーム(原題)(1994年製作の映画)

4.1

思春期の少年少女をテーマに、映画ではなく放送局Arte用に作られた本作。初期にしてすでにクレールドゥニ作品の主軸を確立しているように思える。

ミュージックボックスのように次々流れてくる当時のヒットチ
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フール・フォア・ラブ(1985年製作の映画)

3.9

フランス地上波にて。
良いなあ、80年代のアメリカ、派手なネオンが虚しく妖しく光る片田舎の退廃的な雰囲気。メナハム・ゴーラン製作のキャノン・フィルムズ独特の、毒気のあるどこか安っぽい感じ。もうすっかり
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.5

凄い凄いと言われていた三田佳子の凄さを初めて実感した映画。

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