ヴァレリア・ブルーニ・テデスキが出てるってだけで信用できる。気付けば彼女のファンになってたようだ。
金に目が眩む者と、真の価値を見出せる者。人間の価値はお金じゃ換えられない。愛もお金じゃ買えない。審美>>続きを読む
母親であり、なにより一人の女。夢や欲望に寄り添うのは悪い事なのだろうかーー悪くない。しかし自分自身がそれを許さない。だからこそ一生悩み、背負い続ける。それが子供を持つということの責任の重みである。
マッツの哀愁がたまらない。
決して「アルコールは悪」とは言ってない、何事もほどほどにってことでしょう。
頑固とも言える意志の強さ、まさに闘う女。こういう人がいないと世界は変わらない。
全編この手法でいくんだ、という驚き。序盤「えコレずっと観るのしんど」と思ったがどんどん引き込まれる不思議。面白い!
オリジナル脚本とはそりゃすごい。今後リメイクされそうな名作といっても過言ではない。セットでの演技中、セリフ以外の言葉をふと投げられたマルゴのそれをかわす自然な返しがよい。何よりファニー・アルダン、いつ>>続きを読む
心がとても痛い。
アンソニー・ホプキンスだからこそ。誰にでも起こり得ることだからこそ。
静かな衝撃作。すごい映画。
セザール有望女優賞獲得も納得、アミを演じたファティア・ユスフ。撮影当時12歳だったという彼女の感情表現の豊かさ。思春期独特の繊細で複雑な感情の揺らぎを、どこまでも自然に演じていた。実に見事な主演っぷり>>続きを読む
危なっかしく今にも壊れそうな若者たち。大人を困らせることばかりする彼らも、彼らなりに青春の一瞬一瞬を必死に生きているんだ。
渋い、フランソワ・オゾン。趣があるリヨンの街並み、個人的に懐かしい。
声を上げ、立ち上げを共にした同志たちがそれぞれの道を行く姿がただのエンタメ映画とは一線を画す。
ストーリーどうこうより、若きマーク・ラファロの色気が炸裂。ただ、セクシーがすぎて“変態野郎”と疑いたくなる気持ちがよく分かる…
私にとって、まさに終わってほしくないヴァカンスのような映画だった。この時間が永遠に続けばいいのに。南仏独特の雰囲気と、人間関係のほろ苦さがちょうど良い。多幸感に包まれて終盤はなぜかずっと涙が。
彼がアンヌを断片的に思い出すように、私にも第一作の記憶がじわじわと蘇る。
最愛のアノ人とあのまま一緒になっていたら…あの時別れていなかったら…
『シェルブールの雨傘』然り、ビフォアシリーズ然り、なし得>>続きを読む