mgさんの映画レビュー・感想・評価

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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

4.5

トランプ政権が執られるアメリカのなかに、「我々はトランプが体現するものの対極にある」と自らを断言する町があった。
フレデリック・ワイズマンは言う。「人々が幸せに暮らしてゆくために、なぜ行政が必要なのか
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.5

原作未読。

嫌な汗をかいた。

この映画、よくできているなと感心してしまうところがあって。(ごめんなさい、私は以下の関係者と関わったことで傷ついた実体験があるので率直に書いてしまいます。でも、同時に
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

5.0

まずはじめに断っておくと、これはミュージカルアニメーションであり、そして自分はディズニーで育ったと言っても過言ないくらいミュージカル演出に抵抗がないし、むしろミュージカル大好きだので…🕺🏻

Twit
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

スタジオ地図の描く仮想世界のなかで繰り広げられる世界観を眺めるために映画に吸い込まれていくひとってきっと一定数いるよね…??

キャラデザ、音楽、映像の美しさが一段と際立っている…!だけに、脚本のチグ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

トムボーイと聞いてまず浮かぶのはタイだった。タイは多様なセクシュアリティがオープンに扱われる印象を持っている。自分自身と相手自身の認識するものと、そして装いがどうあるか、それらの組み合わせによってセク>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

5.0

嘘をつけないトーベも、トーベの人生のなかで美しかったものや醜かったもの、積み重なった苦労に切実さ、そんなのがない交ぜになったうえで、さらにそれらが表裏一体になっているようなムーミンとそのまわりのキャラ>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.5

【9/28 追記・訂正しました】

以下、ネタバレではあるかもしれないけど、ある脚色については事情を知ってから観るのも悪いことではないと考えたので、伏せずに書く。




【訂正】
昨日の鑑賞直
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いちにちで2回、しかもその内1回はMX4D(おまけに同作品デザインのTシャツを用意するという、なかなかの周到具合に浮かれた格好で)

MX4Dは個人的に座席周辺の機械音等が雑念になってしまうという残念
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

描き直される『シャイニング』
キューブリック監督作品の方を見てあるなら、尚も深みが増すだろうな…

ダンの言うところのシャイニングを表現するための、随所のカットがユニークだった🎞

ダンの過去、シャイ
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

5.0

学校、街、どこかしらのコミュニティ、いわば社会に属していれば、いやでも共感してしまう、“女(の子)”と見做される側に対する仕打ちの数々。

日常のなかに、あまりにも自然に溶け込む家父長制、女性差別に、
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

5.0

スウィングキッズがネトフリに来てると知って観始めたけど、電車で観るんじゃなかったな〜😭

戦時下、立場も身分も出自も異なる者が対立しあう捕虜収容所のなかで、ダンスという胸躍らせずにはいられないモチーフ
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

緊急事態宣言に伴う映画館の休館により見逃してしまいそうだ…と落胆していたら、滑り込みセーフで配信の情報を知り、知人と踏ん張って鑑賞できた…!

手垢のついた文句ではあるけども、とにかくまずは観たらいい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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オタクしたい俺、オタクリスペクト!オタクは世界を創り回してますよね

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「何を言っているのか分からないよ…!」と渚カヲルに叫ぶ碇シンジよりも遥かに理解が及ばない私だけども、それでも“わかる”をひとつでも増やしたくて追っかけるわけだけども、いつのまにか、そのなかでエヴァシリ>>続きを読む

キンキーブーツ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

"Ladies and Gentlemen, and those who have yet to make up their minds"


日本にいながらニューヨーク・ブロードウェイの傑作舞台を日
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

成長と共に生活のなかにいた「モーニング娘。」「プッチモニ」、月刊誌なかよしで連載されていたアヤンキー、従姉妹と競い合って覚えたミニモニの歌詞、学校の授業で踊ったBerryz工房、ミニハムズ…知ってたり>>続きを読む

けったいな町医者(2021年製作の映画)

3.0

「けったいな町医者」→「痛くない死に方」の順にハシゴ🪜

「けったいなこと言わんといてよ」という言い回し、なんとなく、親しみを込めて誰かをアホだと説明するようなイメージはある。

調べると、けったいな
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トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

4.1

生きていると、無邪気になかったことにされる側に立たされていることがある。べつの角度から見ると、自分もまた悪気なく誰かを見落としている。

セクシャルマイノリティをLGBTのアルファベット4文字のみで表
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

もとから観るぞと心に決めていた作品だけれど、主演を務める俳優アデル・エネルその人が、仏アカデミー賞にてポランスキーの受賞を聞くや否や罵声と共に退席したあの人だと知って、観るぞ!の気持ちはますます高まっ>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.8

2020年は初視聴となった逃げ恥再放送を皮切りに、野木亜紀子さんを追っかけたい人になりました…

あまりに有名な劇場型犯罪をモチーフにした本作。

新聞記者・阿久津ともう1人の主人公・曽根が手繰り寄せ
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