めいきんそさんの映画レビュー・感想・評価

めいきんそ

めいきんそ

映画(510)
ドラマ(8)
アニメ(0)

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.5

ディズニープラス最高。ピクサーの打率はすごすぎる。 
ベイマックスが、戦うロボットではないのが好きだった。戦うけど。

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

眠れる森の美女は古典作品だし、王様や王子、王女やましてや悪い魔法使いという立ち位置のマレフィセントの過去を考えてみたこともなかった。
空いた時間に軽い気持ちで見始めてびっくり。あまりにもかわいそうなマ
>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

現実は理想と乖離してどん底へ自分を運んで行こうとすることもある。そんな時いつでも自分のラジャーが引き上げてくれる。ラジャーは冷蔵庫であり、エミリーでもある。わかったような顔で絶望を振り翳す現実はバンデ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

アッパレ!戦国大合戦のタイトルに騙された。
子供向けな軽めのドンパチだと思ってたし、なんやかんや無敵なしんちゃんがなんとかしてくれるだろって思ってた。
大河ドラマくらいきっちり日本の摩訶不思議な戦の仕
>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.8

ユートピアからのズートピアだと思っていたので、可愛い動物たちの楽園的な話かと思い込んでたら、真逆だった。
人種差別、女性の社会的立ち位置、無知からくる悪意、マスコミの身勝手な誘導、なんかもう色んな現実
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マリーゴールドの花で溢れかえる美しい映像も、ココに語りかけるように歌うリメンバーミーも、しばらく頭から離れなさそう。
ストーリー、音楽、映像どれもこれも素敵だった。
カラフルなアレブリヘもメキシコの死
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

途中まで、今回こそダー子ちゃん失敗するのかも…って、そんなはずないのに思ってしまった。
そこからの気持ち良いほどのどんでん返しは本当にさすが。
裏切らないコンフィデンスマン達。
楽しかったー!
まさみ
>>続きを読む

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.8

刻々と変わっていく時代の中で、この世界だけは時間がある止まっているよう。
美しい東京の下町の情景に、美しい吉永さん…ずっと観てたかった。

田中泯さんがパンフレットの中で、
仮想と架空のない日々
恐ろ
>>続きを読む

BE:the ONE(2023年製作の映画)

4.0

1度目は通常回、2度目は4Dで。
映画自体はほぼライブで、音もよくとても楽しかった。ワンマンツアーの後は毎回こうやって映画館で観たいと思うほど。

4D初体験で、驚いた…
ユニバのミニオンくらい揺れま
>>続きを読む

マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.5

ロアルドダールの、皮肉で少し不気味な世界観をものすごく鮮やかに実写化していた。
マチルダの無敵感が、もう少しほしかったけれど、魅力的なマチルダだった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

夢と狂気の王国の中で、引退記者会見当日に宮崎さんがポツリと、でも強く話していた言葉を思い出した。
窓の外を指差して、「あの屋根から屋根を飛び移ったらおもしろい、煙突を駆け上がることも、波の上を走ること
>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.8

リトルマーメイド、ディズニー作品の中でもかなり好きな作品で、期待値高めで観たけど最初から最後までずっと楽しかった。

アリエルとエリックに共通の強い意志を感じさせる演出のおかげで、物語に厚みができてい
>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.8

生きていると突然、自分の人生から色が消えてしまうような出来事が起こることもある。そんな時、彩りを与えてくれる何かがあるとして、それに気がついてそれを求めるか手放すかそういう選択を繰り返していくのが人生>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の10巻、東京編まで読み終わった後、頭の中でぐるぐると色んなことを考えた。押し寄せてくる感情がなんなのか少しずつ整理しながら考える時間が必要なほどで、自分の人生観を少し変えてくれたような気さえした>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

普通の日常にある、言葉で表しにくい心の機微を、視覚的に見せてくれたような映画だった。
海獣の子供の時も、映画館の中でそのあまりの表現の斬新さに感激が追いつかなくて、海に呑み込まれそうになっているような
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.8

バーフバリはファンタジー要素が強かったから、これはフィクションなんだと思いながら、辛いシーンも痛いシーンも笑っちゃうくらいの豪華なアクションや台詞、大袈裟な演出も楽しく観れた。
けど、今回は舞台がイギ
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

時を超えて、新しい山王戦を見せてもらって大満足。ザ・バースデーの音楽から始まるオープニングかっこよすぎた…!
新感覚のアニメーションの中に、殴り描いたような、命を感じる井上先生の絵が時折現れて、ぐっと
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

さかなクンの物語ではなかった。好きなことしか選ぶことができない特別な誰かの物語。
多くの人が、いろんなことに折り合いをつけていけるようになって、それがまるで大人になることのようだけど、本当はどこかで、
>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

ゴッホが自殺したっていう説を私も信じてない。銃を買うお金があればキャンバスを買ったと思う。
この映画ではドラマチックにしようとか、無駄な脚色を感じず、ゴッホの中から世の中を見ているような不思議な気持ち
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

歌の夢の中で繰り広げられる世界と、後半のバトルシーンに視覚的なギャップがあって、後半がとてもかっこよく見えた。 
特にシャンクスが出てきてからが良い。ルフィとシャンクスが重なるシーンは絵のタッチもかっ
>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

逃げ続けた漫画に向き合わせるという、愛とも罰ともとれる復讐を置き土産にするというラストは好きだった。
毎月送られてくるであろう原稿を、溜息つきながら見るんだろうなと想像すると、可笑しい。どうせ変わらな
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

歌に出てくる通りまさに、愛を多方面から見るような映画だった。
自分も家族の一員のような気持ちになって、あっちこっちその人の視点で感じるような感覚になっていくけど、お父さんの視覚になってステージを見た時
>>続きを読む

毛虫のボロ(2018年製作の映画)

5.0

やどさがしと同じ、タモリさんが全ての音を担当した作品。
やどさがしが音を文字で感じた作品なら、これは音を視覚的にも感じた作品。
まだまだこんなに新しい感覚に出会えるのか…と感動しっぱなし。
土星座で観
>>続きを読む

やどさがし(2006年製作の映画)

5.0

自分の中に聞こえる音が完全には再現できないのであれば、むしろ文字で表現してしまおう、人間の口から音を出してしまおうという宮崎駿監督の新しい試みで完成した作品。
タモリさんと矢野顕子さんの天才的な技量と
>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

9割が総集編で少しだけ追加されているという内容だった。
わざわざ映画館いくほどでもなかったな〜という気持ち。
面白いアニメなだけに、期待値高すぎた。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

10点つけたい。
ハリーポッターの映画では語りきれなかったアリアナ、アバーフォース、ダンブルドアの過去も少しずつ明かされる。
新しいキャストのマッツミケルセンは何の違和感もなく物語に溶け込んでいて、そ
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が無知すぎて、答え合わせをしながら後で色々と補完しなければいけなかったことが悔しかった。

ダンスはどのシーンも圧巻。アリアナ・デボーズさん、デヴィット・アルヴァレスさんの美しい踊り見るだけでもバ
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

良い映画にはかわいいテリアが出てくる。
みんなワンダー

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.8

守り人シリーズ、獣の奏者エレンを書いた上橋菜穂子さんの鹿の王。
ファンの多い超大作SFファンタジーを、こんなに簡潔にまとめられるとは。
作画監督が安藤雅司さんということで…あちこちにジブリの枝葉を感じ
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

満点つけたいくらい好きだった。
挫折と再生の話だけど、それだけじゃなくて人生の機微を至る所で感じた。
清々しい短編小説読んだ後のような気持ち。あっという間の110分だけど、足りないものがないような。
>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.8

開始1分で、観たことある映画だって気がついたけどAmazonでレンタルしてしまったからもう一度観た。めちゃくちゃ面白かった。
この映画が見たことない気がするのは、内容と放題があまりに違うからだと思う。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.4

エンタメとして面白かったけど、心打つストーリーではなかった。
衣装と、エマ・ストーン、エマ・トンプソンは素敵だった。
ディズニーのヴィランの中でも、クルエラは生粋の悪だと思っていたのに、この映画を見る
>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

無いものを手に入れようと探し続ける人生より、あるものを喜んたり面白がれる人生がいいな。
とってもよかった

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーで1番好きな美女と野獣のオマージュ作品だった。
現実的に考えてしまうと、細かい設定で1つ2つ、突っ込みたくなる部分はあったけれど、それを踏まえても響くものが多かった。感情移入して、世界に没頭
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

ルディが信じる人だったことがとても救いで、理不尽なことばかりの世の中で、最後のワンシーンまで目が澄んでいたように見えたのが印象的だった
正義だと信じている悪を変化させていくことの難しさ…

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

ウツボの中にはいろんなウツボかいて、ひなこの中にも色んなひなこがいる。けど佐藤さんの中には佐藤さん1人しかいないみたい。だから今はめっちゃ強いのかな。
これから佐藤さんの中にもいろんな佐藤さんが生まれ
>>続きを読む

>|