めいきんそさんの映画レビュー・感想・評価

めいきんそ

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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

オリジナルがとても良かったけれど、トムハンクスも良かった。
作る国によって、映画って重厚感が変わるなぁと感じた

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

5.0

大人とこども、それぞれの自由と不自由。
転がって転がって傷だらけになったと思ってもいつか形が変わってきれいな石ころになる、そんな強い少年2人の大冒険物語だった。素晴らしい台詞がたくさんあって、心掴まれ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

帰ってからあれこれ話をして、他の人の考察なんかも読んで、ほーとか、へーとか、なるほどーとかなって楽しかった。野木さんは本当に外れないからすごい。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

どんな環境で生まれても、生きたい人生を生きるという望みを持つことは許されるといいのに。
映画とても良かったけど、原作も読みたくなった。谷口のこともっと知りたい。

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.8

良い意味で、思っていた映画と違った。
ハラハラドキドキのエンタメだと思い込んでいたけど、最初から最後までとても文学的だった。
そして最後の章で本当に驚く台詞があって、観終わった後放心状態。
疲れるから
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.0

ツチヤタカユキさんと若林さんのお二人の話をラジオで聞くのが好きだった。けれど、そんなことじゃなかったんだとショックを受けた。
誰かのことを勝手に推し量ったり、好きだと思ったり、幸せを願ったり、そんなの
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ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

3.4

児童文学作家ケストナーの「二人のロッテ」が原案で、現代風(と言っても1998年)にアレンジされていた。
リンジー・ローハンが一人二役で双子演じているけれど違和感なし。
とってもかわいい双子に見えた。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

山﨑監督ならではのかっこいいゴジラの描写に驚いたり、所々のalways感に少しほっとしたり、絶対に消えない、人が作り出した巨大な負債に絶望してしんどくなったり、感情が忙しい。
へとへとになった。
吉岡
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.8

本編も、この映画を作った監督のドキュメンタリーも面白かった。
主人公に感情移入する箇所が多すぎて辛い気持ちも思い出したりしたけど、最後の台詞に少しホッとした。
レッサーパンダを思春期特有の自身ではどう
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.5

物語が展開していくまで導入部分、海の中の暮らしの表現は新しくてとても素敵だった。ルカとアルベルトが出会ってからのパートも胸いっぱいの映像が続くし、ジュリアが登場したしてから3人の友情が変化していく様も>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.5

ディズニープラス最高。ピクサーの打率はすごすぎる。 
ベイマックスが、戦うロボットではないのが好きだった。戦うけど。

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

眠れる森の美女は古典作品だし、王様や王子、王女やましてや悪い魔法使いという立ち位置のマレフィセントの過去を考えてみたこともなかった。
空いた時間に軽い気持ちで見始めてびっくり。あまりにもかわいそうなマ
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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

現実は理想と乖離してどん底へ自分を運んで行こうとすることもある。そんな時いつでも自分のラジャーが引き上げてくれる。ラジャーは冷蔵庫であり、エミリーでもある。わかったような顔で絶望を振り翳す現実はバンデ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

アッパレ!戦国大合戦のタイトルに騙された。
子供向けな軽めのドンパチだと思ってたし、なんやかんや無敵なしんちゃんがなんとかしてくれるだろって思ってた。
大河ドラマくらいきっちり日本の摩訶不思議な戦の仕
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.8

ユートピアからのズートピアだと思っていたので、可愛い動物たちの楽園的な話かと思い込んでたら、真逆だった。
人種差別、女性の社会的立ち位置、無知からくる悪意、マスコミの身勝手な誘導、なんかもう色んな現実
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マリーゴールドの花で溢れかえる美しい映像も、ココに語りかけるように歌うリメンバーミーも、しばらく頭から離れなさそう。
ストーリー、音楽、映像どれもこれも素敵だった。
カラフルなアレブリヘもメキシコの死
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

途中まで、今回こそダー子ちゃん失敗するのかも…って、そんなはずないのに思ってしまった。
そこからの気持ち良いほどのどんでん返しは本当にさすが。
裏切らないコンフィデンスマン達。
楽しかったー!
まさみ
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.5

刻々と変わっていく時代の中で、この世界だけは時間がある止まっているよう。
美しい東京の下町の情景に、美しい吉永さん…ずっと観てたかった。

田中泯さんがパンフレットの中で、
仮想と架空のない日々
恐ろ
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BE:the ONE(2023年製作の映画)

4.0

1度目は通常回、2度目は4Dで。
映画自体はほぼライブで、音もよくとても楽しかった。ワンマンツアーの後は毎回こうやって映画館で観たいと思うほど。

4D初体験で、驚いた…
ユニバのミニオンくらい揺れま
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.5

ロアルドダールの、皮肉で少し不気味な世界観をものすごく鮮やかに実写化していた。
マチルダの無敵感が、もう少しほしかったけれど、魅力的なマチルダだった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

夢と狂気の王国の中で、引退記者会見当日に宮崎さんがポツリと、でも強く話していた言葉を思い出した。
窓の外を指差して、「あの屋根から屋根を飛び移ったらおもしろい、煙突を駆け上がることも、波の上を走ること
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.8

リトルマーメイド、ディズニー作品の中でもかなり好きな作品で、期待値高めで観たけど最初から最後までずっと楽しかった。

アリエルとエリックに共通の強い意志を感じさせる演出のおかげで、物語に厚みができてい
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.8

生きていると突然、自分の人生から色が消えてしまうような出来事が起こることもある。そんな時、彩りを与えてくれる何かがあるとして、それに気がついてそれを求めるか手放すかそういう選択を繰り返していくのが人生>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の10巻、東京編まで読み終わった後、頭の中でぐるぐると色んなことを考えた。押し寄せてくる感情がなんなのか少しずつ整理しながら考える時間が必要なほどで、自分の人生観を少し変えてくれたような気さえした>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

普通の日常にある、言葉で表しにくい心の機微を、視覚的に見せてくれたような映画だった。
海獣の子供の時も、映画館の中でそのあまりの表現の斬新さに感激が追いつかなくて、海に呑み込まれそうになっているような
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

バーフバリはファンタジー要素が強かったから、これはフィクションなんだと思いながら、辛いシーンも痛いシーンも笑っちゃうくらいの豪華なアクションや台詞、大袈裟な演出も楽しく観れた。
けど、今回は舞台がイギ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

時を超えて、新しい山王戦を見せてもらって大満足。ザ・バースデーの音楽から始まるオープニングかっこよすぎた…!
新感覚のアニメーションの中に、殴り描いたような、命を感じる井上先生の絵が時折現れて、ぐっと
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さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

さかなクンの物語ではなかった。好きなことしか選ぶことができない特別な誰かの物語。
多くの人が、いろんなことに折り合いをつけていけるようになって、それがまるで大人になることのようだけど、本当はどこかで、
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

ゴッホが自殺したっていう説を私も信じてない。銃を買うお金があればキャンバスを買ったと思う。
この映画ではドラマチックにしようとか、無駄な脚色を感じず、ゴッホの中から世の中を見ているような不思議な気持ち
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

歌の夢の中で繰り広げられる世界と、後半のバトルシーンに視覚的なギャップがあって、後半がとてもかっこよく見えた。 
特にシャンクスが出てきてからが良い。ルフィとシャンクスが重なるシーンは絵のタッチもかっ
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

逃げ続けた漫画に向き合わせるという、愛とも罰ともとれる復讐を置き土産にするというラストは好きだった。
毎月送られてくるであろう原稿を、溜息つきながら見るんだろうなと想像すると、可笑しい。どうせ変わらな
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

歌に出てくる通りまさに、愛を多方面から見るような映画だった。
自分も家族の一員のような気持ちになって、あっちこっちその人の視点で感じるような感覚になっていくけど、お父さんの視覚になってステージを見た時
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毛虫のボロ(2018年製作の映画)

5.0

やどさがしと同じ、タモリさんが全ての音を担当した作品。
やどさがしが音を文字で感じた作品なら、これは音を視覚的にも感じた作品。
まだまだこんなに新しい感覚に出会えるのか…と感動しっぱなし。
土星座で観
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やどさがし(2006年製作の映画)

5.0

自分の中に聞こえる音が完全には再現できないのであれば、むしろ文字で表現してしまおう、人間の口から音を出してしまおうという宮崎駿監督の新しい試みで完成した作品。
タモリさんと矢野顕子さんの天才的な技量と
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