meimeiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

meimei

meimei

映画(436)
ドラマ(2)
アニメ(0)

バービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

伝えたいことは真面目。
自分を見失わないこと、肩書だけが個性じゃない。
それは承知の上で以下の感想。

バービーランド可愛い。
みんなオーバーリアクションなのウケる。
行動がいちいち鬱陶しくてくだらな
>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

しっかりホラー。
トラウマが伝染し、死ぬという話。
これまでに観た作品だと It follows が似ている。というか構図が全く同じだった。
とは言え、映像がトラウマになるほど怖い。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

マリオはやっていないけどスマブラやってたおかげで知ってる技やアイテムが多く、普通に楽しめた。
事前知識はあった方が楽しめる。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

実在した悪魔祓いが悪魔を相手にする話。
実話ベースという点が非常に気になるが、それ以外は普通に面白い。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

痛覚を失う程に人類が進化した時代の話。

一般的に思い浮かべる未来とは正反対な世界観。
街は荒廃してスラムのように不潔。機械は生き物のように複雑。
人間は無機物を食べる。
SF作品でよく見るピカピカし
>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パールは最初から頭がおかしい女。周りが見えず、自分の夢に執着しすぎるあまり、異常な行動を取ってしまう。

ハワードは見かけはまともだが映画館の男と同じく、結局はしょうもない男。
農場に婿入りしたのは親
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

諸事情で朝6時から観たけどいくら物好きでも朝っぱらから見るものではなかった笑

これだけのタブーを詰め込んで映画館で上映してたなんて今の時代かなり貴重なんじゃないかな

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

既知の事実だが、アルコールは適量を。

アルコールにはリラックス効果があり、楽しくて頭が冴え、自信に満ちてくる。
人生を輝かせてくれる一面もありながら、大切な人を傷つけ、信用を失い、死を招くこともある
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

腑に落ちない違和感。
理にかなった正しい選択をしているはずなのに、嫌な感じがする。

輝かしい功績を上げ、音楽の専門家一本でやってきたが故に高慢で意識が高く、音楽以外には見向きもしない。
スペックが高
>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結末は知ってるので、それに至った経緯や本編では明かされていなかった事実にもっと厚みがほしかったな。
本作はファーマンが成人だったからかスプラッター寄りだった。

本物のエスターの事実は、映像で見せても
>>続きを読む

サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

VICE社が取材って言うから半分本気にしちゃったけどちゃんと撮った映画だった。
(カメラのバッテリー心配だったしすれすれに銃弾避けられるのなんてリアルじゃ無理だし)

終盤以外はヤバいドキュメンタリー
>>続きを読む

ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

リアルホラーだった。恐怖で泣く。

最初はどっちが嘘ついてるのかわからなかった。でも子供の表情は嘘をつかない。
常軌を逸した大人の男性は怖い。子供時代にあんなの経験したらトラウマになる。

水を抱く女(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

切なきファンタジーだった。精霊界の掟は厳しい。

「私を捨てたらあなたを殺す」
現代のゆるふわ人間じゃなかなか言えないセリフだ(掟なので乗り気ではなかっただろうけど)

掟を破った罰として愛したクリス
>>続きを読む

ともしび(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

何があったのかは描写をしないが雰囲気でなんとなく感じる。

会話もなく端から見ると冷え切ってそうな老夫婦。
夫が収監され一人きりになったアンナは少しずつ日常が崩れていく。
息子や孫、犬との関係も崩れ、
>>続きを読む

愛と闇の物語(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歴史の学び直しになるが鬱がつらい。

母が夢に描いていたエルサレムの暮らしは現実とは程遠く、パレスチナ分割の混乱により体の不調が悪化していく。
母に寄り添うこともできず精神が衰弱していくのを戸惑いなが
>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

1.0

リメイク版がとてもよかったからこっちも見てみたけどがっかり。
全然踊らないじゃん。
ストーリーも無理矢理繋げた感じで不自然。
ヒロインがずっとピンヒール履いてるのが地味に違和感。水商売って考えればいい
>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

3.5

悪魔召喚が長すぎるし何言ってるかわからなくて草
長ったらしさとしつこさはヤン・シュヴァンクマイエルの持ち味なのでこれは良い意味

白痴(1999年製作の映画)

3.5

未来が混じってる

中身のないメディアと釘付けになる国民。白痴女性以上に白痴らしい。

KOTOKO(2011年製作の映画)

3.8

生きるストレスが尋常じゃない。
全ては大切なものを守るために攻撃する。

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

タブーの散りばめ

死刑囚ならどんな人体実験しても構わないだろう、というところからタブーの始まり。

最後のモンティとウィローが宇宙服なしで微笑むシーン、親子の微笑み方じゃなかった。
最後までタブー。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

普通に面白い。
サイコパス精神科医の家族への異常な愛の話。
目的のためには手段を問わない。

Arc アーク(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルがなぜarc (円弧) なのか。
個人的な解釈だが、
死があることで生物は循環していた(円: circle) のに、不老不死の技術によりそれが途切れてしまったからなのでは。

カラーの場面はリ
>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

愛なんか1ミリもない独占欲の塊。

夢の中で叫びたいけど声が出ないときの感覚に似ていた。

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.8

家族から見放された寂しさから現実逃避しておかしくなった女と、人生行き詰まった男。

誕生日の前日は儀式。
顔は白塗りするし、赤色の好きな物で身を包む。
誕生する前だから外界(現実)からは守られている。
>>続きを読む

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.5

こうして映画を観ている間も時間は消費されるし裕福でもないから、終わった後つらくなった。
無駄にしちゃいけないけれど、裕福すぎても虚無になる

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男に振り回されるサスペンス。
カイアが男に裏切られる度に、他人は信用するなって父親に言われていたのをちょくちょく思い出した。
優しくされると許しちゃうタイプと見せかけて、本気出したらすごい女だった。
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.2

記憶力が必要だけど面白い。
過去に戻ってするする解けていく感覚。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ギリシャ神話かー
知らないと難しい。
が、期待を裏切らないほど作り込まれている。

静かに進むんだけど、不穏な振動音がずっと鳴り続ける。
不穏な空気なのに可愛らしくてクスっと笑えるシーンも織り込まれて
>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

男性が排除された世界での女性同士の禁じられた恋。

自由のあるマリアンヌと自由がないエロイーズ。
恋に落ちた結果、別れの後もエロイーズへの未練が残るマリアンヌ。
一方で、社会の抑圧は受けつつも、マリア
>>続きを読む

アーカイヴ(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

細部が雑で勿体ない。
日本が舞台なのは、J3が日本のアンドロイドロボットをベースにしてるからだと思うんだけど、顔が雑。
アンドロイドって皮膚も忠実に再現するのに白塗りにロボット感出す線は酷い。
せめて
>>続きを読む

バーズ・オブ・パラダイス(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

バレエにどろどろとクスリは付き物な傾向ある。

ケイトはエムを裏切ってトップに立った。それをずっと後悔しているようだけれど、エムとしてはプラスと捉えていそう。母親の操り人形から脱却できたし、得意のコン
>>続きを読む

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.2

宗教、オカルト物好きだけど実生活で最も関わりたくない。
無知の信仰が一番怖い。