めかぽしやさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

めかぽしや

めかぽしや

映画(628)
ドラマ(59)
アニメ(0)

THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

3.7

実際に100人以上人を殺した殺し屋“アイスマン”のお話し。

アイスマン=クリリンスキーは妻や娘を愛し、家庭では非の打ち所がない男だけど、裏の姿は家族は誰1人として知らない。
そんな生活を20年近くし
>>続きを読む

わが青春のマリアンヌ(1955年製作の映画)

3.9

ドイツの深い森、湖のほとりの古城は身よりのない少年達の住む寄宿学校があった。

ある日、アルゼンチンからヴィンセントという少年がやってくる。

ヴィンセントと不良少年団達で湖の対岸の幽霊屋敷に行く事に
>>続きを読む

マドモアゼル(1966年製作の映画)

3.8

フランスの片田舎、インテリな女教師“マドモワゼル”と呼ばれている未婚の若くない女性がいた。

彼女はイタリアから流れてきた木こりに情欲してしまう。

この木こりは息子がいて、妻に先立たれたばかり。
>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.4

作りは面白いし、伏線もちりばめられて良かったのですが、
やはり『ダイハード』を越えられないかな。。。
それと『24』にも。

軽い感じがしてしまいました。

リチャード・ジェンキンスは最近よく見かける
>>続きを読む

ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008年製作の映画)

4.8

1976年にトニー賞を受賞した『コーラスライン』を
2006年に再演するにあたりオーディション風景を撮ったドキュメンタリー。

素晴らしい!
3000人の中から19人、
しかもキャラクター設定がほぼ固
>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

吹き替え2Dで鑑賞。

本当なら字幕派ですが、娘と一緒なので。
でも、吹き替えでも素晴らしい歌声でした!
アナもエルサもさることながら、
オラフのピエール瀧さん良かったね。

でも、イディナ ・メンゼ
>>続きを読む

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.0

高校時代、オタクで秀才のシュミットとプロムキングだけど落第生のジェンコが卒業後そろって警察官になり、ドラックの元締めを見つけるべくおとり捜査のため高校生になりすまし高校に潜入する。

時代が変れば高校
>>続きを読む

横道世之介(2013年製作の映画)

4.2

80年代、大学生の横道世之介と
その周りの友人達が10年以上時を超えて「そう言えば、あんな奴いたよなぁ。」と微笑みながら思い出す。
出会った人々に忘れられない思いを残すそんな人物。

夫の友達でも高校
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.8

フォロワー様大推薦作品!

娘(10歳)が只今春休み中なので調度良く、一緒に観る理由になりました。

娘はクレヨンしんちゃんを見ずに成長しましたが、案の定ゲラゲラと笑ってました。。

他の作品を観てな
>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.9

ベン・スティラーらしいクスッとした笑いのある映画でした。

空想をする事により、日常から抜け出すだけの人生のウォルターは失われたネガを探しにカメラマンのショーンを探しにグリーンランド、アイスランド、ア
>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

確かに『アフター スクール』のようなどんでん返し
(最初から見返してしまった)
は無かったけど、どんな展開になるんだろう?と時間を忘れて観てました。

マグダレンの祈り(2002年製作の映画)

4.0

『あなたを抱きしめる日まで』でも言われてましたが、
マグダレン修道院のお話し。

1960年代のアイルランド。
アイルランドはカトリック教の国で婚前交渉を悪としている。
それがレイプであっても。

>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

4.2

ものすごく静、孤独を感じる映画でした。

幼少の頃から1人でいる事に慣れっ子で孤独が友達のトニー滝谷。
大人になったある日1人の女性を愛するようになります。

今まで愛を知らなかった青年の気持ちの変化
>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.5

2005年にネイビーシールズ創設以来の大惨事“レッド・ウィング作戦”を映画化した作品。

常に苦渋の選択を迫られるます。

アフガンの山岳地帯に4人の兵士が偵察中に羊飼い3人に会います。彼らは兵士では
>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

シュバンクマイエルの映画は初体験!

色々と聞いていたし、数年前の美術展も前期と後期の2回とも行ったけど躊躇していた自分がいました。

さて、『オテサーネク』ですが、不妊で悩む夫婦がいて、
夫が妻に赤
>>続きを読む

ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.6

ポール・ポッツの今にいたるまでの歩みを映画化したもの。

エンディングに向けてのカタルシスはとても良かったけど、今ひとつなのは、チラシに書いてあった曲でトスカの“星は光りぬ”がなかったからかな。

>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

2009年の元旦にフルートベール駅で黒人のオスカー・グラント青年が射殺された。
車内で暴力事件を起こし、警察に連行され、うつ伏せに取り押さえられ、丸腰のまま。

オスカーは前科者だったり、大麻の売人だ
>>続きを読む

ゆるせない、逢いたい(2013年製作の映画)

3.8

抑えきれない衝動のため、少しづつ芽生えてきた恋心を踏みにじられたはつ実。

彼女は隆太郎を許せないが、それと同じくらい会いたいという気持ちの中で苦しむ。

結局、苦しみに終止符を打つのは自分次第。
>>続きを読む

共喰い(2013年製作の映画)

3.8

作品全体に占める性と生と死。
地方に強く残る男尊女卑と焦燥感。

父親の周りには常に女の匂いがし、そんな父親と愛人の元でくらす17歳の少年。
SEXが身近な環境はモラルには縛られずただ父親とは違う自分
>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

真相を知ってる物が観ると辛い映画だけど、
真相を知らずに周りの人々の言う事を信じてしまうと無実の人が無実ではなくなってしまう。

保育士をしているルーカスは40歳過ぎの男性。園児の愛情を軽く拒否をした
>>続きを読む

蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

4.0

南米のとある国の刑務所の中、ホモセクシャルのモリーナとレジスタンスの活動家バレンティンの心の交流のお話し。

モリーナはウィリアム・ハートが演じていて、若い!
そして、『ダラスバイヤーズクラブ』のレイ
>>続きを読む

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

4.0

熱く重苦しい息遣いを感じる作品でした。

過去に自分をレイプした男と暮らす。
憎んでも憎みきれない中に得体の知れね感情が芽生えてくる。

男も償っても償いきれない人生に一筋の小さな光りが差し込む。
>>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.3

期待を裏切らないクオリティー!!

樽で川を下る所が見応えあり。

今回は2作目なのですぐにストーリーが展開されるので楽しめる。

久しぶりのレゴラスはやはりかっこ良かった。
カンバーバッジが声だけな
>>続きを読む

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

4.3

アイルランドでは96年まで未婚の母を修道院に閉じ込め、働かせ、そして彼女達の産んだ子供をアメリカ人に売るといった人身売買があった。

そんな事実を元に50年前に子供と引き離された老女がジャーナリストに
>>続きを読む

オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

4.0

スマトラ沖3150km1人ヨットで遭難した男の話し。

その男はロバート・レッドフォードが演じている

この映画は彼1人しか出演してないし、名前も明かされてない。
セリフも全編通して“SOS”だったり
>>続きを読む

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

ロサンゼルス市警のブライアンとマイクのバディームービー。

全編複数の登場人物が持つカメラ映像と別に彼らを映し出す映像で映画が進んでいくので、最初は馴染めなかったけど、最後にかけての緊張感はひしひしと
>>続きを読む

夜と霧(1955年製作の映画)

4.0

そうとう覚悟しての鑑賞。

当時のアウシュビッツ強制収容所における映像や史料を元につくった作品。

死体の山が凄すぎて本物にみえないぐらい。。
沢山の女性の髪の毛の山は画面に収まりきれない。
その髪の
>>続きを読む

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.0

ちらほら公開館数が少なくなっていく中、ギリギリの鑑賞。
良かった!劇場で観られて!!

強いライバル心たぎる仲でもお互いを尊敬しあい、高め合える存在のニキ・ラウダとジェームス・ハント。
2人のレースに
>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

アメリカの黒人奴隷がどれだけの扱いを受けていたかを目の当たりにする映画でした。

昨年の『ジャンゴ』は最後は後をひかなかったけど、『マンデイマンゴ』と同じぐらい気持ちが重苦しくなった。

当時、黒人奴
>>続きを読む

女っ気なし(2011年製作の映画)

4.0

小さい街の海の綺麗な観光地に住むシルヴァンとそこにバカンスにやってきて若い母と娘のお話し。

シルヴァンは愛を探していて、母の方に恋心を募らせるが…

シルヴァンは冴えないTシャツ、ネルシャツ姿で後頭
>>続きを読む

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.2

うーん、モヤモヤ感が残る映画でした。。

5年前の自分の暮らしていた世界に行ける扉を見つけて、その時に亡くしてしまった娘の事後を未然に防ぐのですが…。

アイデアは面白いんだけど、ちょっと浅く感じてし
>>続きを読む

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.2

う、モヤモヤした感じが残ってしまった。

鬱病の主人公に処方した薬の副作用で彼女の夫を殺してしまい…
処方箋を出した医者がスケープゴートにされるけど、実は裏が…

動機が浅く感じられてしまった。

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.0

トマの人生は不幸かもしれないけど、映画を観ていて温かい気持ちになれる作品。

ずっと、隣りのアルフレッドと取り違えられたと思い込んでいるトマ。

老人のトマから始まり、少年期と青年期のトマが映し出され
>>続きを読む

あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

4.0

冒頭から心を閉ざしたハンナが登場しますが、何かを抱えていてその何かに強くひかれました。

ひょんな事から火傷して、一時目の見えない状態のジョセフの看護をする事になったハンナ。

閉ざされた心が開かれた
>>続きを読む

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

4.5

大好きな作品。

60年代のイギリスが舞台。
当時、ラジオ局では音楽の規制がされていて、自分達の好きな音楽を流すため、船で海に出てそこから電波を流す。

スタイリッシュで音楽も最高!
出演陣も豪華!
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.8

衝撃的な作品。

公開時に劇場で鑑賞。

心を開く事なく亡くなった母。
残された双子の姉弟に残された遺言は存在を知らなかった兄と死んだと聞かせれていた父が生きていて、兄と父宛に手紙を渡す事。

父、兄
>>続きを読む