めかぽしやさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

めかぽしや

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search/サーチ(2018年製作の映画)

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うーん、なんかモヤモヤする。。
面白かったけど。

伏線もあったし、
犯人が分かってからの
なるほどねー
の気づきもありましたが…

たまたまPCで観たので
画面が入れ子構造になってて
錯覚して
意図
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

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ファンタジーあり、
戦争の恐ろしさありで
観ていて楽しかったけど
どこなく宙ぶらりんな作品かな…
と思いましたが
監督の強烈メッセージが込められている
作品なのですね。

旧ユーゴスラビア紛争を
西側
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

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とても良かったです。

1940年代の最新医療は
ロボトミー手術や電気ショック療法が
普通に行われていた時代。
ブラジルの精神病院に勤めて始めた
ニーゼは患者が人間として扱われていな事に非常にショック
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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前知識なく観たら
スティーブンは種を蒔いてしまったかもしれないけど、不条理な印象と
なんだか感情がこもってない、
もしくは感情を殺している会話で
進んでいくなぁと思いました。

スティーブンは心臓外科
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アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

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キートン、ロイド、チャップリンの
スラップスティックコメディ、
身近だとドリフのギャグの
要素がふんだんに使われていて
コミカルなブラスの演奏も加わり
喜劇なのでしょうけど
実はモザイク国家の旧ユーゴ
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黒い罠(1958年製作の映画)

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前知識なく観たら
出だしの長回しのシーンが
有名なんですね。

1度観ただけでは
着いていけなくて
字幕の出かたも不自然で
ウィキペディアで復習してなるほど!

ウィルズは勿論のこと
(この頃は巨漢)
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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衣装は素晴らしいのは言うまでもなく
1番心が動かされたのは
レディ・サラの眼帯ならぬ
あのレースの帯!

アン女王の時より見せる
寂しそうな眼差しや
亡くなった子供の代わりにウサギを
飼っているのは見
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ストレンジャー/謎のストレンジャー(1946年製作の映画)

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刑事コロンボと同じ手法で
先に犯行現場を見せて
犯人を追い詰めていくストーリーです。

アメリカに潜伏している
ナチを探し出すため
ナチで捕まっていた別の男を
泳がせて探る。

今の時期、取り立てて新
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

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些細な出来事で白人警官に目を付けられてしまったファニーは
ある日無実であるのにも関わらず
投獄されてしまう。

ファニー22歳、ティッシュ19歳。
2人は幼い頃から一緒に育ち
やがて愛情が芽生えます。
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ロブスター(2015年製作の映画)

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45日以内に恋人を作らなければ動物になってしまうという設定が斬新!
SFの世界と
籠の中の乙女のような
嫌な感じを混ぜ合わせた印象でした。

45日以内だったら
とりあえずのパートナーを…
って考えて
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偉大なるアンバーソン家の人々(1942年製作の映画)

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大きく見ればアンバーソン家の没落を
描いた話しだったけど
最後には救いもあって良かったです。

祖父→母イザベル→ジョージと続くアンバーソン家です。
ラジオドラマも手がけていた
オーソン・ウェルズだけ
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僕の帰る場所(2017年製作の映画)

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ミャンマー人家族が日本で暮らしている
ドキュメンタリー風なストーリーで
展開する作品ですが
今の日本の移民制度や
外国人雇用、
母国語を話せない子と日本語のつたない親の関係、
母親が日本社会に馴染めな
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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インド映画ってストーリーの運び方
上手いですよね。
展開もベタだし、読めますが
感動します。

そして印パ問題も重合わせて
政治的なメッセージにしてしまうところも
良かったです。

口がきけないパキス
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洗骨(2018年製作の映画)

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沖縄諸島の粟国島では
亡くなった人の遺体を風葬させ
4年後に骨を洗い改めて供養する
風習がある事を初めて知りました。

おくりびともとても興味深く観ましたが
火葬ではなく風葬で骨を洗うのは
とても衝撃
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

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ホイットニー・ヒューストン、
マイケル・ジャクソン、
マドンナ
大好きではなかったけど
新譜は必ずチェックしていました。
そんなひと時代を飾る
スーパースターの2人は
今はいないのですね。

洋楽を聴
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

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ニール・アームストロング船長を体験できる映画でした。

何よりも人類初の月面着陸した
有名なアームストロング船長の映画は
初めてなんですね。

NASAの宇宙開発の史実も知る事ができました。
歴史を知
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バハールの涙(2018年製作の映画)

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クルド人はイラクのフセイン政権の頃も
虐げられてきた民族。
自分の国を持たない民族。

ババールはクルド人でヤズディ教徒との設定ですが、
昨年ノーベル平和賞を取った
ナディアさんの著書「The Las
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

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見応えがあってとても面白かったです。

『ビッグ・アイズ』
と時代背景も話しも重なります。
女流がいかに敬遠されていたか。

内気で才能のある妻と
妻の才能に隠れてしまう夫。

きっと夫がノーベル文学
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ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ヤング・マルクス」(2017年製作の映画)

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先にみた
マルクス エンゲルスは
硬派でしたが
こちらはダメダメなマルクスを
描いていてえらいギャップがありました。
でもこちらの方が人間らしいのかも。。

共産党宣言からの時代が描かれていて
貧しく
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

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身体の不自由な父親と
祖母と3人で暮らすジョニーは
イギリスの片田舎で牧場を経営しています。
毎晩酒に溺れて、
行きずりのセックスで気を紛らせる日々。

ある日、ルーマニアからの移民の
ゲオルグが牧場
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マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

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マルクス エンゲルスと言えば
“共産党宣言”
中学生の頃習いました。
わたしは資本論のほうを答えるかな。

思想も哲学もうといのであまり
咀嚼できてません。

19世紀のイギリスは
産業革命後富める
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ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

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好きです。
全てのキャラクターが生き生きとしていて。

ジェームズ・アイヴォリーらしい
と言うのかな。
1世紀ぐらい前のイギリスのブルジョワや中産階級の生活が
とても良く分かります。
『マルクス エン
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PASSION(2008年製作の映画)

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面白く観られましたが、
出てくる登場人物が嫌いだし
そんな人と友達にもなりたくない
と思いました。
自分と違う種類の人間です。
こんな仲間内に身を置きたくない。。

仲間うちの男女の色恋で
パートナー
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

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トルコとの国境近くのシリアの街
コバニ。
ここはISとの戦いで瓦礫や死体が
散乱しています。
かろうじて脚や腕だった形を留めていて
頭部は切断されたのか胴体とは別れています。
亡骸は瓦礫とともにシャベ
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

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音楽もなく
ドラマチックさもあまりなく
淡々と時間が過ぎていくけど
そこが現実的でした。

「イネス、ちょっとこっちにきて
座りなさい」
的な悟しではなく
はじめは遠巻きにゆっくり近づいていって
イネ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

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これでもかというぐらいの
気まづさ、居心地の悪さを
鑑賞者にぶつけてくるあたり
『フレンチアルプスで起きたこと』
の監督さんと知って納得。。

きっかけは被害者になってしまったこと
から始まる負のスパ
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イノセント・ボイス 12歳の戦場(2004年製作の映画)

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2004年の映画てす。
1980年から12年間つづいた
中米エルサルバドルでの実話を元に
描かれた作品です。

右翼的な政府と
左翼的なゲリラの紛争の中
主人公チャバの住む街は
激戦区でしたが
人々は
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

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高齢化社会でマイナス面ではなく
なりたい老夫婦のモデルという事で
東海テレビのプロデューサーが
作った作品です。

しゅういちさんは90歳
ひでこさんは87歳
2人合わせて177歳。
2人のキャラクタ
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

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盲目や弱視の人たちが働くマッサージ店での愛と愛の飢えを描いていて
性衝動や自己顕示欲のドロドロは
目の見えない人が前提でなくても
起こり得る話しだったと思います。

小馬のエピソードは艶っぽて良いです
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人生タクシー(2015年製作の映画)

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『オフサイド ガールズ』
でもサッカーを観戦できない女性たちを
描いていてイランの自由は限られている事を世界に知らせたと思います。

本作も監督がタクシー運転手となり
乗客との会話のやり取りで知る
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

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昨年もカルフォルニアで山火事があり
死者も600人以上と大惨事がありました。

日本では大規模な山火事はありませんが
本作を観ながら思いつくのは
江戸の火事です。
江戸は長屋が多く火が付いたらあっとい
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トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

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とても良かったー。
公開時知ってましたが
観てませんでした。
当時観たらどう感じただろう。。。

時代は50年代
13歳でカミングアウトした
ユダヤ人のアーノルド。
それから20年が経ち
ドラッグクィ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

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本作は主人公のオギーだけでなく
周りの人間の心情も
描かれていて
障害を持つ子供だけが
メインでないところが
とても良かったと思います。

オギーの姉オリヴィアだって親にもっと見てもらいたかったし、
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ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~(2013年製作の映画)

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2008年にカルフォルニア州だそれまで認められていた同性婚を認めなくする
州憲法改正案を人権侵害だと訴え、
再び同性婚を合法化を目指す
弁護士、カップルたちを追う
ドキュメンタリーです。

これは面白
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山椒大夫(1954年製作の映画)

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ETV特集
キャメラマンMIYAGAWAの奇跡
を観ました。
宮川一夫の技を感心しつつ
山椒大夫というとても辛い作品を観ました。

平安時代
父親は左遷され
父親を訪ねて旅をしていた
母親と兄、妹は
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近松物語(1954年製作の映画)

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もし、おさんの兄がお金を借りに来なければ…
もし、おさんの主人がおさんの言うことを信じていれば…
もし、茂兵衛がおさんに告白しなければ…

そんな運命論的な考えが浮かんで仕方がない。
人の選ぶ道は幸福
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