みきてーさんの映画レビュー・感想・評価 - 95ページ目

みきてー

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ミスター・ヴォーマン(2012年製作の映画)

3.4

既視感のあるサイコシスもの短編だけど、ベルギーが消失した時の描写がおもしろい。

ハラがコレなんで(2011年製作の映画)

1.9

仲里依紗の演技はとてもよい。エキセントリックなキャラにぎりぎりの存在感を遺す一筋の光…

あとはもうはっきり言って全てが不愉快になる映画だった。粋、粋、と何度も繰り返される決め台詞に「一番無粋なのはこ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.3

更年期ヒステリー気味の母親描写がリアル。人によってはトラウマが誘発されるおそれあり。

mommyが母→息子の物語とするならば、これは対をなす息子→母の物語だった。
着地点が私には難解で理解しかねたけ
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.1

「間違えて2から見始めたか?」と狼狽したほど原作大前提だった。今日びパブリックドメインで快適にネットで読めるので、短編くらいは読了が求められると思われます。

ガイリッチー味は存分に出てるわりに、前述
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にっぽん’69 セックス猟奇地帯(1969年製作の映画)

3.7

せっかく登録申請したのにちんたら書いてたら一番乗りを逃した!><

中島貞夫による日本版ヤコペッティ的なプログラムピクチャ。タイトルはとてもハードコアだけど、セックスに関することはそんなに出てこない。
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モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本(2011年製作の映画)

3.6

本(ハンプティダンプティ)の擬人化の仕方が素晴らしい。天才の発想。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.2

メジャー級でよくそここまで…と唸らずにはいられないゴア描写は超超ボンクラ向け。さすがシッチェス/ポルト/SXSWでの受賞はダテじゃない。日本の・善き・ゾンビ映画が見られるなんて嬉しいよー!

原作をち
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

60歳差のラブストーリー。

好きなラストシーンは数あれど、こんなに形容できない感情が首をもたげたのははじめて。哀愁があって、ほほえましくて、爽快で、くすっとするような…好きだ~!!良い映画だ~!
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

4年前くらいから“差別”に対して自分なりの答えが出せずもやもやしている時期が続いていたのですが、この映画を見てそれの答えがやっと掴めたような感覚を得ています。おこがましくも、生きるステージが一段上がっ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

単純に面白かったし緩急のつけ方も上手くて退屈しなかった、のだけど個人的には好きなタイプの映画ではない、のだけど撮影陣の尽力を考えると低い点数は付けられない…
というジレンマ…

普通ならここでカットを
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ザ・デクライン(1980年製作の映画)

3.3

ストーリーラインは乏しく、たっぷりと流れるライブ映像を堪能していくイメージ。

BLACK FLAG
GERMS
CATHOLIC DISCIPLINE

CIRCLE JERKS
ALICE BA
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

好みとしてはやはり、冒頭の突入→爆発シーンまでのバイオレンスを延々浴びていたかったものの!(だとしたらオールタイムベスト級の1本になっていたかも)ミステリーとして十分面白かったし、客入りも相当な盛況ぶ>>続きを読む

ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)

3.8

一組の夫婦の離婚から物語が始まり、彼らの関係のターニングポイントに時間が遡っていく。
決して未来に進むことの無い時系列が、二人の関係の不可逆性を顕示してくる。切ないけどおっもしろーい。

ターニングポ
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真夜中からとびうつれ(2011年製作の映画)

2.0

毎度のごとくついていけない前衛性に戸惑うのに見てしまう、横浜監督の13分の短編。

ゆる~い暴力を振るう多部ちゃんがよいです。
宇野君の胡散臭さがよいです。
あとは…よく分かりません!

光りの墓(2015年製作の映画)

3.1

「世紀の光」は自分なりの補助線が引けてとっても良かったんだけど、これは…これは…全然分かりません!

コム●イが今作にコメントを寄せる時「私アピ作品通しで起きて見たこと一度もないんですけど~大好きなん
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世紀の光(2006年製作の映画)

3.8

基本的に内観的な映画は難しくて苦手なので、アピチャッポン監督も苦手な作風なんですが…
特集上映でにわかに盛り上がっているし、今後タイでの撮影はしないとのことで寂しい気持ちが芽生え鑑賞。

前半と後半が
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僕の彼女はサイボーグ(2008年製作の映画)

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不朽の珍作をMarkし忘れていた…!!

徹頭徹尾満ち足りた不協和音!
綾瀬はるかが一番はるかはるかしている旬を封じ込めた功績!
何度見ても「うわっ、キモ」と思ってしまうジローのエゴ!

全要素にイラ
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.5

もはや欠落しているといってもいい程無茶苦茶なストーリーに、カットインする昭和の風俗。舞台のイメージまんまが映画になってて逆に感動。アングラなパワー。
津軽弁がヒアリングできないとさらに混沌とすることで
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.4

GWは見ていなかった傑作を今さら見るぜ運動。その①

リマスター上映のこのタイミングで普通にDVD鑑賞しました。確かに食事シーンはもっと色味鮮やかなら楽しいだろうなぁという印象。しかしこれはこれでユト
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