レトロなequipmentが出てくる昔の映画がすき。
懐かしいおもちゃ箱を覗いているみたい。
へんてこな怪獣たち(着ぐるみ)。
次から次へと起こる謎の展開。
チャーミングな博士がずっとボロボロの傘を>>続きを読む
オーバーロードの、あったかもしれない真実?。なんて、
ロマンチックで残酷で、グロくてエキサイティング。
幻のような、夢を、愛してしまった。
或いは、愛していたことそれ自体が、幻だったのかもしれない。
現実から目をそらすように、虚構を愛する。
夢のまま、終わりにすればよかった。
虚しさを忘れるために>>続きを読む
ノルマンディー上陸作戦における、欺瞞作戦のあれやこれやをみられるとおもったのに、ちがった。
天を仰いで祈るチャーチル。それはすべての父のように、愛に満ちていた。
こんなにチャーミングな作品と思わなかった◎
きまぐれな好奇心であったのかもしれないけれど、彼女の心に翼を授けたのは、彼に違いなかったのでしょう。
隠されていた真実。
身勝手だけれどそれはとてもピュ>>続きを読む
他国のひとたちを虐殺するだけではあきたらず。狂っていた。狂わされてしまっていた。この国や歴史に、限ったことではなく。
いつ吐露するやもしれない恐怖より、支配することの恍惚を覚え、闇の中へとはまってゆ>>続きを読む
すれ違うふたつの心。
同じ下宿の気色の悪いストーカーが、皮肉にもキューピッド。
忙しいようで繊細に描かれた彼らのふわりふわりと漂う心も人間味たっぷりでチャーミング。
そうなんだよね、やっぱり最後に>>続きを読む
長さん似の偏屈おじいちゃんの帰郷。
閉じ込めていた苦しい過去が、ぽろぽろと溢れてくる。
憎しみの記憶は、それを知らないものにも染み込み、吐き出されて、浄化されてゆくよう。
あの時からこちらが、にせ>>続きを読む
全部、自分たちの不注意で仲間をなくしてる。
なんてため息をついていたら、してやられた。
そうだよね、そんなこと、当然だったのに。
おもちゃみたいな宇宙船にのってやって来た(連れてこられた)ちいちゃな>>続きを読む
行き場のない欲望が、滾る。
血みどろで歩く山道
奇跡の2つ星は、上へ上へと向かってゆくのに、手に握りしめた刀はキリキリと鳴いてばかり。
こんなこと、してる場合じゃないのに。
男くさいプライドなんて>>続きを読む
服を着る。なんていう普遍的な概念は此処にはない。
自己表現の一部であった、ファッションというもの。
けれど自分を殺して生きるようになってから、わたしにとってそれは身を包み隠してくれる布にってしまった>>続きを読む
理不尽な権力に潰される、尊く健気な夢。
けれど引き継がれた彼女の勇気と夢は、海を越えて何処までも。時代をも越えてどこかの誰かへと繋がってゆく。
ぴかぴかの本のにおいがふわりと通り抜け、懐かしい好奇>>続きを読む
へんてこな村。へんてこなひとたち。
此処は宵闇ファンタジー。
母の影を探してさ迷う心。
水辺にぽっかり浮かんだ、食べたら溶けてなくなってしまいそうな薄っぺらい月。
絡まない視線が、ロマンティックで>>続きを読む
海の上の孤独。大きなはったり。
ボートのトラブルに加えて独り歩きする彼のついた嘘。その罪と孤独で見えはじめる幻覚。
真実はもしかしたらもっと、利己的でプライドに埋もれたものだったかもしれない。>>続きを読む
ひとは、光を求めるがゆえに、血に餓える。
憎しみは心に深く根を張り、心を消耗させて枯れさせる。
けれど誰かがそっと、その枯れた心に水を与えてくれているかもしれない。
静かに枯れさせてと、鬱陶しく>>続きを読む
負けるものがいるから、勝者がいる。とゆうのも、負け犬の遠吠えみたく聴こえてしまうものだけれど、
続けてゆくということは、とても勇気のいること。
たとえ才能がなくともそれでも、自分の闘いを続けてゆくとい>>続きを読む
時が進むのは止められない。子どものままでいられたら、どんなに素敵だったろう。
けれど、今もこれからも、哀しみがわたしを打ちのめすことがあったとしても、大切なひとの側で此処で、生きることができるのが、幸>>続きを読む
悪意に満ちたこの世界で。常に思いやりを保っていられるには、たくさんの風船で空を飛ぶくらいの、覚悟がいるのかもしれない。
悪意に満ちたこの世界で。自分のことばかり、考えているようなひとに出会ってしま>>続きを読む
消えてしまいたいと思う理由が、自己のためなのか、他者のためなのか。
それすら見極められない場合、それでも世界は美しいと、思えるだろうか。
ふと空を見上げたら、月が綺麗だったからとか、町の灯りが瞬い>>続きを読む
弾む歌声。 ひるがえるスカート。そのもとで膨らむしっとりと強かな愛。
全てはあなたと、共に在るため。そのためならなにを削り犠牲にしてもかまわない。
消耗しながらも、その終着点にむかい生きたふた>>続きを読む
何もかもが気にくわなくて、ここは糞だめみたいだ。
一日の終わりには浴びるほど飲んで我を忘れる。
セックスは知っていても、愛を知らなかった迷える子羊。
温かかった君の手のひら。そこに流れる確かな>>続きを読む
あの風の向こうに、何が見えるのか。
じいっと見据え、別世界への扉が開くのをただ、待っている。
黒い毛の頬に流れる一筋の涙も風で飛んでゆく。
その彼だけが、世界の終焉を知っていた。
生きなければ>>続きを読む
愛すべきろくでなし。心優しきろくでなし。
どんなやつだろうと、困っているひとがいたら手をのばさずにいられない。
こんな風に生きられるのは強いから。心の奥が、とても。
守るべきものは、お金や財産>>続きを読む
あの雨の日から、人生の旅路が始まった。
友情が恋に代わり、愛に変わりゆく前に見失う。
あなたの影を追い続けるのは疲れてしまった。
けれど、もうきっと埋まることはないと思っていた心の隙間に、またあの>>続きを読む
選択肢すらも奪われたあの時代。
母に別れも告げられず、家を離れてからもう何年過ぎ去ったのだろうか。
今でも思い出すのは、夜中に聴こえる君の哀しそうな歌声と、天井7回叩く親密な音。
それぞれの想>>続きを読む
がんばっても追い付かない坂道。未来のない不倫に求める夢。雑居ビルのエレベーター前でのプロポーズ。
『Psychic』のロゴのTシャツ。
"現実"とゆう渦から抜け出せずにもがきながら、忘れ去られてい>>続きを読む
わたしの蕾を濡らして。
打ち捨てられた記憶。憎しみの過去。
これが、僕の求めている蕾だった。命の、音の聴こえる。
水。水の音。懐かしい音。始まりの音。終わりの音。
憎しみと愛が、同時に産まれる>>続きを読む
いつかのわたし。いつかのあなた。いつかの誰か。
わたしの記憶の中のあなたの時間。あなたの記憶の中のわたしの時間。
それは反復し、夢と現実の境目を失くし、引き伸ばされ、縮小されていつかどこかの貴>>続きを読む
淋しいだとか苦しいだとか。みじめだとか。
そんな思いはもうどこかへおいてきた。
ただ今をひたすらに逞しく生きる女たち。少女たち。子どもたち。
キムチの匂いのこもったパステルカラーの部屋。ピンクに照>>続きを読む
混沌とした世界は終わることはない。
たくさんの心から解き放たれそれはやがて悪魔にすらなる。
メビウスの輪のようにぐるぐる廻ってゆく。カタチや時代を変えてもそれは蔓延りつづける。
もう、わたした>>続きを読む
素敵なところだった。
現実という空間をふわふわと漂いながら、良いにおいのするほうへと足をはこぶ。
広い海を求めど、それはどこまでも四角い切り取られ限定されたプールだった。
誰かのそばにいたいと思う>>続きを読む
憎しみと哀しみが、内側から溢れてきてずっと、泣きっぱなし。
『ここは複雑な世界なんだ』
複雑にしているのは自分たちなのに。
The hate you give。
The hate we're >>続きを読む
『面白い。より、分別の方が大事なんだよ。』
マリラが言った。
わたしも遥か昔に、そんなような事をゆわれ、教室の自分の机の前に立たされていた。
フィリップス先生の哀しい表情もなんだか胸にこたえる。>>続きを読む
美味しそう。いいにおいがしそう。いい風が吹いてそう。草や木のもえたつ命のにおい。
命を頂くことのありがたさ。
誰かに与えてもらった路を同じようにただ、辿るだけでは味気ない。
自分で進むと決めた場所へ>>続きを読む
虚ろな目。襲いかかる悪夢。そこから救い出してくれたのは君だった。
ミステリアスに惹かれ合うふたりの抱えた秘密。苦しくもそれがロマンチックな煌めきに拍車をかけた。
彼女の涙は、自分のためじゃない。彼>>続きを読む
荒廃した世界が美しく見えるのは、なぜだろうか。
誰もいない。あるのは動かない干からびた身体。
増えてゆく、誰も祈ることのない穴ぼこ。
孤独な夜空に花火が上がったあの瞬間、孤独のあたたかみを感じた。>>続きを読む