このレビューはネタバレを含みます
ヘレナのキャラクター造形(美しくずる賢い金の亡者)が好きなので楽しく見れたが、自分がインディに求めていたのは『魔宮の伝説』みたいな冒険コメディであって、老境に入ったかつての冒険家が自分の人生にどう向き>>続きを読む
インディシリーズ4作目。約20年を経て作られた作品とあって、前作までにあった女性キャラ描写の古臭さはほぼ無くなっており、特に今回の女悪役・ソ連のスパルコ大佐はオタクのフェチを詰め込んだような造形で見て>>続きを読む
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インディシリーズ3作目。今作から一気にシナリオ面でもアクション面でもこなれて大掛かりになった感じがある(2作目までのツッコミどころがある雰囲気も好きだったが……)
1作目ではナチスもなんちゃってナチス>>続きを読む
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インディシリーズ2作目。インドに対する偏見を助長しそうなトンデモオリエンタル描写や、ラストで助けに来てくれる善の最強イギリス植民地軍など、今作ったら絶対に怒られそうな場面が多くて笑ってしまった。
(追>>続きを読む
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インディの最新作が公開されるとのことで、せっかくなので一作目を鑑賞。
籠の中に入ったマリオンが爆発炎上に巻き込まれるところは完全に死んだと思ったので、再会の場面をあんな尺取って描いたヒロインをこんな前>>続きを読む
ハイローで一番面白いのは最初のthe movie(無印)だと思っていたが、これはそれを超えてきたかもしれない。
相変わらず大量の新規キャラクターを投入してMVのような派手な喧嘩の画を見せる映画で、その>>続きを読む
老人ホームの入居者VSゾンビの話と聞いて鑑賞。
街の不良っぽい主人公兄弟とガチの犯罪者であるミッキーのリアリティラインの差が気になったが、おじいちゃん無双展開の満足感と、従姉妹のケイティのキャラクター>>続きを読む
カーク・ダグラス主演の古典反戦映画ということで観賞。
軍装や戦場の考証がどれほど正しいのかは自分には判断できないが、組織の醜さ・戦争の実際・そしてほんの僅かに残った人間性を巧みに描く脚本で、とても良か>>続きを読む
『天才マックスの世界』という邦題に引きずられ、本当に奇想天外でぶっ飛んだ天才であるマックスが周囲と折り合いをつけていく話かと思えば、どちらかといえば冴えない男の子がきちんと学校生活や人生と向き合ってい>>続きを読む
ウルフの『ダロウェイ夫人』を読んでから観るべき映画だったと観終わってから気付いたが、ばらばらに進んでいた複数時間軸のストーリーが徐々に混じり合い、最後には一点に収束するという、脚本のよく出来た満足感の>>続きを読む
タイトルだけは知っていた名作だが、シド・フィールドの脚本術の中で紹介されているのを見て意を決して鑑賞した一作。
時系列がどうこう…という話は事前に知っていたが、いつ誰が死ぬかわからない緊張感が常に画>>続きを読む
あらすじを読んで期待したことを冒頭10分ぐらいで完璧にやってくれる映画。
2019年の人権感覚を逆手にとってコメディーにしたような感じで(女を殴って言うこと聞かすのはアカンけど、ドMの女を殴って性的に>>続きを読む
自分は1983年8月に死んだゾランという男の生まれ変わりかもしれない、という思い込み?前世の記憶?に囚われたフランス人の男が、映像作家の女友達とともにボスニアへ旅立つドキュメンタリー風の映画。
このあ>>続きを読む
第一次世界大戦の脱走凸凹バディものか〜と思いつつ見始めたが、シュトロハイム演じるドイツ将校のキャラクターによって物語の幅がグンと広がっているように感じられた。
今更こんな名作をあれこれ褒めるのも変な感>>続きを読む
田舎の村に祖父と2人で住んでいる少年が、死期が近いのを悟った祖父から「街に行って、牛を売り、イコンと思い出の品と花嫁を手に入れてこい」と頼まれる。
↑この展開になるまでが少々冗長で、アンダーグラウンド>>続きを読む