日本でも満を辞しての劇場公開。
制作決定の発表が出てからずっとずーーっと待っていました。
一瞬たりとも目を離せませんでした。映画史に残る大傑作の一つであり、ノーラン監督の集大成とも言える作品だと思い>>続きを読む
浅野いにお先生の原作漫画が好きなのでアニメ映画化の発表を見た時は驚きました。
話は上手くまとめられていて、最後まで飽きずに楽しめたのですが、絵は個人的に漫画版の方が好きでしです。白黒で描かれた緻密な>>続きを読む
前評判が高すぎまして、ハードルを上げ過ぎてしまいました。ただ最近話題になる邦画の多くが、重たいテーマの社会派作品であったり、暗くてやるせないヒューマンドラマだったり、陰鬱としたものが目立っていた印象が>>続きを読む
素晴らしかったです。
映像美、音楽、細部までこだわって構築された世界観全てにおいて抜かりないです。被写体に対してゆっくりと寄っていく贅沢なカメラワークから生み出される没入感は、エンドロール後席を立つ>>続きを読む
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アリ・アスター版超怖いトゥルーマン・ショー
とは言ってもけっこう笑えるシーンが多かったですね。
不安症のボーが考える最悪の展開が起こり続けるというのは側からみれば中々滑稽なものです。
しかしながら3時>>続きを読む
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期待し過ぎてしまったのかもしれないです。話の展開は好きなはずなんですけど、短いスパンで話が二転三転するために、いまいち勢いに乗り切れませんでした。
サム・ロックウェルの軽いノリとキレキレアクションは良>>続きを読む
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中々重たい内容で、画的な派手さは皆無でしたが、法廷でのシーンはテンポが良いので観ていて飽きないですね。
きちんと裁判の結果は出るのですが、真実は結局見えない上に、決してすっきりと終わらないので、鑑賞後>>続きを読む
終始緊張感拭えないので、観てるこっちももう必死です。もっと大きなスクリーンで見たかった。
人間の狂気からなる戦争の恐ろしさ。
武骨なモビルスーツのデザインと、鬼気迫る戦闘描写に加えて、熱いジャズ。
全てが良い。
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完全にファンムービーでしたね。
話は期待を遥かに下回るお粗末なもので、全体的になんかダサい。見せ場は全てパチンコの演出みたいな感じ。やっぱり僕はビーム兵器でピョコピョコ撃つ戦闘よりも、泥臭い実弾戦の方>>続きを読む
主人公ベラの世にも奇妙な成長譚。
シュルレアリスム調の奇怪なデザインと実に鮮やかな色彩で彩られた地獄巡り、素晴らしかったです。
良くも悪くも今の時代にフィットした映画だったと思います。
話は凄くわかりやすく綺麗な王道展開で、おまけに勧善懲悪なので、後味スッキリ。
衣装デザイン、背景や小道具はワクワクする仕掛けが満載で、飛び出す>>続きを読む
ナポレオンという男の生涯を随分駆け足気味に、そして絵画的に描かれたなと。
冒頭の処刑台のシーンからキマってる画の連続で、それを大きなスクリーンで観るわけですから面白くない訳ないんですよ。
大砲で吹っ飛>>続きを読む
僕は好きな作品でした。
戦乱の世の大事件である本能寺の変の舞台裏を観ているようでした。
恐らく普通のドラマであるなら、曽呂利新左衛門か、茂助を中心に物語を進めていくのでしょうが、今作は登場人物それぞ>>続きを読む
大怪獣ゴジラの恐ろしさ、大きな災害とも言える実に非現実的存在に日本の政府が奮闘していく様は実に面白く、役人たちがあたふたしながら仕事をしているのはリアルでもあり、コミカルでいいんですよ。
ゴジラの設定>>続きを読む
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逃げて生き残った男が、突如現れた新たな脅威に対し、生きる為に抗うという流れは王道で良かったと思います。
今作はゴジラがとにかく良かったです。放射熱線を放つシークエンスは撃鉄のようで、押してはいけない>>続きを読む
実に重厚な作品で、3時間越えの長尺であるものの、その長さは全く気にならなかったです。会話のテンポと、冒頭から続く不穏な雰囲気と緊張感のお陰で、飽きることなく映画に没入できました。
人が死ぬシーンが実に>>続きを読む
またまたジョン・ウィックが過去の友人知人に迷惑を掛けまくる。
アクションシーンは凄いはずなのに眠くなる変な映画でした。誰かのプレイしているゲームを見ている感覚に近いと思います。
全てのアクションシーン>>続きを読む
初めて黒澤明監督作品を観ました。話の内容は今見ると凡庸に感じてしまいますが、台詞回しと、画の構図がむっちゃカッコいい。
ドウェイン・ジョンソンの筋肉以外普通。
ピアーズ・ブロスナン演じるドクターフェイトは好きでした。
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豪華俳優陣をこれ程までに贅沢に起用するとは。ウェス・アンダーソン特有のレゴで作ったかのようなセット、カメラワーク、テンポの早い会話で観る劇中劇の劇中劇。作品の構造が少々複雑な上に、オチが掴みづらかった>>続きを読む
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予告だとグロテスクでショッキングな映像が目立っていましたが、これらはあくまで世界観、今作の背景、映画のテーマを視覚的に表現する要素の一つに過ぎず、物語自体は中々骨太なSFサスペンスでした。人間の進化は>>続きを読む
鳥山明の秀逸なキャラデザ、メカニックデザインがスクリーンで動くんですから、ワクワクしないわけがないんですよ。
ただ今回の作品は良くも悪くも子供向けなのか、説明描写が多いからなのか、途中で退屈してしま>>続きを読む