メルさんの映画レビュー・感想・評価

メル

メル

時間と空間を飛び越えて入り込める作品が好きです。
素晴らしい映画の感動をレビューを通して共有したいと思います。宜しくです!

映画(366)
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.2

何を書いてもネタバレになりそうなんですが、兎に角引き込まれました。

盗んだスマホが鳴り出しだ時はこっちもドキッ‼︎としてしまった。

教訓としては、例え愛人が同乗していても「交通事故を起こしたら先ず
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

3.7

スペインのアルモドバル監督の常連ロッシ・デ・パルマを目当に鑑賞。

豪華なディナーに招いた客は12人なのに先妻の息子が突然現れ、13という不吉な数に。女主人のアンは数合わせの為にメイドの1人をそこに加
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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.8

フランス、ブルゴーニュ地方のワイン畑を相続した兄、妹、弟の3人。

父との確執から10年前に家を出た兄。
ワイン造りの才能を持つ妹。
義父母との関係に悩む弟。
父親を亡くした後の3人が初めて力を合わせ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.7

1973年に実際にあった世界一の大富豪の孫息子の誘拐事件。

どの辺が事実でどの辺が脚色か気になる所だけど、作中で描かれるゲティ爺ちゃんのケチっぷりの数々は本当にあった事らしい。

凄いのは身代金は税
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

こんなストーリーだったとは…。

スペイン内戦後のフランコ独裁政権下、少女オフェリアの母親は暴力的な大尉と再婚した。

ある日、おとぎ話の好きなオフェリアの前にクリーチャーが現れ、3つの試練をクリアす
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イーダ(2013年製作の映画)

4.2

修道院で育ったアンナ。
修道女として生きる前に自分の出生を知るために外の世界に出る。
初めて会う叔母、彼女から聞かされる両親の秘密。

モノクロ画面と少ない会話ながら登場人物の心情がよく理解できる見事
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運び屋(2018年製作の映画)

4.2

家族をないがしろにして、外で認められることに人生のほとんどの時間を使ってしまった男。
それでも良いじゃないか、彼は彼でやりたい事のために一生懸命生きたのだから…と思ってしまう。
人生の最後にちょっと道
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私の秘密の花(1995年製作の映画)

3.8

ペドロ・アルモドバルの比較的初期の作品。

どの画面にも必ず登場する赤色、ポスターの様に計算された色使い。

ペンネームで極秘にロマンス小説を書いているレオの本はベストセラーを記録するが、彼女の私生活
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

娘を殺された悲しみが怒りに変わり、それが心の中で大きな塊になってしまった母親。
その塊は誰もほぐしてあげられない。
犯人を逮捕できない警察署に火を放っても彼女の心は晴れない。

多分、堕ちる所まで堕ち
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

25歳で現実の外の世界があることを知った青年ジェームズ。

両親やカウンセラーは彼のためを思いあれこれと提供するけれど、彼の心は幼い頃から夢中で見ていた着ぐるみのブリグズビー・ベアの事で一杯。

色々
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.5

ジャック・ニコルソンの歌う「ラ・ヴィ・アン・ローズ」(バラ色の人生)を聴くためだけに…。( 村上RADIOでチラッと流れていたので )

恋の相手は30歳以下の女性だけと決めている63歳のリッチな男が
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死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

4.0

死刑執行人と言われたナチスドイツ第3の男ハイドリヒ。
彼は早々にある人物によって殺害されてしまいますが、それからが大変です。
一体誰がハイドリヒを暗殺したのかゲシュタポは躍起になってプラハ市民を拘束し
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白夜のタンゴ(2013年製作の映画)

4.0

ラ・クンパルシータのメロディが流れ「タンゴの発祥はフィンランドだ」と言うアキ・カウリスマキの言葉からこのドキュメンタリーは始まる。

それを聞いたアルゼンチンの陽気なミュージシャン3人組は冗談じゃない
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アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.8

ブルーノ・ガンツの訃報を知り夜中に見直した。

ヴィム・ヴェンダース監督作。
原作は「太陽がいっぱい」のパトリシア・ハイスミスなので、その後のトム・リプリーとしてヨーロッパで作らせた贋作をアメリカで売
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或る殺人(1959年製作の映画)

4.3

オットー・プレミンジャー監督で音楽担当がデューク・エリントンと来ればそれだけで最高!って思っていたら、何ともセンスの良いオープニングロールが…デザイナーはあのソール・バスでした。

妻をレイプされた男
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エレベーターを降りて左(1988年製作の映画)

3.7

パリのアパルトマンを舞台にしたドタバタ系喜劇。

エレベーターを降りて左側には画家イアンの部屋がある。
その右隣の部屋は魅力的なエヴァと嫉妬深いボリスのカップル。このふたりが兎に角はた迷惑なのです。
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メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

3.4

亡くなった妻が忘れられず妻への手紙を瓶に入れて海へ流した男。
浜辺に流れ着いたその手紙を拾った女は新聞社で働くシングル・マザー。

手紙は社内で話題になり、女は手紙を流した男を探し出すことに。
男は海
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トリコロールに燃えて(2004年製作の映画)

3.7

上流社会の自由奔放な娘ギルダはイギリスで貧しい大学生ガイと知り合う。
その後パリで再会したふたりはスペイン内乱から逃げて来たミアと共同生活をするが、スペイン内乱は激しさを増し世界は第二次大戦へ突入して
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

この作品が上映される少し前にBSでアームストロング船長の特集をやっていた。

アポロ11号の3人の飛行士は司令船に1人、2人が着陸船に移る。
そして着陸船が月に到着した時誰が先に外に出るのか。
一番最
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白と黒のナイフ(1985年製作の映画)

3.5

先日ゴールデングローブ賞を受賞したグレン・クローズ。
彼女の若い若い頃の主演作品。
相手役のジェフ・ブリッジスも勿論若く、彼のこんな爽やかな笑顔は見たことが無いというくらいフレッシュ。

資産家の孫娘
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.5

トランプ大統領が度々問題にしている「メキシコとの国境から入って来る不法入国者たち」。
国境付近に住む男はそれを阻止するために凶暴な犬を相棒にして、不法入国者を見つけ次第片っ端から撃ち殺して行く。

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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.2

キリアン・マーフィの久し振りの主演作というので大分前から気になっていたのですが、テーマからして重めの内容なので気力と体力がある時じゃないとと思い今に至りました。

結論から言うと素晴らしい作品でした。
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.7

19世紀のイギリスで実際にあった連続猟奇殺人 '' 切り裂きジャック ''は一体誰か。

犯人として浮上した4人の男 ( その中にはあのカール・マルクスも…)
捜査に当たるのは刑事キルデア( ビル・ナ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.8

犬の健気さと可愛さを知っている者としては見るのが辛い場面が多いだろうな…とずーっと避けていたんですが、とうとう観てしまいました。

かつての飼い主との再会を願いながら輪廻転生を繰り返して、色々な人生な
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.2

オットー・プレミンジャー作品というのと、皆さんの評価が高いのでずっと気になってました。
オープニングの斬新さからラストまで見事なデザインとよく練られたストーリーでとっても面白く、見入ってしまった。
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まともな男(2015年製作の映画)

3.8

比較的善良なトーマスは面倒な事が苦手で事なかれ主義、反抗期の娘にも核心に触れることはしないで「まぁ、まぁ…」と軽くいなしその場を丸く収めてしまう。

家族のバカンスに上司の娘ザラも連れて行くが( 上司
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.9

頭脳明晰な学者なのに大学側の経費削減で職を失い不遇な日常生活を強いられる教授たち。
その集団が専門知識と技術で良質の合法ドラッグを作りお金儲けする。

イタリアでは不況の煽りを受けエリート研究者達でさ
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.6

ゲーム好きなカップルが突然シリアスなトラブルに巻き込まれて…。

予告ではもう少し弾ける笑いを期待していたんですが、犯罪の匂いがしてからやや方向がずれた様な、笑えないギャグの様に思えた。

それでもレ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

シリアで家を焼かれ家族を亡くしたカーリドが逃れ逃れてフィンランドに辿り着く。

彼は入国管理官に言う「この国は皆んなが平等で優しい人が多いと聞いた。戦争のないこの国に住みたい」と。
でもフィンランドに
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ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.9

ニューヨークの投資会社で秘書として働くテスは上昇志向の持ち主で努力家、でも所詮秘書は秘書、昇進は全く望めない。

新しく彼女の上司となった女性はテスの意見を積極的に聞くふりをして彼女のアイデアを自分の
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.3

何度も見てるのにレビューが書けずにいる作品があり、これもその1つ。

誰もが一度しか経験することが出来ない人生の中では皆んながビギナー。
失敗したって違うやり方でいつでも再出発すれば良い…と言われてる
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.9

片目のクボが三味線をかき鳴らすと折り紙が動き出し、落ち葉が船になる。
幼子のクボを守るため父は命を落とし、母も又彼を守るために…。

世話焼きのサルと陽気なクワガタに助けられながら最強になるための3つ
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裸のキッス(1964年製作の映画)

3.7

1964年のサミュエル・フラー監督のモノクロ作品。

原題の''The Naked Kiss'' とは作品中で説明しているけど娼婦たちの隠語で、キスで分かる相手の変質性を意味するらしい。
Nakedと
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白いドレスの女(1981年製作の映画)

3.6

脚本家としても活躍するローレンス・カスダン初監督作。

不倫相手に夫殺害を依頼し…というのは今では良くある話。

弁護士役のウイリアム・ハートは未だ若くて髪も薄くないし、これがデビュー作というキャスリ
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抱擁のかけら(2009年製作の映画)

3.6

美しすぎて愛されすぎた女は罪作り…という事でしょうか。

盲目の脚本家ハリー・ケインはかつて映画監督だった。
彼が「謎の鞄と女たち」というコメディ映画の撮影で出会ったレナは有名実業家の愛人。

14年
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

若き日のダンブルドア(ジュード・ロウ)とグリンデンバルド(ジョニー・デップ)の秘密が明かされる。

前作のラストに出て来てからジョニー・デップのミスキャスト感が強かったのですが、これはJ.K.ローリン
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