メルさんの映画レビュー・感想・評価

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モンテ・クリスト伯(2024年製作の映画)

4.2

「復讐では無く正義!」この台詞は刺さる。

ハラハラ、ドキドキの3時間で大満足。
学校の図書室にあった「巌窟王」はフランス文学の金字塔と言われている「モンテ・クリスト伯」で、今回新たに映像化された。
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歌え! ジャニス★ジョプリンのように(2003年製作の映画)

3.6

Filmarksをやっていると、昔映画館で観たのにすっかり忘れてる作品に出会って嬉しくなることがある😃

これはその中のひとつで、ジャニス・ジョップリンの名前に惹かれて観たけど、俳優や監督の名前は全く
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ベルナデット 最強のファーストレディ(2023年製作の映画)

3.8

フランスのシラク大統領婦人、ベルナデット・シラクをカトリーヌ・ドヌーヴが演じる。

夫の成功のためにあれこれ手を尽くすも、家族はじめ周囲から疎まれる存在の彼女だったが、アドバイザーとして雇われたニケ(
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白と黒(1963年製作の映画)

3.9

冒頭から人妻が不倫関係にあった若い男に殺害される。
しかしその直後に、その家から宝石を盗んだ前科者が犯人として逮捕された。

犯人は「宝石は盗んだが殺人はしていない」と強く主張する。
その犯人の弁護に
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シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.5

ダニー・ボイル監督作でユアン・マクレガーが出ているだけで、どうしても所々でこの後に公開された「トレイン・スポッティング」が頭をよぎる。

ルームシェアで仲良く暮らしていた男女3人が4人目の同居人を招い
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ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家(2024年製作の映画)

4.5

素晴らしいドキュメンタリーだった。

ミシェル・ルグランといえば数多くの映画音楽の作曲者としてしか認識してなかったが、予習のつもりで前日にSpotifyで聴こうとしたら何とジャズのトリオを組んでスタン
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第10客室の女(2025年製作の映画)

3.3

女性ジャーナリストでも真実を伝えるためには人並外れた身体能力が無いとダメだということ。笑

豪華ヨットというある種密室の中で起こった異変。
外は冷たいノルウェーの海が広がり、デッキに吹き付ける風も冷た
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アーサーズ・ウイスキー(2024年製作の映画)

3.6

先月に観たまま放置していたけど、突然のダイアン・キートンの訃報に触れて。

昨年発表されたこの中のダイアン・キートンは相変わらずの帽子、パンツルック、ロングコートに太いベルトと、定番のダイアン・キート
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元大統領危機一発/プレジデント・クライシス(1996年製作の映画)

3.8

懐かしくも面白いアメリカンコメディだった。
犬猿の仲の元大統領2人が無実の罪で命まで狙われて、何とかホワイトハウスまで無一文で辿り着けるか...という話。

共和党の元大統領はジャック・レモン、民主党
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レッド・ツェッペリン:ビカミング(2025年製作の映画)

4.2

音楽映画はやっぱり劇場で観たい😃

ロバート・プラントのあの声と、ジミー・ペイジの神がかった当時の演奏を劇場で聴けただけで👍

満席状態の客席は7割以上が前期高齢者と思しきおじ様方で占められていました
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墓泥棒と失われた女神(2023年製作の映画)

3.7

笑える場面は殆ど無くコメディの分類ではないと思う。笑

原題のLa chimera は幻想(キメラ)という意味らしい。

失踪した恋人、あの世との繋がり、古代の墓を発見できる特殊能力、闇のアート市場
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ノベンバー(2017年製作の映画)

3.5

蘇る死者、魔女、悪魔との約束、中世風の世界が広がり、貧困、寒村、泥臭さのオンパレード。

それに対比するように、お伽話風に作り込まれた画面は美しい。
白黒作品ならではの美しさが光る。

この監督の「エ
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.9

ロバート・レッドフォードの訃報に触れて。

アメリカのニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件について、殆どのメディアが沈黙する中、ワシントン・ポストの若手記者2人(ダスティン・ホフマン、
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ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.7

画家サルバドール・ダリの晩年の様子をベン・キングスレーが演じる。

ポスターを見る限りはベン・キングスレーそのままじゃん!と思っていたのですが、時折見せる目の動きなどは奇人ダリの雰囲気が出ていた。
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お坊さまと鉄砲(2023年製作の映画)

4.0

面白かった。 程よくコメディなところが良い。

ブータンの国王が退位して民主制に移行するので、ある村で選挙の練習をすることになった。しかし、それまで平和に暮らしていた村人にとって支持する候補者の違いで
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ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝(2018年製作の映画)

3.8

この秋クレラー・ミュラー美術館が所蔵するファン・ゴッホの絵画をメインとする絵画展が神戸、福島、東京で開催される。
2028年まで前期と後期に分けてそれらの都市を2周するらしく「大ゴッホ展」と名前が付い
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ブライアン・ウィルソン ソングライター ザ・ビーチ・ボーイズの光と影(2010年製作の映画)

3.8

今年6月に82歳でこの世を去ったブライアン・ウィルソン。

ビーチ・ボーイズの初期のヒット曲から当時の映像と共に、彼らの曲にとても詳しい方々によって語られる3時間。
ブライアン本人のコメントは無い。
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ハウス・バイ・ザ・リバー(1950年製作の映画)

3.9

ずっとクリップして待っていたフリッツ・ラング、皆さんのレビューで気が付きました。レビューをあげてくださった方々に感謝です。

プライドばかり強くて小説家としての実力の無い兄と、その兄を常に影で支える弟
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

3.6

エンツォと名付けられた犬が飼い主と過ごした年月を振り返り犬目線で語る話。

小説を基に作られたようですが、わざとらしい展開が幾つかあったのが残念。

しかし主役のエンツォの演技は素晴らしいし、飼い主役
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魂のまなざし(2020年製作の映画)

3.9

フィンランドの画家ヘレン・シャルフベックのある一時期を描いた作品。

若くして画力を認められ当時まだロシア領だったフィンランドからパリ、イギリス、イタリアへと奨学金で旅した彼女だったが、自分の療養と母
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夏の嵐(1944年製作の映画)

3.8

ダグラス・サークお得意の恋愛ものではあるけど、原作がロシアの文豪チェーホフの「狩場の悲劇」というのがポイント。

ロシア革命前のウクライナ、ハルキウが舞台。
貧しさから抜け出すため、女としての武器を存
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僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)

3.9

珍しいダグラス・サークのコメディ。

孤独な富豪老人は莫大な遺産を未だ会ったことも無いある家族に渡そうと考えていた。
それは彼が若い頃に恋をして振られてしまった女性の遺族(娘家族)だ。

彼は自分が成
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劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(2025年製作の映画)

3.9

PG12指定というので、お供で劇場へ。
全くの初心者ですが充分に楽しめました。
台詞で状況や過去を説明してくれ、迷子にならない様に作られている。逆を言えば知り尽くしてる人には退屈?

時代設定もあり、
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わたしは目撃者(1970年製作の映画)

3.7

カトリーヌ・スパーク目当てで観たのですが、何と監督は「サスペリア」のダリオ・アルジェントだった。

1人の男が電車事故で死亡して、彼の勤務する遺伝子研究所に焦点が当てられる。

事故死では無いと気づい
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.8

介護の総合ビジネスで勝ち組{?)となった女(ロザムンド・パイク)の話。

医者と施設とも結託してるんだから正真正銘の総合ビジネスというわけだ。笑

認知症になった老人の法廷後見人という地位を利用して財
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コンパニオン(2025年製作の映画)

3.8

日本では劇場公開されてない作品らしい。

「スリラー」となっていますが、最近よく見かける恋人ロボットを題材にしたSFコメディ。
原題の通りコンパニオンです。

自分を人間と思い込んでいるアンドロイド
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.0

ずっと気になってたファスビンダー作品をスクリーンで観る💕最終日に滑り込み。

時代は1970年代前半のドイツ。
モロッコからの外国人労働者の男性と、一人暮らしで掃除婦をしている初老の未亡人との愛の話。
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F1®/エフワン(2025年製作の映画)

3.8

人生で何度目かの4DXで鑑賞。笑

デイトナ24時間レースからのオープニングは切り口としては最高でした。
年齢を重ねたブラット・ピットが渋くて、カッコ良く見えました。

しかし本編に入っていくとストー
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かたつむりのメモワール(2024年製作の映画)

4.8

アダム・エリオットの長編新作をスクリーンで見られることに心から感謝する。

私が「メアリー&マックス」に出会ったのが2015年(日本公開は2011)なので、10年間待ち続けた作品という事になる。

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女性上位時代(1968年製作の映画)

3.6

ポスターや題名から思い描いていたものとはちょっと違った作品でした。

若くして未亡人になった主人公は夫にSM趣味があったことを知り、自分もそれに付いて書物と実践で学んでいくというエロティック・コメディ
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.7

第二次大戦中、ドイツ軍に偽の機密情報を掴ませて連合軍勝利の足掛かりとなった実際の「ミンスミート作戦」の話。

何から何まで嘘なわけだから、相手が完全に信じ込むように、完璧な準備をしていく段階が面白い。
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.5

「荒野の用心棒」から始まり数えきれないほどの映画音楽のヒットを生み出したエンニオ・モリコーネ。

彼自身の語り口を聞いてるだけで、勤勉で真面目な人柄が窺える。

母親から「美しい曲を書いて」と言われ、
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めぐり逢う朝(1991年製作の映画)

3.8

17世紀末から18世紀のフランス、ルイ14世の宮廷音楽家として実在したマラン・マレ( ジェラール・ドパルデュー)の回想から物語は始まる。

成功をおさめて宮廷楽団の指揮者となったマレは、若い頃にヴィオ
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ショータイム!(2022年製作の映画)

3.7

経営難に陥った酪農家の3代目が納屋をキャバレーにして、一旗あげる話。

実話から生まれた映画であり、表題にもあるように「フレンチ人情(ここ大事)エンターテイメント」となってます。

祖父の代からの酪農
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科学者の道(1936年製作の映画)

3.7

近代細菌学の開祖と言われるルイ・パスツールが、狂犬病のワクチンを開発するまでの話。

パスツールの名前は知っていても詳しくはなかったので、青少年向けの偉人伝の本を読む感覚で楽しめました。

ワインや牛
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国宝(2025年製作の映画)

4.2

とても良い作品でした。

今、京都、奈良、大阪の博物館、美術館ではこぞって国宝展をやっていて、先月、奈良でその名も「超 国宝」展を見てきたばかりで今のマイ・ブームは国宝😃

歌舞伎というある種特殊な芸
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