golさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.5

2月に鑑賞し、原作を読んだ上で再鑑賞。

何だか、歳を取るに連れて、同じ作品を映画館で複数回観る、という事が多くなってきている。

これまでは初見時の印象を損ないたくない、という思いから、2回目の鑑賞
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

「死者だけが戦争の終わりを見た」

死なない限りは、大なり小なり、程度の差こそあれ、常に「争い」には晒されている。

その最小単位を表していた、
「イニシェリン島の精霊」を今作を観た後にふと思い出した
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

自分が劇中の場所に訪れた時は、目の前にはきっとこの景色が見えるんだろうな。

映画を観る時は、自分の生活との多少の線引きをして観ているけれど、今作は限りなく地続きな印象を受けた。
かと言ってドキュメン
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.3

これが最悪なら、大抵の人は最悪だよなw

いつまでたってもうまくコントロール出来ない自分自身とは、いつだって何とか付き合っていくしかない。
どうしようもならない事はあるけれど、同時にどうにかなってしま
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

な、何の話やねん、、、

でも不思議な魅力に溢れた作品。

「裂ける」って痛さ表現のベストだw

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.2

なかなかレンタル回ってこなくて観れなかったけれど、ようやく鑑賞。

とてもミニマルな舞台立てなのに、潤沢な映画的快感。
映画の可能性って本当に無限大だなぁと感心しきりでした。

尺の短さはとってもあり
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

これは映画館で観たかったなぁ、、、
これをスクリーンで観たら、どんなに興奮したかと。

すんごい面白かったし、非常にリッチな映像美。
かつとても変な映画。

今年はレビューも含めて、
映画フィジカルを
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.2

公開当時、自分はこの作品が嫌いだった。
赦されてたまるかと。

今になって観たからといって、石田のした事は赦されて良いとは思わない。

でも、生きてては欲しいなとは思う。


どんなに話しても分かり合
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

色々とくすぐりがあって楽しんだ部分はあったんだけども、ハードルをかなり上げてしまったせいか、ボルテージが上がり切らなかったもんで、「プロメア」を観てボルテージを上げようと思いますw

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

承認欲求というのはやっかいなもので、ある行動が自己満足と本人が思っていても、もしくは思いたくても、その動機には意識的であれ、無意識的であれ、必ずついて回る。
この事は大抵の人に当てはまり、誰しもがあま
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.7

うーむ、今までむ観たイーストウッド作では一番ハマらなかった、、、

イーストウッド作は毎回声高ではないけれど、イーストウッドの教示めいたメッセージが感じられたんだけど、今作にはあまり感じられず、、、
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タルーラ 彼女たちの事情(2016年製作の映画)

4.2

今作を観て思ったのは、「ダメさ」をジャッジしない、させない映画というのは意外と少ないんじゃないかなぁと思ったり。

例えば今作の結末が、赤ん坊の生死に関わってしまった場合、観客にジャッジを強いてしまう
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

4.0

カーワが相棒に対して下した判断の理由というか動機は、裏切りに対する怒りによるものなのか、それとも信頼を得る為になのか、、、?

隊長がアラン・カミング似で、行動も含めて好きだったなぁ。

隊員それぞれ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.4

なるほどすげぇ面白い。

ストップモーションアニメだからとか、ほぼ自主制作で云々って付加価値つけなくても、しっかりと映像作品として仕上がってて、続きが気になるなぁ。

アマプラを契約するしか観る方法は
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

う〜ん、面白くなかったっていう訳じゃないんだけども、これってこの作品単体では果たして優れた作品なのかなぁ?っていう疑念が頭から離れない。

サム・ライミらしい演出が満載で、「MCUにしては」斬新な演出
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

うん、まぁそうなるわなぁって過去のあれやこれを思い出しながらw

でも、楽しいから仕方ないよねw

また皆んなと普通に飲める日を夢見て。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.3

もう、ロザムンド・パイク劇場って感じでw

こんなにセンシティブなテーマなのに、
中指立てて、唾吐かれても、
何だかもうイイっす、となっちゃうんだから、
彼女はもう、
こういう役柄ばっかりすれば良いの
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

映画というおもちゃで、無邪気に遊んでいた頃から少しだけオトナになって、間違った使い方をすると怪我をすることもある、という事も分かってきたエドガーくんw

この作品は劇場で観るべき作品だったでしょうね〜
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エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.5

紀里谷和明の上位互換って感じかなぁ。

やってる事がいちいち外連味溢れててカッコいいんだけど、それが続くし、単調だから、飽きちゃったw

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

誠実で正直で平等でとても気持ちの良い作品だったな〜。

ハンディキャップって何だっけ?

丁重に扱う事は、ある意味偏見でもある。

この位正直でデリカシーのない方が、
とても誠実だと思います。

先生
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.8

劇場で2回、レンタルで1回。

様々な人達のレビューを拝見した上で、
それでもこの作品は支持したい。

これは細田守という一人の人間の、
世界に向けて、特に未来を担う子供達に向けての「願い」や「希望」
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.0

うーむ、自分はやっぱりこういう人は赦す事が出来ないなぁ、、、

「聲の形」と同じく、謝る位ならやるなよと。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.4

今までに観てきたアニメで好きな作品は、アニメならではのワンダーに満ちた作品達で、そのワンダーは実写に置き換えが効かない、もしくは実写にしてしまえば途端に白々しくなってしまう、だからこそアニメにはアニメ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

現在、映画館でも上映しているので、劇場で観ようかなとも思いましたが、自宅で鑑賞。

どうでも良いですが、西島秀俊って年々土佐犬みたいな顔になってきてるなぁとかw

濱口監督作はお初なので、この飄々とし
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.1

「ザ バットマン」を観たという事で久々に。

流れで「ジョーカー」も観たかったんですが、配信終わってました、、、残念。

面白かったです。

散々語り尽くされてますから、今更ですけどねw

こういう映
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

しばらく映画館での視聴を自粛していましたが、どうにも我慢出来なくなり、予防対策をしっかりとして鑑賞に臨みました。

ん〜、、、色々と惜しいなぁというのが正直な印象。
様々な方のレビューを読んで、補完し
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.9

返却期限日の朝8時から観始める事になった為、やむなしと1.5倍速で観ましたが、うん、それが功を奏したかもとw

話がサクサクと進み、最終的には色んな意味でサッパリとキレイにw

ステイサムの無双感はや
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

う〜ん、ちょっと期待し過ぎたかなぁ。

でも、真相が露わになった時はなかなかにアガったりも。

そして空腹に負けて食事しながら観た事をちょっと後悔w

少年の君(2019年製作の映画)

4.6

個人的には見事な作品だと思います。
映画としての完成度が非常に高い。
良い作品とはあそこがどうとかではなく、
ただただ引き込まれて目が離せなくなるんだなと改めて感じました。

いじめがどうとか、優劣が
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.4

石井裕也監督作品は好みが分かれると思う。

実際自分も積極的には観ようとはしない。

例えば何気無しに手に取って、誰の作品かを観た時に、石井裕也監督作品だと分かると、棚に戻してしまう。

嫌いという訳
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.2

ガンモもそうだったけど、ハーモニー・コリンは動物の扱いがなかなかハード。

観る人によっては結構ショッキングに映るかも、、、


それはさておき、ハーモニー・コリン作品、
別にファンではないけれど、本
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

よっぽど合わなかったんだろうなぁとw

まぁ、そんだけで片付けておきますw

サイテーでした!

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

男性である故に、彼女達の気持ちには完全には寄り添えないし、寄り添おうとする事に、本人にはその意思がなかったとしても、女性からは性的な搾取の加害者と見られる可能性がある。そして自分がそうしないとは100>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

恐らく今作の背景にあるであろうレイプ事件、映画内でも描かれる事自体はそこまで稀ではなく、誤解を恐れず言えば、男性として、そういった行為自体には嫌悪感はありつつも、性的な意味では少なからず興奮を覚える事>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

割としっかりと楽しめましたw

色々と辻褄が合わないのは優しい気持ちでスルーしてあげましたw

にしても、ガエル・ガルシア・ベルナルってあんなにカッコ悪かったっけ?
身体のバランスが何かダサいw

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.1

特別トーキングヘッズが好きとかではなくても、これだけのパフォーマンスをライブ出来るってだけで圧巻ってなもんです。

でも、こういう作品こそ良い音響の劇場で観るべきなんだろな〜、、、

田舎はツライぜw