Mharaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Mhara

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時々、私は考える(2023年製作の映画)

3.3

デイジー・リドリーが職場での自分すぎた。

ロバートは映画の本質を分析するのが好きなようだが、この映画の本質は「やめよう社内恋愛」だろうか。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.0

アニメーションとしてのクオリティの高さは流石の一言。
ただ、当たり前だがライリーと自分は違う人間すぎるので飲み込みづらい点も結構あり。

13歳の時の自分はライリーよりかなりクソ野郎でした。

仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作。

特にデイブレイクのキャラクターが非常に良かった。
20年間かつてのパートナーを想い、後悔の念に囚われ続けた宝太郎。
そんな彼が後悔の感情から解放される瞬間はライダー映画史に残る名場面が生まれ
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爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON! プロミス・ザ・サーキット(2024年製作の映画)

3.0

TV未見で鑑賞。
戦隊の映画はレッドを軸にした作品も多いが本作はブンブンジャーという戦隊を軸に置いている。
初見にも各キャラの個性特性がわかりやすく導入としてかなり良かった。

ただ、ゲストヒロインに
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カミノフデ ~怪獣たちのいる島~(2024年製作の映画)

3.5

令和に大変素晴らしい物を見せて頂きまして…と言わざるをえない。

人間ドラマ部分の可愛らしさに苦笑しつつもこのフェティッシュさには抗えませんって。

釈由美子がマンホールか機龍で戦うか斎藤工がウルトラ
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メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

1.5

「こんな映画にマジになっちゃってどうするの?」という作り手の挑発にあえてのりたい。
出来云々は別に嫌いな映画だ。

実際の事件の関係者の気持ちがわかるなどというつもりはないが配慮というより労りの気持ち
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

2.5

原作とは異なり、宮沢りえのアイドル映画…なのだが、現代的な視点で見るとかなり辛い映画。
ただ、宮沢りえという役者を追うという意味では必見だろう。

ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.8

こういうので良いんだよこういうの映画。

グレン・パウエルの不快感を感じさせない下心のある笑みはズルい。
あれは気を許しちゃうよ。
デイジー・エドガー・ジョーンも知性と美貌が備わっているのがズルい。
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.7

勇敢な婆さん
狂人のようでカリスマ性と観察眼を備えた敵ボス
ギョっとしてしまうカーアクション

一作目から素晴らしく面白いのがマッドマックスのいいところ
トゥーカッターらが出ているシーンは常時ワクワク
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

初めてゴジラがカラーで登場した作品。
ムチムチになったゴジラのデザインは実に良い。対してキングコングはいくらなんでも不細工すぎやしないか。

「ゴジラの方がキングコングより強いに決まってる」という東宝
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告白(2010年製作の映画)

3.5

今見ると生徒たちがとにかく豪華。
中でも橋本愛の輝きぶりはちょっと異常なほど。
橋本愛だけで2億点くらいの価値がある。

ただ残念ながら演出はあまり好きになれない。
これにノれたら良かったのに。

もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

3.1

個人的にはもうちょい馬鹿映画に振り切ってくれた方が好みだが石田三成の解釈が良かったので肯定したい。

大河ドラマファンとしては秀吉が竹中直人なのを楽しみにしていたが、それ以上に土方歳三のサプライズが嬉
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あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.5

近年の清水崇作品は「……あのさあ」となることが多かったが本作はかなり楽しかった。
さなちゃんが前向きなのがよい。

個人的に本作で一番よかったのは早瀬憩が手を繋ぐシーン。
トキメキですわ。

それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン(2024年製作の映画)

3.0

人生初の映画館でアンパンマン体験。
アンパンマンの圧倒的なヒーローぶりと頼れる仲間たちに頼もしさを覚えつつも、この映画の主役は何と言っても、ばいきんまんだ。
ばいきんまんの不屈ぶりに思わず泣いてしまっ
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.0

旧作の細かいネタを拾いつつも現代的なドラゴンボールをやってくれた秀作。
ドラゴンボールはバトルと並んでキャラクター描写が優れた作品だが本作もしっかりとそのエッセンスを受け継いでいた。

生き生きとした
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

史上初の怪獣VS怪獣をやってのけた映画である事でも有名だが、クライマックスの航空機VSゴジラという図式は2023年の最新作ゴジラ-1.0にも多大な影響を与えている。

ドラマパートも割と楽しめるのだが
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フェラーリ(2023年製作の映画)

2.7

アダム・ドライバーの名演が光ったが、フィアットの傘下に入るタイミングなど映画的な改変がやや気になった。
この映画にオッケーを出したフェラーリ社の度量が一番素晴らしいかもしれない。

エンツォは人間とし
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マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年製作の映画)

4.0

東映動画が超人気アニメ「マジンガーZ」の続編である「グレートマジンガー」お披露目のためにしかけたメディアミックス映画。
この映画のマジンガーZは新たな強敵、戦闘獣に敗れグレートマジンガーの強さを引き立
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

2.7

頭カラッポで見れるアクション映画は良い
あなた誰?というキャラクターが多いのが気になる

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲(1988年製作の映画)

1.6

スケバン刑事Ⅲの良い点といえばアクションを頑張っている事と三姉妹の関係性なのだが、本映画はⅢのよい部分をすべて放棄している。
歌がいいくらいしか評価できる点がない。残念。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.1

わかりやすく楽しめる映画
2人の女を見る限りダンの好みもわかりやすい
餌にやられた鈍いハゲワシの兄貴はご愁傷さま

ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

3.3

いい話で涙腺も何度か刺激されたが所々で冷めてしまう場面があった。
音楽の使い方と過剰な芝居がどうしても違和感があってのめりこめなかった。
もう少し観客を信じてもよいのでは?

ただ、昭和感を見事に再現
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

傑作の漫画を見事に映画化できている。
テンポもよく説明が不足している要素もない傑作。
一番褒めたいのは藤野と京本の演技、完璧に近い。

マッチング(2024年製作の映画)

1.5

マッチングアプリ会社への偏見と蔑視が凄い
こんなに職業倫理意識のないキャラクター出して怒られないの?

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.5

一見するとおバカなサメ映画だが
2024年のパリオリンピックの開会式およびマラソンスイミング競技にセーヌ川を利用することを知っていると非常に風刺のきいた社会派映画であることがわかる。

結末も爽快感が
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関心領域(2023年製作の映画)

2.0

ジョナサン・グレイザー監督のアカデミー賞の受賞スピーチは本当に素晴らしかったし、映画のテーマも大変に意義深く、私達は常に物事に関心を向けるべきだとも思う。
が、それはそれとして一本の映画としてはあまり
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

1.5

見ていて体調が悪くなった
不出来な映画ではなく、むしろ良い出来だと思う。
原作が好きな人にはオススメ

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.9

とても面白くて出来が良い映画。
今年見た映画でも上の方にくるのは間違いない。

ただ、神話のごとき前作と比べるのは酷だろう。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

原作漫画では大葉とマコトが好きなため後章からが本番と思っていたが満足できる出来。
原作の各シーンの取捨選択も原作者がガッツリ関わってることもあって良かった。
映画オリジナルのラストシーンも良かったが原
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

2.0

ウマ娘コンテンツはwebラジオ時代から追いかけてきているが本作はかなり残念な出来。
金はかかっているのだろう、それはわかるが肝心のレース演出が本当にくどい。
本プロジェクトの関係者はTVアニメ1期の頃
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チェッカーズ 1987 GO TOUR at 中野サンプラザ デジタルレストア版(2024年製作の映画)

5.0

チェッカーズの演奏はYouTubeでしか知らない世代かつシングルになっている楽曲しか知らない程度の知識で鑑賞。

めちゃくちゃ良かった。
特に藤井郁弥のパフォーマンスは圧巻。
セットリストも絶妙でアル
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020年代を代表する時代劇になるだろう。
古典落語からのアレンジ具合も良く、ストレートに面白い。
特に良いのが草彅剛と國村隼が囲碁を打つシーン。美しいブロマンスの極みだ。


最高の映画と言いたいの
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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

3.5

菊地凛子の怪演もあってクミコはヤバい人にしか見えない。
ヤバい人であるクミコがどんどん死に向かって突き進むのが怖くもあり少し悲しくもある。
日本描写は超リアルだが図書館の警備員が本の1ページを破るのだ
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家出レスラー(2024年製作の映画)

3.3

ライトなスターダムファンだがなかなか楽しめた。
史実のアレンジ具合に何度か吹き出してしまう部分もありつつも、クライマックスの羅月を演じる朱里選手と岩谷麻優役の平井杏奈の試合はカメラや演出の効果もありか
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.3

基本的には面白いのだが
シーザーの名を継ぐプロキシマスが非常に魅力的だったにも関わらず出番が少ないのが若干不満。
主人公のノアは見た目からして賢いエイプで好き。

ミッシング(2024年製作の映画)

4.1

地獄のような映画、これがフィクションであることが唯一の救いだ。
石原さとみの演技は凄いを超えて凄まじい。