木曳野皐さんの映画レビュー・感想・評価

木曳野皐

木曳野皐

キャロル(2015年製作の映画)

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まだLGBTが“精神疾患”として扱われていたとても悲しい時代。こんな時代から私達は本能で恋に堕ちていたんだな、と思う。
右手に腕時計をするテレーズ・ベリベット、右手に煙草を持つ所作までもが美しいキ
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


①プラピに甘い声で「カモンベイビィ〜…」って言われたい人生だった
②私もプラピと旅がしたい
③リロイ、ピンクの方の歯ブラシ選んだの可愛い
④【フォレスト・ガンプ】これを機に観る



ハイ、私これか
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

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ファーストカットからの街のギラつき、
“如何にも”な車のエンジン音と唸るフルドライブ。【タクシードライバー】を思い出した。エンジン音がもう正解なんスよ…
効果音ひとつ取っても“如何にも”な80年代。
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

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母親の赤いネイルが気に入らない。
如何にも意志が強そうで曲がらなそうで他人からの理解なんかコレっぽっちも求めて無さそうなあの突き放す赤が気に入らない。
と思ったら、いつの間にかヴィオレッタの小さな爪
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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壮大なストーリーが遂に“終わった”。
まさか第1部【バットマン ビギンズ】のあの台詞がこんな所への伏線だったとは知る由もない。
私はてっきり【ダークナイト】の続編的なモノだと思っててまたジョーカーと
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ダークナイト(2008年製作の映画)

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ランボルギーニが“地味”な世界線カッコよすぎ〜。

人々が平和を求める程狂気が蔓延してしまい易いのは、正義感よりも悪を選ぶ方が楽だからなのかな〜とか考えた。
ヒース・レジャーのジョーカーがマジでイカれ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

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白状して良いスか…
アメコミ全く知らなくて、
バットマンのキャラ設定とか知らなくて…
あらすじ読むまでは…
ダークナイト(闇の騎士)じゃなくて、
ダークナイト(暗い夜)だと思ってました…
今考えれば
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インセプション(2010年製作の映画)

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クリストファー・ノーラン監督の映画は【インター・ステラー】しか観た事無かったんですけど、今更ながら視聴しました。

マジで難しい。
【インター・ステラー】では物理学やら宇宙学やらに頭を悩まされ、
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


「全員生還」
と提示されて観ているので(そもそも当時ニュースでやっていたモノなので)序盤~終盤前(ほとんど)はあまりハラハラ感のあるモノでは無く、ただメディアはクソという結果に…
上手く言葉には表せ
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パラダイス・ネクスト(2019年製作の映画)

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『パラダイス・ネクスト』
と言うよりはちゃんと、
『亡命の途』
と言う感じだった。
なんでこっちのタイトルにしなかったのかな〜って少し疑問に思う。

妻夫木聡と豊川悦司を楽しむ為の映画。
妻夫木聡の
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初恋(2006年製作の映画)

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「僕は映画みたいにいつの間にか2、3年進んでいるのが嫌いだ、僕はその2、3年が知りたいのに。だから君は“間”について教えてね。」
と誰かが言ったのを覚えている。
その論点で言えばこの映画は正にソレで
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

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※予告編では語られていますが、あらすじには書いてない内容を含みますので一切のネタバレを避けたい方は読む事を勧めません。


最近、Filmarksの更新が途絶えた人達の事を考えていた。
私の感想が好
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街の上で(2019年製作の映画)

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初めて古くからやっている個人経営の映画館に入った。新潟は田舎なので映画館と言うとイ○ンシネマとかT-J○Yとか雰囲気もクソも無い所ばかりで行く気が削げる。
ビルの上じゃなくてどうしても“街の上で”上
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

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“愛が何か見えているのは、きみの瞳だけ”

という、素敵で考えさせられるキャッチコピーがそのまま映画でした。
哲学的な「幸せって何?」「家族って何?」「愛とは?」が詰まっている作品です。

メイジー
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アクアマン(2018年製作の映画)

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𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟
𓆡𓆜𓇼𓈒𓆉 𓆛 𓆞𓆡 𓇼𓈒𓆉

これはジェイソン・モモアに惚れる為、または惚れ直す為の映画でしょう…カッコイイ…
明らかにお金かけてんなぁ…って思いながら観て、お金かかってたなぁ…って思い
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運び屋(2018年製作の映画)

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デイリリーに魅せられた男がアールなら、
映画に魅せられた男がクリント・イーストウッドなのだろう。

浅野いにおの【零落】という作品では、漫画家の主人公が行き詰まった末、フラっと立ち寄った風俗で出会っ
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

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日本特有の明るくもなく、暗くもない、そんな日常。
本当に“普通の日常”を意識した雰囲気作り。
邦画版特有の良さがちゃんと出ていたと思います。
韓国版をあんなにも褒め讃えた後で申し訳ないのですが、邦画
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

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原作未読、未視聴。

正直、韓国版の方を先に観てしまって後悔した。
何故なら、断然こっちの方が好きだったから。多分、原作に忠実なのは邦画版なんだろうと思います。だけど、こっちの方が好きで好きで堪らな
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下衆の愛(2015年製作の映画)

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嗚呼、“こんなはずじゃなかった人生”。

下衆の愛なんて言うもんだから、てっきりアタシもっと下衆でも愛せるキャラなのかと思ってたらそんな事無かった。
ちゃんと下衆。人間の底辺。どクズ。あんな兄ちゃん
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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戦争映画なのに総じて愛。

"全てを経験せよ、美も恐怖も
生き続けよ 絶望が最後では無い"
全部ジョジョ・ラビットが教えてくれる。

ヨーキーの笑顔大好き。
全部大好き。
大好き。
愛しさ有り余って
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夏の終り(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


「ちょっとでいいの」

確信犯すぎる女、知子。

【夏の終り】と言うのは季節の終わりを指すのでは無く、夏のような焦れったく鬱陶しい、そんな関係性の終わりを示唆しているのかと思う。
劇中、小田原のポス
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

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三十路の色気ダダ漏れ、綾野剛
当て馬的友達、菅田将暉
借金から逃げる、中村倫也
童貞丸出し、峯田和伸

そして観る決心がついた、
オカマちゃん役、松坂桃李

皆、キャラ濃すぎ。多分今じゃもうこんな少
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


渉は大学生時代に大伴先輩に惚れ、与えられる中途半端な優しさに傷つき、それでも7年間片想いしてきた一途な男の子。甘えた顔をする成田凌が寿司より絶品で他の事考えられませんでした。

一方大伴先輩は大切な
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

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「世界が真っ白になる夢を見た。」
桜と菜の花が丁度咲き乱れる頃、貴方は死んだ。
ただ彼女が扇風機の回る部屋で日常を過ごす。
何故それだけのシーンがこんなに心を穏やかにするのか、そのトリックを私は知ら
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

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「全て壊してゼロになれ」
「いいじゃねぇかよ、カラスで」

・芹沢多摩雄のお目当てのシーンを発見(階段からの飛び蹴りじゃなくて踊り場での回し蹴りでした(笑))
・Ⅰ、IIを通しての時生のラルフローレ
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クローズZERO(2007年製作の映画)

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私には当時、カウカウファイナンスの丑嶋も、勇者ヨシヒコのヨシヒコも語れる友達が居たけど、どうしても芹沢多摩雄の良さを語れる友達がおらず悶々としておりました。いや、芹沢しか勝たん…かっけぇ。
当時と言
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告白(2010年製作の映画)

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この作品が衝撃作と言われるわけだ、納得。衝撃作だけど確かにこれを読んで、観て、考えさせられるのも事実なのである。
そう、だから結局「衝撃作」だから私は観たんだ。この世は、良い事をしても、注目を浴びる
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凪待ち(2019年製作の映画)

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俺はどうしようもないろくでなしです。

私もどうしようもないろくでなしです。
全く方向性の違うろくでなしではあるけど、(ギャンブルと酒はしないから)何故か痛い程分かってしまう。
私と一緒にいるとろく
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血と骨(2004年製作の映画)

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無駄な派手さ等が一切無く、正に荒削りの“血と骨”という感じ。
「殴る方も痛いんだよ」みたいなありがちな綺麗事も一切無く。
不幸が蔓延する理由を学んだ。
何故この人が“暴力”を選んだのかは分からないけ
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紙の月(2014年製作の映画)

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お金と愛の均衡は保てない。
これが私の答えでした。
与えれば与えられるほど、他人の好意に寄りかかる人間が出来上がり、求めれば求めるほどそれは自己愛で自己満足的な働きをしてしまう。横領を題材にした話で
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凶悪(2013年製作の映画)

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「善悪どうでもいいよ」

この台詞で「あぁコイツ凶悪だな」って思いました。人を殺すシーンでも無く、この台詞たったひとつ。言わば、私が一番怖いのは凶悪殺人鬼などでは無く、やはり善悪の区切りすら付かない
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永い言い訳(2016年製作の映画)

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独りよがりの「永い言い訳」を聞いた。
独りよがりの端々が、何故か他人事ではなく私達の心に深く浸透していく。
子供を連れてあの店を選んじゃう何も分かっていないところとか、冒頭あんなどエロいセックスしと
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

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“何を以て「死」とするか”
この答えが十人十色になってしまう理由がギュッと詰まった作品。母、父、祖母、祖父、そしてそれらを取り巻く人間達。
何処か他人事、何処が他人事?
当事者達の切ない想いが募っ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

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幼少期からハリーポッターの大ファンだったエズラ・ミラーが今作に抜擢されたってのがどんな魔法より素敵なんだよな〜。
ジョニーデップはやっぱりそういう役なのねwって感じ、流石っす。

続編が出る感じなの
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メランコリック(2018年製作の映画)

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パッケージに蔓延るホラーやスプラッタみは本編にはあまり無い。日常を描いたという割には「映画だから」と自分で自分に説明しなくちゃいけないくらいには違和感が違和感として普通に存在していた。だって銃刀法違
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くちびるに歌を(2015年製作の映画)

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中学時代、知り合ったばかりの友達に誘われて入ったのが合唱部でした。
歌は好きだったけれどハスキーボイスな私です。残念ながら向いていなかった。
しかも顧問のオバケみたいな女の先生に「アンタ高い声出るね
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